駆けつけたけれども、残念ながら......という場合は、お通夜、お葬式の準備に忙殺され、会社に行く時間がなくなります。
夜に不幸が訪れた場合は、連絡をするのがはばかられる時間帯(だいたい深夜11時~早朝7時ぐらい)でない限り、すぐに連絡を上司に入れましょう。連絡を入れられなかった場合は翌朝、上司が出勤する前に自宅に連絡をするのがベター。
上司から総務部へ連絡を入れる場合がほとんどですので、自分から総務へ連絡するように特に指示されなければ、総務部へ自分から連絡する必要はありません。
お通夜、お葬式の日取りが決まったら、これも早急に上司に連絡を入れます。喪主名、会場名、会場住所、日時など必要事項を伝えます。これを受け、弔電や会葬に来ていただくために、社内に訃報が貼られます。
忌引きが認められる日数は、その人が喪主を務める場合か、そうでない場合か、と血縁関係(等親)にもよります。また会社によっても、認められる日数は変わりますが、父母が死亡した場合、多くの会社で7日前後忌引きとして認められています。
祖父母、叔父、叔母の場合、規定としては忌引き1日を認めているところが多いのですが、遠方で移動に時間がかかる場合は、考慮してもらえますので、上司に相談しましょう。
しかし、移動等でもしかしたら翌日以降も休まざるを得ないこともあり得ます。「様子を見てからでないとわかりませんが、数日お休みをいただくかもしれませんのでよろしくお願いいたします」と忘れず伝えましょう。また連絡先もしっかりと残しておくことが大切です。
父母 7日前後(喪主の場合は10日前後)
兄弟姉妹 3日
祖父母、叔父、叔母の場合は1日
社員の家族に不幸があった場合、会社の規定として弔電、弔慰金、花輪・生花の3つを定めているところがほとんどです。会社によって、規定はまちまちですので、規定集を見てみましょう。また、会社とは別に、社員組合から香典・供花代が出される場合もあります。
会社や社員組合からの弔慰金に対して、香典返しをする必要はありません。しかし、総務部などその件でお世話になった覚えがある場合は「その節は大変お世話になりました」とお礼を一言述べておきましょう。また、お通夜やお葬式に来ていただいた方へも、出社したら顔を見せ「お世話になりました」と挨拶しておくのも常識です。
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2023/06/01