「人は見た目が9割」の著者が語る!見た目で好印象をもたれるポイント

2011/09/19

対人マナー


先輩や上司から好かれる新人というのは、どのような人なのでしょうか?

やっぱり聞き上手な子ですね。仕事がわかって少しずつ自信がついてくると、ついつい自分のことを喋りたくなっちゃうと思うんですが、「オレが、オレが」という新人はあまり可愛がられない。喋りたいことはいろいろあるだろうけど、そこを抑えて、相手の話をよく聞くことだと思います。相手が話しやすいアイコンタクト、話しやすい間合い、話しやすいうなずき方。そういうことがわかっている子とは気持ちよく話せるし、気持ちよく話せる子には仕事を頼みたいと思うものなんです。

最低限の「見た目」は手に入れられる、というような究極のマニュアルのようなものはありますか?

そんなものはありません。そもそも、そういうことを聞くこと自体がダメ。僕はあまり、マニュアルというものが好きではないんです。とっかかりとしてマニュアルから入るのはいいと思うけど、結局「見た目」というのは、その人の人生や人格からにじみ出てくるものですから。こうすればいい「見た目」が手に入る、というような手軽な方法なんてないんですよ。試行錯誤を繰り返し、自分の中からスタイルを生み出すことが大事なんじゃないかなと思いますね。僕はよく「一人一流」という言葉を使うんですが、表情やファッションといった当たり前のことを意識しつつ、あとはその人なりの一流を突き詰めてほしいと思います。

自分なりの、良い「見た目」を身につけるには、どのくらいの時間がかかりますか?

社会に出てから30年ぐらいはかかると思います。20代、30代は、本人が思っているほど、「見た目」も仕事もできていない。表情にも仕草にもファッションにも口調にもすべてに輝きが出てきて、仕事がちゃんとできるようになるのは、50代になってからだと思います。とんでもなく長い時間がかかるなぁと思うかもしれませんが、20代のうちは、なにしろ一生懸命やることが大事ですね。美しく振る舞い、テンポよく話し、相手のことを考えたファッションを心がける。こういうことを試行錯誤しつつ30年続けていれば、いつかそれが身について、自然と人格まで美しく変化するものです。内面と「見た目」を磨き続けて、素敵な50代になっていてほしいと思います。

フレッシャーズへのアドバイスをお願いいたします。

社会に出たらできるだけ早いうちに「この人に近づきたい」と思うような、目標となる人物を見つけたほうがいいと思います。そういう人をよく観察して、表情や見た目を真似てみましょう。もちろんお手本となる人を目指して内面を磨くことも忘れずに。高い志や夢を持つとその輝きが「見た目」ににじみ出て、よりパワーが増すんです。生き方と「見た目」は切っても切れないもの。たゆまぬ努力で両者を磨き、多くの人を虜にする魅力的な人物になることを目指してくださいね。

■竹内一郎プロフィール

1956年福岡県久留米市生まれ。 1981年、横浜国立大学教育学部心理科卒業。 2005年、九州大学博士(比較社会文化)。 演出家・劇作家。非言語コミュニケーションをわかりやすく説いた『人は見た目が9割』(新潮新書)が104万4000部のベストセラー。 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社)でサントリー学芸賞、筆名(さいふうめい)で発表した『戯曲・星に願いを』で文化庁・舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也 雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞。


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