できる人の仕事術【vol.2】出会いを大切にする

更新:2016/01/28

スキルアップ

出会いを大切にする

仕事とは人と人とのつながりから生まれるもの。できる人はさまざまなジャンルの人々と積極的に交流を図り、その人脈を仕事上でも最大限に活用しているものです。 ここでは、仕事上の財産ともいえる人脈づくりのための、 即効性の高い簡単なテクニックを紹介します。

アポイントは思いついた時すぐに

アポイントを取る際にもっとも重要な点は、思い立った時点ですぐに電話をかけるということ。その際には「できれば今日か明日には会いたい」と告げ、数日中の約束を取り付けるようにしましょう。
もちろん、先方の都合で思うようにいかない場合も多いですが、うまくアポを取り付けることができれば、より早く仕事が進められることとなります。また、先方にも「自分に会いたいと思っている」という意志がはっきりと伝わり、好印象を与えることができます。
アポイントはダメもとの精神で、即座にそして少しだけ強引に申し出ることが必要です。 また、面談中に次のアポイントを取っておくなどの、フォローを怠らないようにしましょう。

名刺の余白を有効利用

営業職などの場合は、どれだけ多くの人と出会えるかが最大の仕事ともいえます。しかし、1日に何人もの人と名刺交換をしたものの顔と名前が一致しない...ということでは、ビジネスマンとしては失格です。
そこで、出会った人の特徴を忘れないために、面談終了後、名刺の余白や裏面に、面談した日時・場所・目的、誰の紹介なのか、相手の第一印象、相手の関心事など、相手の個人データを書き込んでおくとGOOD。そうすることで「この人はどんな人だったのか」などと戸惑うこともなくなります。
また、この情報をもとに、あらかじめ相手の興味を引きそうな話のネタを用意しておけば、次回以降の面談も充実した内容にできます。

人脈マップで情報収集

仕事ができる人というのは、さまざまな分野に人脈をもっているものです。仕事上で重要となる情報収集には、この人脈こそが力を発揮します。有効な人脈を作るためには、社外の勉強会や異業種交流会などに積極的に参加する行動力が必要です。
ただし、いくら人脈が増えたといっても、それを活用しなければ意味がありません。
そこで、築き上げた人脈は「人脈マップ」を作成し、整理しておくといいでしょう。人脈マップの作り方は、業種別、趣味や関心事別など、自分の活用しやすい分野ごとに分類すること。
また、人脈同士のつながりが分かるように整理しておくと、自分の知りたい情報を手に入れる際に、一番有効な人は誰なのかがはっきりして、活用度も高くなります。

まずは聞き上手になれ

いくら事務能力が高いからといっても、上司や取引相手とコミュニケーションがうまくとれないのでは仕事になりません。人との上手なコミュニケーションを図るためには、まず相手の話をよく聞くことが大事。自分の意見を伝えることももちろん大切ですが、それ以上に、相手にいかに気持ちよく話してもらえるか、いかに聞き上手になれるかといった点に気を遣いたいものです。
スムーズな会話を展開させるためには、相手に自分の話をきちんと聞いてくれていると印象づけるため、話の合間で相づちを打つのが効果的です。ただし、話の腰を折ってしまわないように、タイミングには気をつけること。
また、意識的に相手の名前を呼んでみるのもいいでしょう。人は名前を呼ばれると、自分に好感をもっていると受け取り、心を開いてくれるからです。

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