声優さんってすごい! 声優が交代してもあまり違和感がなかったアニメキャラ8選

人気アニメ『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしや『HUNTER×HUNTER』のレオリオ、ワールドトリガーの林藤匠などをを演じていた藤原啓治さんが、2020年4月12日癌で亡くなられました。野原ひろしは森川智之さんが代役を務めることになりましたが、二人の声質がかなり違うことから、森川さんの野原ヒロシに違和感を覚えた人が多かったようです。
ただ、過去の声優の交代・代役例の中には「あまり違和感がなかった」というケースもあります。そこで今回は、声優が変わってもあまり違和感がなかったと評されているアニメキャラをピックアップしてみました。
声優交代後も違和感がなかったアニメキャラ
声優さんの交代後は何かと話題になりますが、その中でも前情報なく聞くと声優が交代したことに気付かない方も多かったアニメキャラクターをご紹介します。
『進撃の巨人』ハンネス
巨人と人間との戦いを描いたダーク・ファンタジーアニメ。主人公エレンとも縁の深い人物・ハンネスは2013年4月から9月までの第1期を『クレヨンしんちゃん』野原ひろし役でお馴染み・藤原啓治さんが担当し、2017年4月から6月までの第2期を津田健次郎さんが担当。藤原啓治さんのハンネスが素晴らしかったが故にファンから不安視されていましたが、想像以上に違和感なく、すぐに受け入れられました。
『キテレツ大百科』野々花みよ子(通称:みよちゃん)
1988年から1996年にかけて放送された『キテレツ大百科』。本作のヒロインであるみよちゃんは、放送開始から1991年3月まで荘真由美さんが演じていましたが、産休のため同年4月から本多知恵子さんが声を担当しました。二人の声は以前から似ているといわれており、実際声優が交代したことに気付かなかった人も多くいました。
『機動戦士ガンダムUC』ブライト・ノア
『機動戦士ガンダム』シリーズの名物キャラクターであるブライト・ノア。ファーストから『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』までは鈴置洋孝さんが演じていましたが、2006年に死去。2011年リリースのOVA『機動戦士ガンダムUC』episode4にブライトが登場した際は、成田剣さんが声を担当しました。声が鈴置さんに非常に似ており、多くのファンが驚きました。
『名探偵コナン』毛利小五郎
ヒロインである毛利蘭の父「眠りの小五郎」こと毛利小五郎は、1996年のアニメ開始から2009年まで神谷明さんが担当。神谷明さんと制作スタッフが契約交渉時に信頼関係が破綻したこで降板となりました。それ以降『北斗の拳』のケンシロウなどを務める小山力也さんが担当し、小五郎のコミカルな特徴を掴んでいるため違和感がなく、ファンの心を掴みました。
『ストライクウィッチーズ』坂本美緒
魔力を持つ少女が空を飛び、謎の敵と戦う人気作。アニメは2008年に1期、2010年に2期が放送されました。主人公・宮藤芳佳の教官である坂本美緒は、1期では千葉紗子さんが演じていましたが、一時休業のため2期では世戸さおりさんが担当しました。声優交代を知らないで見た人はもちろん、知っていた人でさえも違和感がないほどそっくりでした。