【JTBグループの先輩社員】株式会社JTB首都圏: 秋田谷恒紀さん
プロフィール:秋田谷 恒紀(あきたや こうき)経営経済学部卒業、2014年入社。旅行会社の店頭にて国内旅行、海外旅行などお客様に合わせて旅のコンサルティングをしています。
旅行業をメインに展開しているJTBグループの中で、首都圏エリアの店頭営業を中心に事業を展開しているのが『JTB首都圏』です。1都3県に170店舗を展開する、首都圏エリア最大規模の旅行販売会社ですが、今回はこの『JTB首都圏』において店頭営業を担当している秋田谷恒紀さんに、現在の仕事内容ややりがい、また学生時代の経験について伺いました。
今のお仕事はどんな内容?
JTB首都圏の店舗窓口で、国内・海外の旅行商品の提案・販売を行っています。基本的には、店舗にいらっしゃるお客様のご要望をお伺いし、プランの提案などを経て商品を販売します。他にも、以前お申込みいただいたお客様に向けてのセールスも仕事の一つ。毎年同じ場所にご旅行するお客様の場合は、似たようなプランの提案になることが多いのですが、初めてJTB首都圏をご利用いただくお客様や、行ったことが無い場所へのご旅行をご希望のお客様の場合は、お客様のニーズを引き出し、数多くあるプランの中から私たちがチョイスして提案します。そのため、「どんなプランだと興味を持っていただけるのか、喜んでいただけるのか」をしっかりと考えることが必要です。
私は2014年にJTB首都圏へ入社し、これまで4年間この仕事を担当していますが、先輩たちの仕事を見ていると「自分はまだまだだ」と思うことも多いです。特に、「幅広い知識と経験を元に、お客様に合ったプランを選ぶセンス」や、その前段階の「お客様との信頼作り」については、見習わないといけないことですね。ただ、こうしたスキルは教えられて身に付くものではないので、経験と知識を積みつつ、少しずつ先輩たちに追いつけるよう頑張っています。
JTB首都圏の店舗にいらっしゃるお客様は、「JTBなら大丈夫」という信頼を持って来店する方が多いです。そこで「何もできません」とならないよう、必ずお客様の力になるという強い責任感を持って仕事に取り組んでいます。中には、難しいご要望もありますが、それを乗り越え、お客様の期待を上回るご提案ができたときや、「人生の思い出作り」の手助けができたと感じたときは非常に達成感があります。これは仕事の一番のやりがいでもありますね。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
以前、「大型連休に家族でハワイに行きたい」というお客様を担当したことがあり、詳しくヒアリングすると、そのお客様の兄弟夫婦も含めて20名で行きたいということでした。大型連休に20名まとめてとなると、チケットの確保など非常に難しかったのですが、お客様も「今後こうした機会はないからどうしても行きたい」とおっしゃっていたので、JTBグループ内の仕入・造成会社や現地オペレーターの協力を得て、なんとか実現することができました。それからしばらくして私は別店舗へ異動になったのですが、その異動になった店舗へお客様がわざわざハワイのお土産を持ってご来店し、感謝の言葉をいただきました。
このときの経験は、それまでの仕事の中でトップクラスに難しいものでしたが、喜んでいただいけたことは本当に嬉しかったです。ご旅行の数ヶ月後にご来店いただいたときにも、「あの旅行は本当に楽しかった」とおっしゃっていただけ、今でも頑張ってよかったなと思います。
今の会社を選んだ理由は?
もともと「形には残らないけど人の記憶に残る」といった無形サービスの仕事に就きたいと思っていましたので、就活では旅行業界やブライダル業界を志望しました。20社ほど受けましたが、その中でJTB首都圏を選んだ理由は、「旅行が好きだったから」ですね。やっぱり好きなことに携わりたいと思ったのは大きいです。
JTBグループは複数の会社で構成されており、他のグループ会社を受けるチャンスもあったのですが、JTB首都圏は他の店舗を展開するグループ会社よりも規模が大きいため、「いろんな人に出会えそう」と思い志望しました。多くの人に出会うことで自分自身も大きく成長できるのでは、という考えがありましたね。