★清水健太郎さんからのアドバイス
内定辞退の電話をすることは何とも不安で嫌な気持ちがするものですよね。
しかし多くの就活生が社会人になる一歩手前の段階で必ず通る道でもあります。
社会に出る前の練習だと思って就活の最後をしっかり締めくくりましょう。
なかには「自分の人生なのだから断ればそれでいい」という言い方をする社会人もいるようですが、私はそうは思いません。「誠意」と「配慮」をもって担当者に辞退の連絡をすることが大切だと思います。
選考の段階でその会社にどのように伝えてきたかにもよりますが、「第1志望ではなかった」と伝えるよりも「選考を進めてゆく上で入社を決めた会社に対する気持ちが強くなった」「決めきれない気持ちがあって家族にも相談した結果です」など、その企業に対する配慮ある伝え方、また「本当に申し訳ない」「選考では本当にお世話になってのですが」など、誠意ある伝え方を意識すると良いと思います。
これから社会に出て仕事をするとお客様や取引先を相手に、やむを得ずお断りするという場面に遭遇することも少なくないと思います。今回の内定辞退の連絡はその練習だと思ってください。また、お断りをする会社といつどこでお付き合いをすることになるかわかりませんし、もしかしたら何かの縁で将来入社することになる、などという可能性もゼロではありません。内定辞退の連絡も就活です。最後の大切な活動だと思って気持ちよく締めくくってください。
いつどのような時にでも、相手に対する「誠意」と「配慮」を忘れずに接することを心がければ相手の理解を得られることが多いと思います。
■回答:キャリアカウンセラー 清水 健太郎さん
元百貨店の経験を活かした接客・販売業への就職サポートが得意。また、新卒をベースにした大学キャリアセンターのサポート、中小企業の新卒最小サポートも行なう。
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