就活では、早くから海外勤務ができる企業が目指していたのですが、実際の内定先での海外勤務は30歳前後になることを知り、内定ブルーが続いています。内定先を断るべきか、また入社するならどのようなモチベーションで入社すればいいのか、アドバイスを頂きたいです。
(ぽにーさん/女性/不動産内定)
★瀧本 博史さんからのアドバイス
ぽにーさん、まずは内定おめでとうございます。
会社において仕事を行なうことは今まで自分が培った実力を試す実践の場でもあり、これはアスリートが試合に出ることと似ています。試合に出るためには練習が必要ですよね。
その練習が十分であればあるほど選手の技術とメンタル面は強化され、良い結果が期待できます。
そして、練習にはコーチが必要です。あなたの実力が上がれば上がるほど、その時々に適したコーチがついていきます。もし、あなた自身が向上する努力を怠ればそのコーチと過ごす時間は長くなり、コーチをつけるまでもない仕上がりなら外されることもあります。また、想像よりもはるかに早く良い結果が出たのなら次のコーチと出会う時間が短くなることもあります。会社の上司にはこのようなコーチとしての役割もあるのです。
あなたが車の免許をお持ちならお分かりだと思いますが、シュミレーターで何度も運転の練習をしても、実際に自分が乗って運転するときと感覚は大きく違いますよね。もし、仕事の現場において、あなたがシュミレーターだけの経験で自信をもち、実際の現場との感覚の違いから大事故につながったら......。少し厳しいかもしれませんが、企業の経営に失敗は許されません。これはあなたがいくら優秀であると自信をもっていても、実践では失敗は許されないのです。だからこそ企業は十分な「研修」という練習を施し、それを必要としています。
今回内定をいただいている企業は、あなたにとってとてもラッキーな企業だとも言えます。もし、あなたがその企業での業務経験も浅い状態でいきなりの海外勤務になっていたならどうなっていたでしょう?企業としてもあなたとしても「失敗」のリスクは非常に高まりますよね。実際の海外勤務が30歳前後になるという内定先企業は、あなたにとって十分な教育を施せる時間とお金をお持ちだと感じます。このことは、あなたにはその時間とお金をかける価値があるということでもあり、育てたい、活躍してほしいと期待をしていらっしゃる証拠でもあります。
あなたは海外勤務となる日まで十分に仕事を覚えて、それまで活躍する準備をしっかりと整えるというのはいかがでしょうか。ご自身の職業人生はこれから始まるところです。今までの人生の何倍もの長さである40年近くの職業人生。専門性を高めながら幅広く携わり、少し長い目で見て計画を立ててみるのも悪くないと思いますよ。
■回答:キャリアカウンセラー 瀧本 博史さん
キャリアカウンセラーの国家資格をもち、就職指導や職業訓練校講師、ハローワーク職員、大阪市等公共機関の相談員として20年。心理カウンセラーとして「心の問題」もケアします。高校・大学では「進学・就職・面接」指導と講演、公務員対策を行なっています。 http://profile.ne.jp/pf/office-takimoto/
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