あなたにとって「結婚」とは?現代の結婚は「〇〇実現」のものへ変化している?! #Z世代pickフレッシャーズ

2024/12/03

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。パートナーとの相性って大切ですよね。今日はそんな相性に関するお話です!

結婚生活に悩まれる人は多くいる。エンジェルは独自の相性理論をベースに未婚の人に最適な相手をご案内するサービスだが、相性理論は結婚生活にも活かせる。独自の調査により、結婚生活に活かせる具体的なポイントは以下となる。

1.ラブハック(性的な意味ではなく、感謝の気持ち、葛藤を学ぶ、成長志向を養う)

2.時間を投資する(例:一ヶ月間にわたり、毎週恋愛映画を見てそれについて話合う)

3.期待値を下げる(ひとりの人間にパーフェクトを求めない)

結婚は変化している

イーライ・J・フィンケル教授の『The All-or-Nothing Marriage: The All-or-Nothing Marriage: How the Best Marriages Work』という書籍によると、結婚の意味が変わってきているという。かつては「生活と生存のため」だった結婚が、「自己実現」のための結婚へと変わりつつあり、それに従いやってくる困難の質も変化しているとのこと。

私たちの祖父母の時代は、生きることそのものが大変だった。特に女性は家庭に入るため、離別そのものや離別後が極めて困難だったと想像でき、実際にそうだったといえるという。

一方で、社会進出が進み、経済的に自立した女性が増えた昨今において、生きるためではなく自己実現のために結婚する人が増えるのは(自覚のあるなしを問わず)、ある意味で当然の流れといえるという。

エンジェルでは、結婚の意味についてアンケートを実施した。それぞれ、結婚1~5年、結婚5~10年、結婚10~20年、結婚20年以上の人を対象に、「あなたにとって結婚とは?」というテーマで簡単に応えるアンケートを実施。その結果が以下のようになった。


色のついた部分が、「結婚=なりたい自分・こうありたい自分でいるため」と回答した人の割合。結婚1~5年目で大きく割合が増え、一方20年目以上では「生活・生存・経済面」が多くを占めることが見て取れるのではないだろうか。

ここからも、現代の結婚は自己実現を重んじるというエンジェルの仮説が当たっていることがわかる。男女ともに経済的な自立を果たし、別れを選択する人も増えた昨今、あえて一緒にいる理由として自己実現が挙げられるという。

結婚の変化は中身の変化

このような結婚の意味の変化に何ができるだろうか。ただ「耐える」や「早期に別れを選択する」などの後ろ向きな解決の他に、冒頭の解決策があるとフィンケル教授は書いている。改めて見ていく。

1.ラブハック(性的な意味ではなく、感謝の気持ち、葛藤を学ぶ、成長志向を養う)

2.時間を投資する(例:一ヶ月間にわたり、毎週恋愛映画を見てそれについて話合う)

3.期待値を下げる

1.ラブハックを行う

ラブハックとは性的な意味ではなく、文字通り愛についてのハッキングのこと。愛についての様々な問題を手軽に解決できる。もちろん他のハッキングのように根の生えた問題を解決することはできないが、将来へのつなぎになり得る。

1、感謝の気持ち

2、ふれ合う

3、相手の喜びについて祝福する

4、葛藤を掘り下げる

5、相手を有利にする

6、成長思考に切り替える

すべてをここで紹介はできないが、興味深いのは「5、相手を有利にする」ではないだろうか。問題が起きたとき私たちは相手を責めがち。「なぜ時間通りに起こしてくれなかったのか?」ではなく「相手はとても疲れていたのかもしれない」と相手側が有利となるような寛大な考え方に切り替えるといいという。

ラブハックNo5、「相手を有利にする」の例

「あなたはいつも遅刻してくる」から「とても疲れたいたのかもしれない」へ

「あなたはいつも私のぶんまで食べてしまう」から「お腹が空いていたのかもしれない」へ

「何か後ろめたいことがあるのでは?」から「寛大な人なのかもしれない」へ

これにより安心できるパートナーシップが生まれる。自尊心や自己肯定感情が低い人が多くいる現代だが、相手を有利にするコミュニケーションスタイルを取ることで安心でき、ふたりの関係が安定する。

2.時間を投資する

愛とは時間のことでもあるという。忙しい現代において時間を取って相手と向き合い、長期的な解決に取り組むのがおすすめという。1.ラブハックは即効性のある解決方法だが、最後は長期の関係を目指した抜本的な解決に取り組む必要があるから。

ひとつの方法としておすすめなのが「恋愛映画を毎週一緒に見て、それについて話合う」こと。1ヶ月間、毎週みれば4パターンの映画について愛をテーマに語りあうことができる。何がふたりの関係を遠ざけ、何が近づけ、そしてどのような変化が起こったのか、最初は単純に「面白かった」「悲しかった」などの感想から始めて構わないため、ぜひ話合うといいという。

そのうち「”なぜ”面白かった」のか「”なぜ”悲しかったのか」が見えてくる。映画を通じて愛の姿を客観的に見ることができ、加えて話し合いを通じてお互いの解釈や価値観を掘り下げることにつながるからという。

3.期待値を下げる

とても矛盾したように聞こえるが、人間関係から多くの実りを得る最高の方法は、人間関係に期待を多く持たないことでもある。出産前後のナイーブな時期、仕事があまりにストレスを生んでいる時期、家族が病気をした時・・・。これらの困難な時期において、期待値を限界まで下げることでその後のトラブルのタネを撒かないためにも、人間関係における期待値は下げられるだけ下げておくといいという。

また、ひとりにすべてを求めるのを避けて、自分のニーズを満たしてくれる多種多様な人をまわりに持っておく、というのもひとつの解決方法。やみくもに人間関係を広げることには賛否あるだろう。しかし、研究によると広範囲かつ専門的なネットワークを持つ人はより幸せで離別する可能性も低いとされている、

仕事、運動、レジャーに至るまで様々な解決策を持つ人をまわりに置き、自分の目標達成に向けたニーズが合致しているかを常に検討し、それらすべてをひとりのパートナーに求めないこと・・・が大切。

結婚相手は、愚痴の聞き役でもなければ、愛情深い親、魅力的な伴侶、笑い合う相手、目標達成の仲間、ハイキングの道連れ、シェフ、キャリアコーチなどすべてを満たすことはできない。ひとりの人に求めるのをやめるといい。

パートナーにはただ生活を共にして愛を育む相手としての役割を主に求め、ハイキングの仲間や自分の料理の腕を上げてくれる相手は別で求め、人間関係を専門的かつ豊かにしていくといいという。

まとめ:相性の良い人を最初から選ぶという方法も

これらによって現代の結婚は生存のためのものから「自己実現」へと変化する。自分がなりたい自分になれること。その歩みの伴侶としてパートナーがいること。お互いに尊重し合いながら前に進んでいくために、関係を調整するためのヒントを届けた。

とはいえ、相性の問題は確実にある。結婚生活に入ってから相性が悪いと発覚したら最悪の事態に陥る。離婚が当たり前になり、相性が合わないならさっさと別れた方が時間も無駄にならないと考えるコスパを重視した気持ちもわかる。

しかしラブハック他を試してみてからでも遅くはない。それに、最初から相性の良い相手を選ぶことの重要性もしっかりと押さえておくといい。エンジェルの独自の相性理論によると、生来の凸凹が合う人が絶対にいる。エンジェルはこれからも不幸な結婚を減らし、“最初から相性の良い方”との幸せな人生を歩むために、エンジェル(https://www.angelclub.jp/)は尽力していく。

【調査概要】

・調査期間 2024年10月
・調査機関 恋愛・結婚情報サービス エンジェルによる調査
・調査対象 既婚男女
・有効回答数 200名
・調査方法 インターネット上での調査

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編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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