こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。環境が変わり、GWも終わり…なんだか気分が憂鬱…なんて方もいるかもしれません。うつ病のきっかけを知ることで、自分を大切にする方法を考えてみませんか?
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障害や福祉サービスに関する情報サイト「マナポッケ」を運営する株式会社manabyは、うつ病経験者を対象に「うつ病のきっかけ」に関するアンケート調査を実施した。
株式会社manabyは、就労移⾏⽀援をはじめとした障害福祉事業を展開している。
⽀援で必要な配慮や⾒えない障害への理解を深めるヒントとすることを⽬的に、今回経験者を対象にうつ病のきっかけに関する調査を行った。
1 「人間関係」「仕事」「家族」をきっかけにうつ病になっている
2 「一人で抱え込む」「自分を追い込む」等、なんとか自分で解決をしようとしていたコメントが多かった
3 周囲に相談できる環境を意識的に作ることや簡単に助けを求めることができる場所を作る必要がある
■うつのきっかけ(原因)は何ですか?
1位:人間関係 95票(46.1%)
2位:仕事 45票(21.8%)
3位:家族 16票(7.8%)
4位:環境の変化 11票(5.3%)
5位:恋愛 9票(4.4%)
6位:出産・子育て 8票(3.9%)
7位:分からない 4票(1.9%)
その他 14票(6.8%)
※小数点第2位以下は四捨五入
1位は「人間関係(職場・友人など)」だった。
⼈間関係がきっかけとなり、うつになったと回答した人が多いことがわかる。
そして2位「仕事」、3位「家族」、4位「環境の変化」、5位「恋愛」と続く。
・新卒入社の会社はブラックとまではいかなくても、高圧的な特定上司によるパワハラが横行していた。度重なる叱責に過大なストレスを感じ、人生で初めてうつ病を患った。
・学生時代いじめをきっかけに登校拒否そして、長年の引きこもりによってうつ病を発症しました。
・7年ほど前、仕事が大変になり心身の疲れが一杯になっていた所に実家の両親から地元に帰ることを迫られたり、余りにも多すぎる仕送りをされるなど過干渉が強くなったことでうつ病を発症しました。
上司や同僚との関係・上司のパワハラで体調を崩してしまった人が多数。
また、「学生時代のいじめによって不登校になり、うつになった」、「両親の異常な干渉によってうつになった」というケースもあった。
「他人の顔色ばかりをうかがっていた」「自分を追い込んでしまった」などと、自分を抑え込み、何とか耐えようとしていた人が多い印象という。
・時間外労働が月100時間超の月(最高200時間)が5か月続き、体調不良のため受診したらうつ病と診断されました。
・教員として働いていた頃、朝7時出勤、帰宅は9時前後、そして保護者対応に学校行事の準備を完全にキャパオーバーしてしまい、家族や友達に会うのも億劫になってしまいました。
・責任者になってから膨大な業務量をこなさず日々残業で疲れ果ててしまった事です。
「過剰な業務量をこなさなければならなかった」とコメントしている人がとても多くいた。
勤務時間内に対応できる仕事量ではないため、残業が増えていき、心身ともに体調を崩してしまったのではないかと同社は考える。
また「お客さんへのクレーム対応」で会社とお客さんとの間で板挟みに合い、解決しようとして考えすぎてしまったなど、一人で抱え込んでしまい、うつになったというケースもあった。
・私の家は機能不全家庭という特異な環境だったため、子どもの頃からストレスを常に感じながら生活してきました。父親がアルコール依存症だったのですが、家の中はいつもピリピリしていて両親は常にケンカをしているという家庭環境でした。しかし私が高校生になった頃、徐々に自分自身も精神的に不安定になることが増え、その後うつ病と診断されました。家族が原因でうつ病になり、今現在も通院をしています。
・中学生の頃に集団無視されるなどのイジメを受けてから人を遠ざけるようになり、その時もうつの症状が出て約半年くらい不登校の日々が続いていましたが、その後進学して働きに出ることができた時、一番信頼していた理解者の母親が癌で亡くなってしまったことで心が壊れてしまい、酷いうつ状態になって精神科にお世話になっていました。
・元夫のモラハラです。子供が生まれてすぐに態度が変わり、子供の病気や家計、自営の金銭管理など全てを丸投げにした上に、上手くいかない事は全て私のせいにされ責められ続けた結果、うつ病になりました。
特に「父親からの暴力」「両親のけんか」や「家族から将来の期待」など幼い頃からの家庭環境によって、うつになったとコメントしている人が多数。
それが当たり前の環境であったからこそ、逃げられない・逃げてはいけないと思い、うつになるまで深刻化してしまったのかもしれないという。
今回の調査で「自分を追い込んでしまった」「1人で抱え込んだ」という人が多いことから、相談できる環境を意識的に作ることや簡単に助けを求めることができる場所を作る必要性を認識することができた。
もし友人や知り合いに相談しにくい場合は、心療内科・精神科の先生やカウンセラーの方に相談してみるのも一つの方法だという。
▼元記事
うつ病経験者206名に聞きました。うつ病のきっかけは「○○関係」が第1位
▼調査概要
調査対象:うつ病・うつ病の経験がある方
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年11月02日~2023年11月16日
調査人数:206人(男性95名 女性111名)
年代:10代(1名)・20代(40名)・30代(76名)・40代(59名)・50代(26名)・60代以上(4名)
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編集/杏奈(学窓ラボメンバー)
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