商品の販売、製品の製造、サービスの提供には、コスト(費用)がかかります。これらのコスト(費用)は、「変動費」と「固定費」という勘定科目に分類されますが、今回は、その「変動費」について解説していきます。
【監修協力:資格の大原(社会人講座)】
変動費は、生産高や売上高に比例して発生する費用のことです。生産量や販売量の増減に影響を受けて変動するので変動費と呼ばれています。また、企業活動によって発生するコストであることから、活動原価(アクティビティコスト)とも呼ばれることがあります。
そして、変動費に対して、生産高や売上高の増減に関わらず、一定の金額が発生する費用を固定費と呼んでいます。
生産高や売上高に比例して発生する費用としては、原材料費、仕入原価、包装費、燃料費、荷造運賃、販売手数料などの勘定科目が挙げられます。
しかし、コスト(費用)のなかには、変動費と固定費のどちらにも属するなど、判断に悩む勘定科目も出てくるのですが、変動費と固定費を分類する絶対的な基準がありません。業種によって分類の仕方が異なる場合もあり、変動費か固定費か不明な場合には、企業ごとの判断に委ねられます。
判断に迷った際には、中小企業庁による下記の費用分解基準を参考にしてみると良いでしょう。
直接材料費、買入部品費、外注費、間接材料費、その他直接経費、重油等燃料費、期首製品棚卸高+当期製品製造原価―期末製品棚卸高
売上原価、支払運賃、支払荷造費、支払保管料、車両燃料費(卸売業の場合のみ50%)、保険料(卸売業の場合のみ50%)
注:小売業の車両燃料費、車両修理費、保険料は全て固定費
材料費、労務費、外注費、仮設経費、動力・用水・光熱費(完成工事原価のみ)運搬費、機械等経費、設計費、兼業原価
変動費の基本的な定義としては、「売上の増減によって変動する費用」となります。変動費と固定費の分類に絶対的な基準がないため、業種や企業の捉え方によっては同じ勘定科目でも分類の仕方が異なることもあることを覚えておきましょう。
(学生の窓口編集部)
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