今さら聞けない「感慨(かんがい)深い」の意味とは? 使い方や類語も解説

2018/12/10

付き合い・人間関係

会話の中で「感慨(かんがい)深いですね」というフレーズを聞くことがあります。なんとなくニュアンスはわかっても、正確な意味を知らないという人も多いのではないでしょうか? 今回は「感慨深い」の意味から使い方、類語までをわかりやすく解説します。

感慨深い

「感慨深い」の意味は? 類語はあるの?

『広辞苑』によると、「感慨深い」は次のように説明されています。

「感慨を深く感ずる。深く身にしみて感ずる」(『広辞苑 第七版』より引用)

では、「感慨」とは何なのか? 同じく『広辞苑 第七版』を調べると、「物事に感じて心を動かすこと。身にしみて感ずること」とあります。

「感動」は、心が動かされることを言いますが、「感慨」は「感動」と比べしみじみと感じ入るというニュアンスがあります。

どんな風に使うの? 「感慨深い」の使い方

では、「感慨深い」はどんなときに使うのか、例文をあげてご紹介します。

・あんなに小さかったあの子が結婚するなんて、感慨深い
・自分が新人教育をするようになるなんて、感慨深い

1つ目の例文の場合は、ただ単に知り合いが結婚するという感動だけでなく、小さな頃から知っている子が、結婚するような年齢になるほど年月が経ったこと、成長したことを、深く身に染みて感じるというニュアンスが含まれます。

2つ目の例文も、新人教育をするという事実そのものよりも、新人にものを教えられるほどに、自分が成長したことに思いを馳せていますね。

このように「感慨深い」は、過去からある時点までの成長や状況の変化、そうなるまでの努力や苦労といった要素が重なって、しみじみと心が動かされるときに使われます。

「考え深い」とはどう違う?

「感慨深い」の類語に、「深く考えをめぐらすさま」「思慮深い」という意味を持つ、「考え深い」という言葉あります。これは「何かについてじっくりと考える様子」「考え方が慎重である」という意味で、下記のように使います。

・彼は今朝からずっと考え深い顔をしている
・あの人は昔から考え深い人だ

「感慨深い」と似ているので、混同している人も多いようですが、意味は全く異なるので、使う際は気をつけましょう。

まとめ

「感慨深い」は、「感慨を深く感ずる」「深く身にしみて感ずる」という意味で、ある時点にいたるまでの大きな心象の変化、あるいは苦労や努力といったことを、その人が深く身にしみて特別な感情を抱く場合に使います。「感動」や「考え深い」と混同しがちですが、意味が異なるので使い方には気をつけましょう。

(文・イマーゴ)

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