「周知する」の意味や使い方 例文をまじえてご紹介!

2018/11/19

ビジネス用語

社会人になると「報告、連絡、相談」の「ほう・れん・そう」が大事だと言われますよね。ビジネスシーンでは、関係者全員が同じ情報を共有することが大事で、その重要性を表すのに「周知」という言葉がよく使われています。今回は「周知」の意味・使い方についてご紹介します。

周知する

「周知」の意味

「周知」は『広辞苑』の説明では以下のようになります。

しゅう-ち【周知】
あまねく知ること。知れわたっていること。「万人――の事実」「――徹底せよ」
(『広辞苑 第六版』P.1326より引用)

「あまねく」は、「全てにわたって」「広く」という意味ですので、「周知」は「広く知れ渡る」「多くの人が知っていること」といった意味になります、『広辞苑』にも掲載されている例の「万人周知の事実」という言い回しは、「誰もが知っている事実」という意味で、これは新聞記事などでも見かける表現でしょう。

「周知」の使い方・例文

ビジネスシーンで「周知」という言葉は、「情報の共有を促す」「連絡を密にすべき」という場面で使用されることが多いようです。

・新しいマニュアルの使用を、従業員に周知させてください。

・周知のとおり、経営メンバーが刷新されました。

・手洗いや手指消毒剤の利用を周知する。

・新しい社則の周知がなされていません。

・政権内部に不協和音があるのは周知の事実。

・ゆっくりでも確実に周知する方がよい。

上記例中の、「周知させる」「周知を図る」=「みんなが知るようにする」という表現が、一般的にはよく使われています。また、会社に新しいシステムやルールが導入されたときや、プロジェクトを進めるための重要な情報があるときなど、「みんなが知っていなければならない」ことを「周知」という言葉で表現することもあります。

一部では、「周知する」は誤用とする説もあり、「周知させる」の方が一般的ともいわれていますが、新聞などではまだまだ「周知する」という表現も使われているようです。

「周知」と似た言葉との使い分け

「周知」の同意語、類語には、口語であれば「みんなが知っている」「公(おおやけ)に知られている」という意味の「公知」。文章であれば「告知」「案内」という言葉でも言い換えることができます。

・事前の案内どおり、経営メンバーが刷新されました。

・新しい社則の告知がなされていません。

ほかにも「周知」を下のように言い換えることもできます。

・みなさんもご存じのとおり、経営メンバーが刷新されました。

「みなさんもご存じのとおり」を使うと、周知の意味はそのままに少し柔らかい感じにできますね。

まとめ

「周知徹底」「周知を図る」「周知させてください」など、ビジネスシーンでは情報の共有・拡散などについて述べるときに「周知」という言葉が使われます。「情報の周知徹底」ができると、プロジェクトの進行や会社の運営も、よりスムースに行うことができるでしょう。ビジネスにおいて「周知」は、情報共有の大切さを表現する言葉としてだけでなく、重要な伝達事項について漏れがないようにするうえでも大事な言葉なので、みなさんもこの機会に覚えてみて下さいね。

(柏ケミカル@dcp)

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