ドラスティックの意味とは? 使い方も解説

2019/01/25

ビジネス用語

政治やビジネスの世界でよく使われる「ドラスティック(drastic)」という言葉があります。日常生活での使用頻度は低いので、正しい意味を知らない人もいるかもしれませんね。今回は、「ドラスティック」の意味や使い方についてご紹介します。

ドラスティックの意味とは? 使い方も解説

ドラスティックとは?

「ドラスティック(drastic)」は「思い切った」「徹底的な」「抜本的な」「激烈な」「猛烈な」といった意味の英語です。例えば、

・「わが社にはドラスティックな改革が必要だ」

と言った場合、この会社では経営状況を改善するために「抜本的な改革」が必要だという意味になります。表面上の変化、小手先だけの改革ではなく、「これまでの経営方針を根本から覆すような大きな改革になる」という場合に使われます。

主に前向きな変化に使われることが多く、後ろ向きな意味で使われることはまずありません。とはいえ、「ドラスティック」という表現を使うのはよほどの場合ですから、使いどころを間違えると「大げさだ」と受け取られてしまうので注意を。

「ドラスティック」はどう使えばいいの?

では、「ドラスティック」という言葉は、どのようなシチュエーションで、どのように使うのが正しいのか?具体的な例文をあげて解説します。

1.「今後、ドラスティックな経営改革を行います」
もしも会社で上司からこのようなことを言われたら、今までにないような劇的な経営改革が行われると考えられます。あえて「ドラスティック」という言葉を使うからには、小手先だけの改革ではないことを強調しているからです。

今までのビジネスを捨てて全く別の業界に参入する……なんていうこともあるかもしれません。

2.「次の試合では、レギュラーでもドラスティックに入れ替えていく」
スポーツのチーム編成について述べている例です。単なる選手交代ではなく、レギュラーか控えかに関係なく、メンバーを入れ替えるという意味です。レギュラーは不調であれば試合から下ろされることもあり得ます。反対に控え選手には試合に出られるチャンスがあるということ。状況によってはメンバーを全て入れ替える可能性もあるでしょう。

それくらい劇的な選手の入れ替えを意味しています。

3.「週末のシステムアップデートでは、ドラスティックな仕様変更があります」
もしも社内のシステム担当者からこのように言われたら、社内で使用しているシステムについて根本的な仕様変更があるということです。

変更後は、見た目もインターフェースも、全く別物になっている可能性もあります。

「ドラスティック」の類語と反対語

「ドラスティック」の類語に「ラディカル(radical)」という言葉があります。「過激」「極端」「急進的」「根源的」という意味ですが、一般的には「ラディカル」は、変化の大きさと同時にスピードも表します。「ドラスティック」に比べて、「急進的」という意味が強くなります。

・インターネットの普及は社会にラディカルな変革をもたらす

などという風に使います。

また「ドラスティック」の反対語としてよくあげられるのが、「保守的」を意味する「コンサバティブ(コンサバ)」、「穏やか」を意味する「マイルド」。

・リスクがあるなら無理はしないほうがいい、コンサバでいこう。
・過激な発言はやめて、マイルドに話を進めよう。

などという使い方をします。

まとめ

「ドラスティック」という言葉は、「思い切った」「徹底的な」「根本的な」という意味があります。ただし、「それまでの常識や価値観が根底から覆るほどの変化」が起きるときに使う言葉なので、多用は禁物。本当に大きな変化を起こしたい、ここぞという時に使うようにすることが大切です。

(文・藤野晶@dcp/編・イマーゴ)

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