「ドラスティック(drastic)」ってどういう意味?ビジネスでの使用例も解説

2021/09/13

ビジネス用語

ビジネスや政治の世界で耳にすることがある「ドラスティック(drastic)」という言葉。日常生活で使われることは余りないので、正しく理解している人は多くないかもしれません。ここでは、「ドラスティック(drastic)」の意味とどのように使う言葉か、例文を交えながら解説します。

「ドラスティック(drastic)」の意味

「ドラスティック(drastic)」とは、「(行動・手段・措置などが)思い切った」、「(変化などが)過激な、極端な」、「(薬の効果が)劇的な」といった意味を持つ英語です。例えば、

「今、我が社にはドラスティックな改革が必要だ」

と言った場合、この会社では経営状況を改善するために「抜本的な改革」が必要だという意味になります。表面上の変化、小手先だけの改革ではなく、「これまでの経営方針を根本から覆すような大きな改革になる」という場合に使われます。

主に前向きな変化に使われることが多く、後ろ向きな意味で使われることはまずありません。とはいえ、「ドラスティック」という表現を使うのはよほどの場合ですから、使いどころを間違えると「大げさだ」と受け取られてしまうので注意が必要です。

「ドラスティック」はどう使えばいいの?

では、「ドラスティック」という言葉は、どのようなシチュエーションで、どのように使うのが正しいのか? 具体的な例文をあげて解説します。

1.「今後、ドラスティックなデジタル改革を行っていきます」

もしも会社で上司からこのようなことを言われたら、今までにないような劇的な経営改革が行われると考えられます。あえて「ドラスティック」という言葉を使うからには、小手先だけの改革ではないことを強調しているからです。今までのビジネスを捨てて全く別の業界に参入するーーなんていうこともあるかもしれません。

2.「次の試合では、レギュラーでもドラスティックに入れ替えていく」

スポーツのチーム編成について述べている例です。単なる選手交代ではなく、レギュラーか控えかに関係なく、メンバーを入れ替えるという意味です。レギュラーは不調であればスターティングメンバーから外されることもあり得ます。反対に控え選手には試合に出られるチャンスがあるということ。状況によってはメンバーを全て入れ替える可能性もあるでしょう。それくらい劇的な選手の入れ替えを意味しています。

3.「週末のシステムアップデートでは、ドラスティックな仕様変更があります」

もしも社内のシステム担当者からこのように言われたら、社内で使用しているシステムについて根本的な仕様変更があるということです。変更後は、インターフェースも使用感も、全く別物になっている可能性もあります。

「ドラスティック」の類義語と対義語

「ドラスティック」の類義語に「ラディカル(radical)」という言葉があります。「根本的な」「徹底的」の他に、「過激な」「急進的な」という意味を持つ言葉で、一般的に「ラディカル」は変化の大きさと同時にスピードも表します。「ドラスティック」に比べて、「急進的」という意味が強くなります。

「インターネットの普及は社会にラディカルな変革をもたらす」

などのように使います。

また、「ドラスティック」の対義語としてよくあげられるのが、「保守的」を意味する「コンサバティブ(conservative)」、「穏やか」を意味する「マイルド(mild)」。

「リスクがあるなら無理はしないほうがいい、コンサバにいこう」
「過激な発言はやめて、マイルドに話を進めよう」

などのような使い方をします。

まとめ|多用は禁物。本当に大きな変化を起こしたい、ここぞという時に

「ドラスティック」という言葉は、「思い切った」「極端な」という意味があります。ただし、「それまでの常識や価値観が根底から覆るほどの変化」が起きるときに使う言葉なので、多用は禁物。本当に大きな変化を起こしたい、ここぞという時に使うようにすることを覚えておきましょう。

マイナビ学生の窓口編集部

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