マネジャー(マネージャー)の正しい意味は? 使い方について解説!

2018/08/27

ビジネス用語

マネジャーといえば、部活動のマネージャーや芸能人のマネージャーを思い浮かべるかもしれません。しかし近年は日本の企業でも従来の役職をマネジャーと呼ぶことが多くなってきました。今回はマネジャーの正しい意味と使い方について解説していきます。

マネジャーの正しい意味は?

マネジャーの正しい意味

マネジャーは英語の「manager」が語源です。マネジメントを行う役職をマネジャー(Manager)といいます。管理者や支配人を指す肩書としてマネジャーが使われることが多いようです。マネージャー、マネジャー、Mgr、MGなどと表記されます。外資系企業の役職名によく使われている肩書ですが、近年は日本の一般企業にも広まってきました。

ただし、マネジャーという役職名に明確な定義はありません。本来のマネジャー(Manager)は課長や係長クラスの役職にあてはまりますが、マネジャーとしての階級範囲や業務内容は企業にゆだねられています。

マネジャーの正しい使い方

マネジャーは英語の「manager」の発音を日本語にしたものです。マネジャー、マネージャーなどさまざまな発音がありますが、近年日本企業に広がっている役職名はマネジャーが主流になっています。

マネジャーの本来の意味は、企業や組織内でマネージメントを行う役割(役職)ということになります。ただし、日本の企業では業務を管理統括する役割(役職)を指すことが多いようです。

支配人のことを○○マネジャーと呼ぶケースや、これまでの課長や係長の「役職」をマネジャーに変更するケースが増えています。

近年は、エリアマネジャー、グループマネジャーといった使われ方もします。ホテルではフロント担当のチーフがフロントマネジャーという肩書で呼ばれるケースや、支配人をマネジャー、副支配人をサブマネジャーと呼ぶケースもあるようです。

マネジャーの役割

マネジャーには統括や管理の役割を担うものと、指導や育成を担当する役割、組織の意思決定を担う役割があります。それぞれの役割によってジェネラルマネジャー、プロジェクトマネジャー、エリアマネジャーなど呼び方が変化します。

マネジャーの能力

タレントのマネージメントを担当するマネージャーの場合は、その手腕がタレントの芸能活動に大きく影響します。ビジネスのシーンでも、エリアマネジャーやグループマネジャー、プロジェクトマネジャーの手腕ひとつで業績が大きく変化します。芸能界のマネージャーも一般企業のマネジャーも、芸能人やメンバーたちが活躍できるようにマネージメントするという部分では共通しています。

マネジャーの心得

マネジャーは組織や企業をマネージメントする重要な役割を持っています。メンバーの個性や能力を把握すること、ミスやトラブルを想定した危機管理能力などが求められます。

自身の健康管理と成長、チームの力を発揮させる環境づくりがマネジャーとしての大切な心得です。

まとめ

今回は、マネジャーの正しい意味や使い方について解説してきました。日本の企業にとってマネジャーという役職はまだ目新しく定着するには少し時間がかかりそうです。呼び方もマネジャーやマネージャーがあり統一されていません。企業では今後マネジャーという呼び方が主流になると予想されています。


執筆:ヤマダ ユキマル
国公立の美術大学を卒業後、広告代理店やデザイン事務所のクリエイターを務める。現在はライターとして活動中。ビジネス関連や健康分野、デザイン関係、茶道、アウトドア、DIYなど幅広い分野のオウンドメディアに連載中。

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