普遍的(ふへんてき)の正しい意味と使い方は?

2018/08/16

ビジネス用語

「普遍的」の正しい意味と使い方について解説していきます。みなさんはどういうシーンで「普遍的」という言葉を使いますか。その使い方は正しいでしょうか。「普遍的」の意味や使い方だけでなく語源などもご紹介します。

普遍的の正しい意味

普遍的(ふへんてき)の正しい意味と使い方は?

「普遍的」の普遍とは、「広く行きわたること」「すべてのものに共通していること」という意味があります。○○的の的は、安定的や楽観的など、○○の傾向があるという意味の接尾辞です。2つをあわせると「広くすべてのものに共通した傾向がある」となります。

「普遍的」の「普」も「遍」も「広く行きわたる」という意味を持っています。「普」は普及や普通、普段どおりといった言葉があるように、「あまねく、一面にゆきわたる」という意味を持つ漢字です。「遍」は「あまねし、もれなくゆきわたる」という意味を持つ漢字で、「普」が100%でないのに対して「遍」は「100%、すべてにゆきわたるさま」を表しています。

「普」と「遍」をあわせた「普遍的」は、「きわめて多くのものごとにあてはまるさま」「すべてのものにゆきわたるさま」という意味になります。

例えば、「普遍的な価値がある」という表現の場合は、「あらゆるものに共通した価値がある」という意味になります。「世界遺産は人類にとって普遍的な価値を持っています」のように使われます。「世界遺産は人類全員に共通した価値があります」という意味です。

「普遍的」の語源は?

「普」という漢字は「太陽の上に人が2人立っている」中国の象形文字が由来です。「太陽の恩恵がひろく(あまねく)ゆきわたるさま」を表しています。

「遍」も古代中国で生まれた象形文字です。「戸の前に編んだひもでつるした札が掲げられているさま」を表現しています。「札」のように平たいことから「ひらたくゆきわたる」という意味になりました。

「普遍的」の使い方、例文

・生きているものがいずれ死んでいくのは「普遍的」な事実である。

・ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て「万有引力」という人類にとって「普遍的」な法則を発見した。

・世界遺産は人類にとって「普遍的」な価値を持っています。

・茶道は私たちの「普遍的」な食事を基礎にしています。

・芸術に関する感受性は必ずしも各人にとって「普遍的」ではない。

・食欲は人類に共通した「普遍的」欲求である。

・君の意見にはオリジナリティーはあるが「普遍的」ではない。

まとめ

「普遍的」の意味と使い方について解説してきました。「普遍的」の「普」は「太陽の恩恵がひろく(あまねく)ゆきわたるさま」を表した古代中国の象形文字が由来です。語源を知ることで「普遍的」の意味をより深く理解することができるのではないでしょうか。

・執筆:ヤマダ ユキマル
国公立の美術大学を卒業後、広告代理店やデザイン事務所のクリエイターを務める。現在はライターとして活動中。ビジネス関連や健康分野、デザイン関係、茶道、アウトドア、DIYなど幅広い分野のオウンドメディアに連載中。

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