「可処分時間」とは「自分の判断で自由に使うことのできる時間」のことを指します。例えば、社会人の場合、仕事から帰ってきてから寝るまでの時間がこれにあたります。この時間はご飯を食べたり、テレビを見たり、お風呂に入ったり自由に過ごすことができますよね。他にも、朝起きてから身支度を始めるまでの自由な時間も可処分時間に当たります。
経済学では、所得から社会保険などを引いた自由に使えるお金(手取り)のことを「可処分所得」といいます。その「所得」を「時間」に変えたものが、可処分時間です。
「可処分時間」はさまざまな業界で使われる言葉ですが、特に使われる傾向にあるのがメディア業界やゲーム業界です。
メディア業界やゲーム業界では、「消費者の可処分時間の中で自社コンテンツに触れてもらう時間を増やすこと」が重要なポイントです。例えばモバイルゲームを開発・運営するようなIT企業では、可処分時間にどれだけ自社のゲームで遊んでもらえるかが大事ですよね。
上記のような業界では、社内で可処分時間について取り上げられることもありますし、資料の中に可処分時間について記載されていることもあります。そうした分野の仕事を希望するのなら、覚えておくといいでしょう。
社会人の「可処分時間」は年々短くなっているといわれていますが、その時間を有効に使えるのが「デキる社会人」といえます。言葉の意味を覚えるだけでなく、自分の可処分時間をどれだけ有効に使えるか、またどのように使うかを考えることも大事です。
「可処分時間」についてご紹介しました。消費者を相手にする「B to C」の業界ではよく使われる言葉ですから、現場で言葉の意味がわからなくて慌てることのないよう、今のうちに意味を理解しておくといいですね。
(中田ボンベ@dcp)
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