プライオリティの意味とは? ビジネスシーンでの使い方と例文【スグ使えるビジネス用語集】

2022/09/26

ビジネス用語


プライオリティとは英語の“priority”からきており、ビジネスシーンで「優先順位」や「優先権」という意味で使われています。実はビジネスだけでなく、日常シーンでもあちこちで使われているため、聞いたことがある方は多いかもしれません。

今回はそんな「プライオリティ」の使い方や例文、そしてビジネスでプライオリティを意識する必要性についても解説。「プライオリティ・シーティング」や「プライオリティパス」など、ビジネス以外での使用例もご紹介していきます。

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プライオリティの意味とは?

【プライオリティ】
英語:priority
意味:優先順位、優先権、先取権

プライオリティの元となる英語の“priority”には、「優先するもの」「優先権」「(順序や時間が)前であること」という意味があります。ここから、ビジネスシーンにおける「プライオリティ」は、「優先順位」「優先権」といった意味で用いられるようになっています。

ここでいう「優先順位」とは、単なる「何からやるかの順番」という意味ではありません。

これから取り組む業務の中で「重要性が高いからこそ、先にやるべき」というニュアンスが含まれています。例えば朝一番のルーティン業務(掃除や書類チェックなど)について「まず最初にやることだからプライオリティが高い」というのは違和感があります(もちろんルーティン業務も大切ではありますが)。

また、「重要性」だけでなく「緊急性」もプライオリティに大きく関わってきます。重要かつ緊急性のあるタスクはプライオリティが非常に高くなります。その次に、重要性は低いが緊急のタスクに取りかかるといった、優先順位をあらわすのがプライオリティです。

プライオリティの使い方

プライオリティの代表的な使い方をご紹介します。

プライオリティが高い・低い

最も多く耳にする使い方として「プライオリティが高い、低い」があります。

●プライオリティが高い仕事
⇒優先順位の高い仕事になるため、優先的に早く片付ける仕事

●プライオリティが低い仕事
⇒今すぐには手をつけなくてもいい、後回しにしてもいい仕事


このような意味で使われます。
また「プライオリティ高め、低め」として表現されることも多いです。

プライオリティの高い業務と言われれば、即座に対応し、注意も万全で臨む必要があります。ただ注意しなければならないのは、プライオリティが高いからといって必ずしも本質的に重要度の高いものとは限らないことを認識しておきましょう。

プライオリティがある

「プライオリティがある」とは「優先権がある」「優先順位がある」の両方で使われます。

たとえば複数社との交渉シーンなどでは「当社はプライオリティ(優先権)がある」などと表現します。また「人それぞれプライオリティ(優先順位)がある」といった言い回しもします。

プライオリティを置く

「プライオリティを置く」とは主に「(ここに)高い優先性を置く」→「優先順位を高く考える」というニュアンスで用いられます。「商品の安さと機能、どちらにプライオリティを置くか」といった使い方があります。

プライオリティを獲得する

「プライオリティを獲得する」とは「優先権を獲得する」という意味です。「ついに交渉のプライオリティを獲得したぞ」といった形で用います。

トッププライオリティ

「トッププライオリティ」とは「最優先」であることを意味します。使い方は「このクレームはトッププライオリティで対応する」など。同じような意味をあらわす言葉に「ファーストプライオリティ」もあります。

プライオリティの例文

上記の使い方をふまえ、実際のビジネスシーンを想定した例文をいくつかご紹介します。

・プライオリティの高い順に業務をこなす。
・この案件はプライオリティ高めで対応してください。
・プライオリティが低い仕事でもそろそろやらなければ。
・毎月の業務はプライオリティを考えて進めなければならない。

「これはプライオリティ低めでいいよ」のような言い方をされたら、「ほかに優先すべきことがあるのではないか?」と優先順位を見直してみてもいいかもしれませんね。

プライオリティを「置く」「獲得する」というフレーズの例文です。

・どこにプライオリティを置くかをしっかり考えて仕事しよう。
・やっと交渉のプライオリティを獲得することができた。

ビジネスでは常にプライオリティを意識しよう

ビジネスでは常にプライオリティを意識しよう

ビジネスシーンにおいては、常にプライオリティ(優先順位)を意識することが大切。新入社員研修でも「優先順位を考えて行動するように」と指導されるはずです。

通常、どんな仕事でも当初の予定どおりに事が運ぶことはなかなかありません。急なタスクが入ったり、トラブルに見舞われたり、上司に呼ばれたりといった事が多々あります。そんな時に役立つのが、プライオリティの考え方です。

「これは優先的に取り組む」「こちらは70点で仕上げる」「それは明日へまわす」といった具合に的確に判断できれば、業務の効率化が進みます。プライオリティの判断が難しいときには、場合によっては上司に判断を仰ぐことも必要になるでしょう。

プライオリティはビジネス以外でも使われる

「プライオリティ」はビジネスシーン以外にも、日常生活のさまざまなシーンで登場します。SNSでもプライオリティを使ったフレーズが多く上がっていますので、ここで何点かご紹介します。

プライオリティ・パス

とても多く見かける言葉がこの「プライオリティ・パス」です。これは世界中の空港ラウンジを利用できるワールドワイドな会員サービスのこと。プライベートだけでなく、ビジネスでの出張が多い人にとっても大注目のサービスですね。

「プライオリティパスでこんなに快適な旅ができた!」
「このクレジットカードはプライオリティパスの無料付帯を開始した。」

といった具合に使われます。

プライオリティ・シーティング

プライオリティ・シーティングとは人気テーマパークのレストランで実施されている「席の優先権」のこと。あらかじめ予約に似たような形で時間をおさえておくことで、席が空いたときに優先的に案内してもらえるシステムです。

プライオリティルール

競技サーフィンのルールには、「プライオリティルール」というものがあります。サーフィンでは複数人がまとめて競技に参加しますが、この時に全員が平等に波に乗れるように、優先順位をつけていく仕組みです。

このルールにより波の取り合いがなくなり、平等に実力を発揮するチャンスを得られるようになります。

プライオリティサポート

英語コミュニケーション力の測定テストとして知られるTOEICには、「プライオリティサポート」というサービスが用意されています。これは障がいまたは健康上の理由により個別の配慮が必要な人が申し込むことで、受験環境に配慮してもらえるというもの。

車椅子の方や妊娠中の方など、さまざまなケースが対象となります。

まとめ

プライオリティと言われて戸惑うようなときは「優先順位」「優先権」のどちらかに言い換えてみると分かりやすいでしょう。

プライオリティのようなカタカナのビジネス用語はどんどん増えていますが、実は誰もが理解しているものとは限りません。特に年配の方には「この件はプライオリティ高めですか?」というより「この件は優先順位高めですか?」と尋ねる方が確実なことも。自分から使うときは、相手の立場に立った言葉遣いができるといいですね。

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文:マイナビ学生の窓口編集部


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