フレキシブルとは英語のFlexibleから来た言葉で、「曲げる」の意味を持つ「flex」と「できる」の意味を持つ「able」の2つの単語からできています。ものが曲げやすいの意味があるフレキシブルの意味から、ビジネス用語では融通が利く、順応性、柔軟性があるという意味で使われています。フレキシブルという言葉は、さまざまな場で使われているため、学生でも、どこかのタイミングで耳にしたことのある方は多いでしょう。フレキシブルのビジネスの現場での使い方を見ていきましょう。
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フレキシブルは形容詞、フレキシブルの名詞はフレキシビリティ(flexibility)です。フレキシブルを名詞で使う場合は「フレキシビリティに重点をおいた企画」というように、フレキシブルとフレキシビリティを使い分けることができるでしょう。
フレキシブルの名詞は「フレキシビリティ」ですので、違いをしっかりと理解しておきましょう。名詞で使う場合は具体的な対象物に対して使いますが、形容詞として使うフレキシブルは物事や意味が抽象化されて曖昧になるため、自分が使うときも相手が使うときも注意が必要です。
例をあげると「この案件にはフレキシブルに対応していきましょう」と聞くといったいどの程度、柔軟に対応すればいいのか、どの程度裁量を割けばいいのか判断がつきづらい人もいるでしょう。フレキシブルという言葉を使う際はその都度、その後に事柄に対してどの程度柔軟に対応すればいいのか確認しましょう。
フレキシブルの使い方について見ていきましょう。物質的にも精神的にも使えるフレキシブルの使い方の例を挙げてみます。
〈物質的〉
・有機ELはフレキシブルな素材だ
・トレーニングのおかげでフレキシブルな肉体を手に入れた
〈精神的〉
・フレキシブルな対応が非常に重要だ
・フレキシブルな発想が不可欠だ
・フレキシブルになることで人間関係が円滑になる
〈制度など〉
・フレキシブルな勤務体制にするためにフレックスタイム制を導入した
・授業が選択できるフレキシブルスクールに入学を決めた
ビジネスシーンでフレキシブルを使うときは、組織の仕組みや制度に対してや、方針や融通が利くさまを表すときが多いようです。インテリア業界では、ダウンライトの角度や方向を自由に変更できるものに対して、フレキシブルと呼んでいます。
・執筆:Megu.K
さまざまなコンテンツの執筆を10年以上に渡って行っている。美容、就職、求人関連の記事は多数執筆経験がある。伝えたい内容を的確に表現することを心がけ、対象の読者を意識した文章を提供することに重点をおいて執筆している。
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