「差し支えなければ」の意味と使い方【例文付き】

2018/05/24

対人マナー

「差し支えなければ」の意味


「差し支えなければ」とは、「都合の悪い事情がなければ、支障がなければ」という意味の言葉です。『広辞苑』によれば、「差支え(差し支え)」の意味は「さしつかえること。都合の悪い事情。さわり。さまたげ。支障。『――があって行けない』(引用元:『広辞苑 第六版』P.1124)」となっています。
ビジネスシーンでのやりとりで「差し支えなければ……」という表現を使うことがありますが、「差し支え」がない状態であれば、つまり相手にとって不都合がなければ、という条件を付けたうえで、なにかを依頼する際、希望を述べる際などに使用する表現です。

今回は、この「差し支えなければ」について、使い方や例文をご紹介します。

「差し支えなければ」とは

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「差し支えなければ」の使い方

「差し使えなければ」は、たいてい相手に何か依頼する際の前置きの表現として使われます。「都合の悪い事情がなければ」という意味ですので、これを前に置くことで、相手の事情を慮(おもんぱか)った上で頼み事をする、という言い方になります。相手の立場や気持ちに配慮していることが伝わるため、使い勝手が良い言い回しとして多用されます。

「差し支えなければ」を使った例文

「差し支えなければ、今度の会議に参加していただけませんか?」
「差し支えなければ、理由をお聞かせください」
「差し支えなければ、この後少しお時間をいただけますか?」

ビジネスシーンに当てはめると、上記のように使うのが一般的です。
「差し支えなければ」がないと、

「今度の会議に参加していただけませんか?」
「理由をお聞かせください」
「この後少しお時間をいただけますか?」

と、少し唐突な、不躾(ぶしつけ)な感じになります。「差し支えなければ」を付けると「相手の事情も考慮している」という意味が入るので、丁寧に聞こえるのです。「支障がなければ……」ですから、「断ってもよい」というニュアンスが入っているためでもあります。

「差し支えなければ」は切り出しにくい提案などをする際にも使える便利な表現です。「もし可能でしたら」なども同様に使われますが、ビジネスシーンでは「相手のことも十分に考えている」という態度を表明することが大事。「差し支えなければ」はそれを示すことができるため、多用されるのです。

(高橋モータース@dcp)

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