進退伺とは? 意味と書き方を知ろう【例文付き】

2017/02/12

ビジネス用語

■進退伺の書き方とは? ポイントは簡潔&的確に書くこと


進退伺の書き方は、まず簡潔に書くことです。余計な修飾や書き手の過剰な気持ちなどは排除します。また、その過失がどのように起こったか、またなぜ起こったのかなど、事実関係は明記されていなければなりません。

●進退伺を書く際のポイント

・簡潔に記述する
・事実関係を明記する
・過失に対する責任があることを明記する
・謝罪の意思を伝える

上記のポイントを踏まえて進退伺を作成するようにしましょう。また、書式として必要な要素は、

・宛先:社長が一般的(人事権のある人)
・「進退伺」という文書名
・進退伺を提出する日付
・提出者の部署名
・提出者の氏名・肩書
・本文

となります。以下に例文をご紹介します。

<進退伺の例文>

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平成○年△月□日

株式会社○○○
代表取締役社長 □□□□殿

営業部 第三営業課
田中太郎

進退伺

平成□年○月□日に株式会社△△△に対して発注しました、製造部品□□□の単価および数量が間違っており、しかも納品された後返品できず、会社に対して○○○○円の損害を与えてしまいました。

この発注は私の責任において行われたものであり、また誤発注は私の不注意から発生したものです。会社に大きな損害を与えたことに対して、心より反省し謝罪いたします。

いかなる処分も謹んでお受けする所存です。私の進退についてご指示を賜りたくお願い申し上げます。

以上

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進退伺の書き方をご紹介しましたがいかがでしたか? 進退伺などあまり書きたくない文書ですし、書かないで済むならそれに越したことはありません。どうしても進退伺を書かなければならない羽目になったら、上記を参考に作成してみてください。できるだけ穏便な処置で済むようにと、お祈りいたします。

(高橋モータース@dcp)

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