「ご清栄」「ご清祥」の意味の違いと正しい使い方【例文つき】

2018/02/13

仕事全般

「ご清栄」「ご清祥」の意味の違いと正しい使い方【例文つき】

ビジネス文書でよく使われる「ご清栄」「ご清祥」とは、どういう意味かご存知ですか。文書や手紙の中の挨拶でよく使用される言葉ですが、この2つはよく似た言葉で、違いを理解するのが難しいですよね。「ご清栄」「ご清祥」は、ビジネス文書で誤った使い方をしている人もいるかもしれません。使い分けを誤ると、先方に失礼にあたりますので、きちんと注意して使い分けたいものです。改めて「ご清栄」「ご清祥」の意味の違いとそれぞれの正しい使い方をみていきましょう。

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■「ご清栄」「ご清祥」の読み方と意味の違い

ご清栄は「ごせいえい」と読み、文書を送る相手側の生活や健康や商売の繁栄など、安否を問う挨拶の言葉として使用されます。

一方、ご清祥は「ごせいしょう」と読み、文書を送る相手側の健康や幸せを喜ぶ、挨拶の言葉として使用されます。

ご清栄には商売の繁栄といった、企業や組織などへ送る言葉の意味合いが含まれますが、ご清祥にはそうした意味合いは含まれないので注意が必要です。

■「ご清栄」「ご清祥」の使い方の違い

実はビジネスではこれらの言葉をどれでも使ってもいいわけではありません。文書を出す相手によって使い分けなければいけないのですが、そのことをご存知でしょうか。

ご清栄……健康と繁栄の両方を指すため、企業でも個人でも使用してもよい。
ご清祥……健康や幸せを指すため、個人での使用がふさわしい。

このように似た意味の言葉であっても、相手が企業なのか、個人なのかを判断し、それぞれどちらがふさわしいのか使い分ける必要があります。

また、「ご清栄」「ご清祥」には似た言葉として「ご盛栄」「ご繁栄」「ご健勝」などがあります。「ご盛栄」「ご繁栄」は会社が栄えていること意味し、ビジネス文書でよく使用される「ご盛栄のことと……」というのは、会社の仕事などが繁栄していることを意味します。「このところの御社のご繁栄を、喜んでおります」といった使い方もよく聞きますよね。そのため、これらの言葉は基本的に個人宛に使うことはできません。一方「ご健勝」は、「ご清祥」同様に健康な身体を意味する言葉になので、基本的に個人で使うのが好ましいです。これらも合わせて覚えておくといいでしょう。

いろいろな使い方があり、迷ってしまうかもしれませんが、

企業宛→ご清栄・ご盛栄・ご繁栄
個人宛→ご清祥・ご健勝

という使い分けで覚えておくのがよいですね。

■使いやすい「ご清栄」というビジネス敬語

「ご清栄」は企業にも個人にも使用できることから、比較的使いやすいことから、ビジネス文書で頻繁に登場します。しかし、ビジネス用語をきちんと使い分けることは個人の知識の大きな評価にもつながります。文書の中にワンパターンで使うのではなく、送付する先方に合わせて「ご盛栄」「ご繁栄」なども使い分けをしてみましょう。

■「ご清栄」「ご清祥」の使い方と例文

ここでは、ご清栄とご清祥に似た敬語を例文つきでご紹介します。しっかりチェックして使い分けられるようになりたいですね。

(例文1)会社宛・「ご清栄」と「ご繁栄」
「拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」
「師走の候、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。」

(例文2)個人宛・「ご清祥」と「ご健勝」
「晩秋の候、皆様方には、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。」
「早春の候、時下ますますご健勝のことと、心よりお喜び申し上げます。」

ビジネス文書では「ご清栄」と「ご清祥」のように、よく似ているけど微妙にニュアンスが違う、といった言葉が多々あります。ビジネスシーンで文書を作成するときは、言葉の基本的な意味や使い方をきちんと理解し使い分けたいものです。それができるかどうかが、ビジネスマンとして姿勢となりその大きな評価に繋がるかもしれませんよ。

文・学生の窓口編集部

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