クロージングとは? 意味や使い方を解説(例文あり)

更新:2023/06/27

ビジネス用語

クロージングとは、ビジネスや営業のシーンでは「商談を成立させること」を意味します。ほかに「終える」や「締めくくる」という意味もありますが、こと営業シーンにおいては「契約に結びつけるための詰めの商談」を指して使われることが多いです。

ものやサービスを販売する営業系の職に就くと、「クロージング」という言葉を多く耳にするようになるでしょう。意味と使い方をしっかり覚えて、ビジネスシーンで活用していきましょう。

「クロージング」の意味とは

【クロージング】

1.催し物などを終えること。閉幕。
2.売買取引を完了すること。代金と商品・証券などの受け渡しを終えること。
3.最終的な契約を結ぶこと。商談を成立させること。

(引用:デジタル大辞泉

「クロージング(closing)」は、「クローズ(close)」の関連用語です。カフェや洋服のショップなどの閉店作業、テレビの放送終了の映像という意味で使用することもありますが、ビジネスシーンでは、取引や契約を成立させることという意味で使用します。

契約を成立させることとは、契約そのものを指すのではなく「契約までの過程で最終交渉をうまく行い、契約に結びつける」というニュアンスが強いです。

つまり、主に営業のシーンなどで商談を決めるための「勝負に出るアプローチ」のことをクロージングと呼ぶことが多いです。

「クロージング」の使い方

営業職の人たちの間で日常的に使用されているクロージング。

「今日はA社にクロージングをかける」

「クロージング段階では〜」

「今月は何件クロージングしたが〜」

このように、基本的には社内の会話の中で用いられます。

クロージングの例文をチェック!

クロージングの例文

ではクロージングの例文をチェックしてみましょう。

例文1
「3回目の営業で熱意が伝わり、クロージング成功しました」

これは、「契約までこぎつける」ことに成功したという意味でクロージングが使われています。1回2回とヒアリングや提案を組み立てていくことで、3回目に最終交渉・契約へとつなげることができたというわけです。

例文2
「◯◯会社の案件は、今週中にはクロージングしよう」

これは、取引や契約がまだ成立しておらず、そろそろ期限を切って「勝負をかけよう」という意味で、クロージングが使用されています。

何となく訪問営業を重ねるだけでは、なかなか成果は上がらないもの。戦略を立て、時期を見計らって勝負に出ます。クロージングするぞという決意が見える例文です。

例文3
「クロージングのかけ方、勉強させてもらえますか」

このように「クロージングをかける」という言い回しで使うことも多いです。「勝負をかける」といったニュアンスですね。

成績優秀な先輩に同行するなどして、どんな風に商談を決めていくのか勉強させて欲しい、と相談したい時に使える例文です。

クロージングと意味が似ている類義語

クロージングと意味が似ている類義語をご紹介します。

●すり合わせ

●最終交渉

●歩み寄り

●締めくくり

●閉幕

●エンディング


エンディングとクロージングの違い

上記のエンディングとクロージングは、よく似たカタカナ言葉です。

両者の違いは、エンディングが結末や終末そのものを意味するのに対して、クロージングは、結末や終末に向けて閉じていくこと、締めくくることという時間軸の長さを感じさせる言葉です。

例えば「クロージング作業」というと、レジを閉めたり、片付けをしたりといったお店を閉めていくために必要な作業のことを指します。

クロージングの反対を意味する対義語

クロージングの対義語には、次のようなものがあります。

●開幕

●オープニング

クロージングの反対語となる「オープニング」ですが、これは実は「エンディング」とも対になる言葉です。

また、正確には対義語と異なるかもしれませんが、営業シーンで用いられる「アイスブレイク」という言葉もあります。

営業シーンにおいて、クロージングが「商談での最終局面」だとするならば、アイスブレイクの方は「商談での初期段階」。初対面どうしの緊張をほぐすために、天気などちょっとした話題でコミュニケーションを取ることを指します。

まとめ

今回は、「クロージング」という言葉について解説しました。営業でトップの成績を上げる人は、如才なく営業トークを繰り広げる人よりも、実直に誠実な対応をする人だとも言われます。営業職に就くことになったら、自分なりのクロージングの極意をつかみましょう。

文:マイナビ学生の窓口編集部

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