冷え性の人が熱いお風呂に入るのは、かえって悪化させることがある

更新:2016/01/20

社会人ライフ

5日に放送された「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日)にゲスト出演した、女優の渡辺えり。

「41度のお湯に、毎日毎日入って30年」と、冷え性で湯船には長くつかって夕刊を3誌読むそうだ。

しかし、全国冷え性研究所の山口所長に、「冷え性の人が長時間、お風呂に入ることは逆効果」と言われてしまった。

冷え性の人は、血管が細くなったり、太くなったりする機能が低下している状態。本来、人間の体の機能は、寒いときには血管が細くなり熱を守り、暑いときには血管を太くして熱を逃している。

だが、冷え性は体温調節機能がうまくいかない状態。その冷え性の人が熱いお風呂に入ると、体温調節機能がさらに乱れて、血流が悪くなり、体は温まるどころか、かえって冷えてしまい、悪化する可能性があるとのこと。

入浴は温度が重要で、40度以下にすることで体への負担がなくなる。その場合、寒く感じることがあるため、湯船から出て1~2分、乾布摩擦をすると、体が温まるそうだ。

また、ピアニスト高木里代子は、熱めのお風呂に入ると、1キロほど痩せると言っていたが、これはただの脱水症状でしかないという山口所長。

冷え性にしても、痩せることが目的にしても、お風呂の入り方を間違えると、逆効果。

正しい入浴方法を知ることが大切だ。

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