インターンやアルバイトで働く大学生を始め、新入社員や若手社員などの社会人経験が浅い人たちは、まだまだ学生気分が抜けきっていない人も少なくないはず。そんな彼らの言動は、ある程度社会人経験を積んだ先輩から見たらヒヤヒヤもの。そこで20代後半の働く男女に、後輩が社会を甘く見ていると感じた瞬間について聞いてみました。
■インターンの大学生が……
「インターンの大学生にライティング業務を任せていた。進路を聞くと、どうやらいきなりフリーランスのライターになりたいようで、就職活動はしないそう。その理由を聞くと、『私ってほら、型にはまらない人間だから、自由に仕事したほうが才能を生かせると思うんですよね』とのこと。まだ社会に出たわけでもないのに、勝手に自分の評価を決めつけているし、就職活動から逃げるための言い訳にしか聞こえない……」(男性/26歳/出版)
フリーランスという選択肢もキャリアとしてはもちろんアリですが、組織で社会人経験を積むことも大切。最初から決めてしまうのではなく、きちんと就職活動も検討したうえで判断してもよいかもしれませんね。
■社会人2年目の女性社員が……
「仕事帰りに社会人2年目の女性社員と飲みに行ったとき、彼女の後学のためにと思って、仕事で大変だったことや苦労したことを話していたら、『うんうん、そうですよね~わかりますぅ』と、さもわかっているかのような軽い感じで賛同された」(女性/27歳/その他)
ただ理解を示せばよかったものの、共感することで先輩と同じ立場での物言いに聞こえてしまったようです。ちょっと会社に慣れてきたからと言って、社会のルールや仕事を全部わかった気でいるのは危険ですよね。
■大学時代の後輩が……
「これから就職活動を控えている大学3年生の後輩の進路相談に乗るため、飲みに行ったときのこと。こちらが話途中でも何度も電話で席を立っていたので、きっとよっぽどの急用ができたに違いないと思い、その日は早々に解散した。帰り道でも『ちょっとすみません』と言って電話するくらいだったので、後日改めて何があったのか聞くと、『彼氏がかまってほしかったみたいで(笑)』と言われた」(女性/27歳/教育)
社会人の先輩が時間を割いて話しているのにもかかわらず、私用の電話で話を遮るのはかなりの悪印象です。電話の内容を聞いてさらにイメージダウンしたのは間違いないでしょう。
■入社したての新入社員が……
「新入社員と一緒にランチに行ったとき、結構話し込んでしまい始業時間ギリギリになってしまった。早足で会社に戻る途中、メロンパンの移動販売が通って行ったのを見かけると、『すみません、すぐ戻るので先に帰っていてください』と言って車を追いかけて行った。時間には間に合って戻ってきたけど、社会人なんだからギリギリ行動はどうかと思う」(男性/27歳/IT)
社会人なら5分前行動が当たり前。ましてや新入社員なのにそんなに悠長に構えていてはこの先が心配ですよね。
学生時代にはまかり通っていたことも、一歩社会に出れば非常識な言動になりかねません。これから社会人になる人も新入社員の人も、社会で働くことの自覚と責任をいつも忘れないように心がけていきたいところですね。
(藤田佳奈美+プレスラボ)
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