不動産のプロに聞く、いい物件に巡り会うコツ

更新:2017/06/02

入社準備

そろそろ引っ越しの季節。この春、住み慣れた街を離れて新しい街へ移り住む人も多いのでは。わくわくドキドキの新生活を送るお部屋は、自分好みの住みよい物件がいいですよね。いい物件に巡り会えるコツ、誰か教えて〜!

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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は大手不動産屋に勤める京田さん(仮名)。今年で入社4年目の営業マンで、「次の引っ越しも京田さんのお世話になりたい」と言ってくれるお客さんも多いのだとか。そんな京田さんにいい物件に巡り会えるコツを聞きました。

■希望条件チェックシートには、「譲歩できる条件」を書こう

不動産屋を訪れた際に渡される希望条件チェックシートには、「南向き」、「バス・トイレ別」など項目がいろいろありますが、どのくらい細かく希望を書くべきですか?

「遠慮せずとことんわがままを書いてください! チェックした後に、譲歩できる条件を備考欄へ記入すると、自分の希望条件に合う物件順に紹介してもらえやすくなります」

なるほど! 備考欄へ譲歩する条件を書くことで、紹介してもらえる物件数もぐんとアップしそうですね。

■不動産会社訪問後は、物件の内覧資料をもらおう

不動産会社は何軒回るべきでしょうか?

「時間に余裕があれば、3軒程度は回った方がいいですね。別の不動産会社で内覧した物件の資料を持参し、良かった物件やあまり好みじゃなかった物件を伝えると、そこからあなた好みの部屋のタイプを見定めてくれるはずです。この方法は、希望条件チェックシートで一から住みたい物件を絞り込むよりはずっと的確でスピードも早いですね」

とはいえ多くの人が部屋探しをする時期なので、悩んでいるうちに気に入ったお部屋を別の人に仮押さえされてしまった......なんて事態にならないよう、早めに決断を。

次のページ内覧で確認したいポイントとは?……

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