屋台で買った、あつあつのたこ焼き。あのおいしいたこ焼きを家でも作りたいのですが、家で作るたこ焼きって楕円になってしまったり、屋台で食べるたこ焼きみたいにふわトロじゃなかったりしますよね......。おいしいたこ焼きが家で楽しめたらいいのに! 家でも手軽においしくできる作り方を、誰か教えて!
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今回のちょいたつ(ちょい達人の略)は東京でたこ焼き屋を営む細川さん(仮)。大阪出身だけあって、子どもの頃から家でもたこ焼きを焼いていたそう。そんな細川さんに屋台で実際にたこ焼きを焼いている姿を見せてもらいながら、家でもおいしく作れるたこ焼きの作り方を聞きました!
■丸いたこ焼きを作るコツは「生地の量を多くする」こと
まん丸な形のたこ焼きの作り方を教えてください。
「丸くするコツは生地の量を多めにすること。たこ焼き器の穴を完全に生地で隠し、たこ焼き器の縁がひたひたになるまで入れます。生地が固まってきたら周囲の生地を穴の中にかき寄せ少しずつずらすようにひっくり返すと、綺麗な丸型のたこ焼きになります」
丸くならず楕円型になってしまう原因は生地の量にあったよう。たこなどの具を入れることを考え、生地が溢れてしまわないように若干のゆとりを残しておくといいかもしれません。
■ふわトロのたこ焼きを作るにはだし汁と長イモを多めに!
屋台で食べるトロッとした柔らかいたこ焼き。どうやって作るのですか?
「トロッとしたたこ焼き作りのコツは、生地に入れるだし汁と長イモの量を多くすること。うちでは小麦粉:だし汁:長イモ=1:3:2の割合で作っています。トロッと仕上がらないという人はこの配分を参考に、それぞれの量を増やしてみてください」
細川さんに生地を見せてもらうと、メレンゲのように真っ白。卵の色が残らないくらいの白さにするのがポイントなのだとか。
■外をカリッとさせるには強火と弱火のバランス
「たこ焼きの外をカリッとさせるためには、火の使い方が大事。生地を流し入れる前に強火にし、生地を流し入れてからは中火〜弱火に。ある程度火が通ったら強火にして焼き上げます。油を多くするのも一つの手ですが、多くし過ぎると油っこくなり、胃もたれの原因にもなるので火加減で調整する方法をオススメします」
ついたくさんの量を食べてしまうたこ焼きだからこそ、油の量は出来る限り抑えたいところですよね。
■ひとことアドバイス
「たこ焼き屋では穴の大きなものを使っていることが多いです。トロッとした食感が好きな方は大玉用の方が作りやすいと思いますよ。家庭用でもいくつか種類が出ているので、試してみてください」
ふわトロ派、外はカリッと派などたこやきの好みは人それぞれ。たこ焼きパーティでもメンバーに合わせて作り替えたり、数種類のたこ焼きを作ってみても楽しそう。さりげなくテクニックを披露して、みんなをアッと言わせてみましょう!
(山本莉会/プレスラボ)
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