緊張しているのは新人だけじゃない? 先輩に聞く、新人を迎える心構え「自分を省みる」「叱るのは3回目」

更新:2017/07/03

社会人ライフ

■わからないことは私に聞いて!

・忙しいときでも、質問にはちゃんと答えてあげる。自分が新入社員のとき、先輩がそうしてくれてとても助けられたので(女性/49歳/その他)
・最初はわからないことだらけですぐには覚えられないだろうから、何度か同じことを聞かれても嫌な顔をしないようにしている(女性/31歳/自動車関連)
・「わからないのが当然」と思っておく。自分自身、わからないことだらけだったから(女性/24歳/情報・IT)

新人のうちは、わからないことだらけ。それは先輩たちも十分わかっています。わからないことがあったら、遠慮せずに聞くのが一番。

■偏見は捨てること!

・偏見を持たず、その人のありのままを見るようにしている。今どきの新入社員は○○だというような先入観にとらわれてしまうと、その人個人のいいところを伸ばせなくなるから(男性/31歳/機械・精密機器)

平成生まれだからとか、ゆとり世代だからとか。そんな話をよく耳にしますよね。でも、新入社員を迎えるときには、あまり気にしすぎない方が良いのかも。

■仏の顔も三度まで

・注意するのは3回目と決めている。すぐには怒れないし、かといってやさしいとなめられるから(女性/33歳/その他)

先輩がやさしいからといつまでも甘えていると、そのうち鬼を見ることになるかも。新人のみなさんは、よく覚えておいて!

■事前の準備も大切

・業務内容をまとめたマニュアルを作成しておく。自分がマニュアルあればいいなと思ったから(女性/27歳/医療・福祉)

こうして新人を迎えるための準備を整えるという先輩も。その手間を考えると......。新人さんにはぜひとも頑張っていただきたいものです。

新人のみなさんは「先輩だからって偉そうに」「もっとちゃんと指導してよ!」と感じてしまう瞬間があるかもしれません。しかし、先輩たちは新人を迎えるために、いろいろ気を遣って、準備をして、苦労をしているようです。しかも、新人には見えないところで。腹が立ったときは、そんな先輩たちの姿を想像してみてはいかがでしょうか。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

調査時期:2015年2月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人373人(インターネットログイン式アンケート)

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