若手社会人に聞いた「これがなければ楽なのに」と思う雑務＆業務「お茶くみ」「議事録」「飲み会幹事」

好きで選んだ仕事や職場だとしても、すべての業務が好きという人はそう多くはないでしょう。誰しも毎日の業務中で不平不満はあるものです。特に、若手社会人は雑務・雑用をやらされることが多いので、大変な思いをしているはず。そこで今回は、働く若手社会人の男女に「これさえなければ......!」と感じている業務について教えてもらいました。

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■それくらい、手が空いている人が自分でやればいいのに......「お茶くみ」

・お茶くみ。男性にいいように使われている気がする（女性／28歳／団体・公益法人・官公庁）
・お茶出し。一番若手に強制させられるため（男性／21歳／団体・公益法人・官公庁）
・お茶くみ。客ごとに手が止まるから（女性／24歳／不動産）
・お茶出し。これのせいで自分の仕事がはかどらない（女性／21歳／建設・土木）

せっかく目の前の仕事に集中しているのに、「●●くーん、お客様にお茶！」なんて上司に声を掛けられたら、「自分でやってください！」と思わず反射的に答えてしまいたくなりますね。

■書類仕事

・会議資料の作成。膨大なデータをまとめて資料として残すのは大変だし、資源のムダ（男性／23歳／機械・精密機器）
・報告資料の作成。様々な会議のデータをまとめようにも、長期のプロジェクトだと情報が散乱していてなかなかうまくまとめられないから（女性／22歳／マスコミ・広告）
・書類業務的なもの。営業時間ぎりぎりに来られると書く暇がないから（男性／28歳／小売店）
・月間業務報告書。人事向けに提出するものと、部内向けで書くものと2種類あって、本当に面倒くさい（男性／27歳／自動車関連）

書類関係の仕事も確かにおっくうです。膨大な会議資料が出来上がってもそれをコピーして、ホチキスで順番通りにとじて......気の遠くなる作業です。

■上司や先輩のアレコレ

・上司との業務に関連すること以外の会話（女性／24歳／商社・卸）
・上司への報告、無意味に怒られることがあるから（女性／22歳／情報・IT）
・先輩への気遣い。重いものを運んだり、配布物を手伝ったり。集中できない（女性／23歳／アパレル・繊維）
・苦手な先輩などの煩わしい人間関係や上下関係（男性／27歳／電力・ガス・石油）

上司や先輩と話すだけで疲れてしまうことってありますよね。何年経とうが上司や先輩との関わりはしばらく続きます......。

■会議についていくのですら精一杯なのに......

・会議の議事録。書くのに必死（女性／23歳／医薬品・化粧品）
・会社の議事録。書くのに精一杯になってしまう（男性／24歳／機械・精密機器）
・会議の議事録。まとめるのに時間がかかって疲れる（男性／22歳／医療・福祉）

多かったのが「会議の議事録をとるのが面倒」という声。たしかに、新人のうちは会議の内容についていくのに精一杯なのに、議事録をとらされて、その上積極的な発言も求められるなど、もうてんてこ舞いに。どっちかに集中させて！

■若手がやらなきゃいけないってわかってはいるけど......

・カギ当番。朝はちょっと早く来てドアあけたりシャッターあけたり、夜は建物全部見まわって戸締りしないといけない（女性／23歳／団体・公益法人・官公庁）
・旅行の幹事。チケットを取ったり、ホテルを予約したり、すべて自分でやったので、ツアーコンダクターのような気分だった（女性／26歳／農林・水産）
・社長室の準備。そのために朝早く出勤しなくてはならない（女性／23歳／経営・コンサルト系）

若手がやらなきゃいけない雑務の数々。やらなきゃいけないことはわかっているけどやっぱり面倒。先輩になって楽になるのは、雑務がなくなることに尽きるでしょうか。

若手社会人の本音、いかがでしたか？ たしかに若手社会人のうちは気苦労や雑用も多いですが、それは先輩も通ってきた道。慣れればどうってことなかったり、時間が解決してくれることもあります。苦しいのは今だけと思って、頑張ってほしいものですね。

調査期間：2015/2月（フレッシャーズ調べ）
調査対象：社会人男女
有効回答件数：172件