面接でやってしまいがちなマイナス動作3つ

更新:2018/05/21

内定・内定辞退

面接でやってしまいがちなマイナス動作3つ

面接試験は企業に自分をアピールする大切な機会。でも、面接官からの質問に気を取られて姿勢が悪くなったり、表情がこわばったりしていませんか? 自己PRや志望動機も大切ですが、見た目の印象も侮れません! 今回は、国際イメージコンサルタントの吉村ひかる先生に、面接時にやると印象が下がってしまう「マイナス動作」について聞いてみました!

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■面接中、無駄に動く「ノイズ」

ジェスチャーのように、話の内容を分かりやすくするための動作なら問題ないのですが、会話と関係のない無駄な動きをするのはNG。これを「ノイズ」と言います。女性の場合は髪を触る、男性だとスーツが着慣れず、つい襟元を触ってしまう人が多いようです。また男女ともによく見られるのは手を何度も組み直す動作。人は動いているものに視線がいってしまいがち。せっかく面接で良いことを言っても、面接官が「ノイズ」に気を取られてしまってはもったいないですよね。このような無駄な動きはクセになっていて自分では気が付きにくいもの。緊張すると普段よりノイズが出やすくなります。周囲から「落ち着きがない」なんて言われがちな人は、普段の生活で無駄な動きをしていないか意識してみましょう。

■終始、無表情に話をする

基本的に日本人はそこまで目立つジェスチャーはあまりしましせん。そうなると、表情が非常に重要なポイントになります。当然、表情豊かな人は印象も良くなりますが、無表情な人は心が測れないので相手も不安な気持ちになってしまいます。普段から無表情になりがちな人や、緊張すると顔がこわばってしまう人は、口角を少しだけ上げてみましょう。それだけでも随分イメージが変わります。あとは、頷くことも凄く大切。どうしても表情が乏しくなってしまう場合でも、頷くことで「あなたの話をきちんと聞いていますよ」というサインになります。

■複数面接官がいても一人だけを見つめる

面接中は視線にも気を使いましょう。メインで話をしている面接官の顔を見るのは基本ですが、面接官が2名以上いる場合は、他の方にも目配せすると印象がいいですよ。中心となる面接官以外に気配りができないようであれば、会社に入ったあとも、気配りができないのではないかと思われる可能性もあります。

表情がこわばったり、無駄な動きが増えるのは緊張している証拠。まったく緊張しないで面接試験を受けるのは難しいかもしれませんが、できるだけポジティブに、リラックスした気持ちで挑むことが、自然な表情や動作につながりますよ。

文●松原麻依(清談社)

吉村ひかるさんプロフィール
株式会社BEST GRADE 代表取締役。株式会社三越伊勢丹ホールディングスに入社、10万人以上のファッションコンサルティングを手がける。2009年、国際イメージコンサルタントとして独立。著書に『美のスペシャリスト』がある。

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