ビジネスマンには欠かせない「スーツ」。2、3着用意して着回している人が多いのではないでしょうか。さて、そんなスーツですが、皆さんは普段どんなお手入れをしていますか? 今回は、スーツを長持ちさせるためのお手入れ方法を、スーツなど衣料品の縫製会社の社長に聞いてみました。
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■放置はNG! 毎日ちゃんとお手入れしよう!
——スーツを長持ちさせるためには、普段からどんなお手入れをすればいいのでしょうか?
毎日同じスーツを着ないことが大切です。一度着たスーツは必ず一晩以上陰干しをするなどして湿気を取ってやらないと劣化が早まります。数着のスーツを着回しするといいですね。また、脱いだら必ずハンガーに掛けること。脱ぎっ放しにしていたりすると、スーツは型崩れしてしまいます。
——スーツを掛けるハンガーはどんなものがいいのでしょうか?
湿気を吸収する木製のハンガーがおすすめです。よくある真っすぐのものではなく、緩やかに湾曲した分厚いタイプのものが、スーツの形にフィットするのでより型崩れを防ぎます。また、よく上着とパンツを一緒のハンガーにつるす人がいますが、湿気がこもるので別々の方がいいと思います。パンツ用のつるすタイプのハンガーを用意するといいでしょう。また、ポケットに何かが入った状態でつるすと、その部分の生地が伸びてしまいます。中のものを出しておくことも大切です。
——ハンガーも湿気を吸収する素材など適切なものを選ばないといけないのですね。
湿気はカビの原因になるので、定期的に陰干しをするといいですよ。雨に濡れたりした場合は、そのままにせずに乾いたタオルを中に当てて陰干しをしてください。
——スーツにブラッシングをすれば長持ちするといわれていますが、どうなのでしょうか?
ブラッシングすることで、劣化の原因となる細かなゴミを除くことができます。できることなら、毎日小まめにするといいですよ。あと、タバコの臭いなどを気にして消臭剤をかける人もいますが、使い過ぎは生地の劣化を早めてしまうので、ほどほどに。
——クリーニングに出すのは、どれくらいの頻度がいいのでしょうか?
クリーニングに出すときれいになりますが、その分生地は劣化していきます。汚れ具合などにもよりますが、多くても1カ月に1度くらいがいいと思います。自分でアイロンをかけたりして、ちゃんと自宅でお手入れしてあげるのが、スーツを長持ちさせることにもつながります。
——男性だと、アイロンをかけたことのない人も多いかと思いますが、どんなことに気を付けるといいですか?
大事なのは温度ですね。高すぎるとスーツの表面が焼けてしまいます。低温で、布などを一枚間に敷いてやるといいと思います。また、スーツのしわを取りたいだけなら、霧吹きで軽く湿らせてから、陰干しをするとしわが取れますよ。臭いもアイロンのスチームをかけることで軽減させることができるので、男性でもアイロンを用意しておくといいと思います。
というわけで、スーツを長持ちさせるお手入れ方法をまとめると
・同じスーツを毎日着ない
・スーツは必ずハンガーに掛ける
・陰干しするなどしてスーツから湿気を取り除く
・消臭剤は使い過ぎない
・毎日小まめにブラッシングする
・クリーニングには頻繁に出さない
・アイロンがけするなど自分でメンテナンスする
ということでした。
基本的なお手入れは、自宅でできるものばかり。手間は掛かりますが、早々にヨレヨレスーツになるのを防ぎたい人は、ぜひ実践してみてください。
(中田ボンベ@dcp)
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