「動物番長」「ギフトピア」「ビューティフル ジョー」ゲームキューブの隠れた名作たち8選

更新:2018/06/14

社会人ライフ

「動物番長」「ギフトピア」「ビューティフル ジョー」ゲームキューブの隠れた名作たち8選

2001年に発売された、任天堂の家庭用ゲーム機『ニンテンドーゲームキューブ』。『NINTENDO64』に続く次世代ゲーム機として注目されました。ところが、先に発売された『PlayStation2』といった他の次世代機よりも発売が遅かったことなどが要因となり、あまり良い結果を残すことができませんでした。しかし、発売されたゲームソフトは秀逸なものも多く、隠れた名作も少なくありません。今回は、そうした『ニンテンドーゲームキューブ』の隠れた名作たちを紹介します。

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■Wiiがあればやってみよう! ゲームキューブの名作8本!

※現行機の一つ『Wii』は、ゲームキューブ用ソフトとの互換性があるため遊ぶことができます。

●『バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海』(ナムコ)※現:バンダイナムコゲームス

2003年に発売されたRPGです。大作RPGとして発売前から注目されていましたが、壮大なストーリーや一癖ある戦闘システム、そして当時としてはハイクオリティーだったグラフィックなど、期待通りの出来でした。ゲームキューブで発売されたRPGは数少ないのですが、今でも多くの人が名作RPGとして挙げる作品です。続編の『バテン・カイトスII』と併せてのプレーがオススメです。

●『動物番長』(任天堂)

2002年に発売されたアクションゲームです。プレーヤーはブタを操作し、フィールドにいる他の動物を狩ります。狩った動物を食べることで肉体などを強化。また異性の動物と交配して子孫を残すなどして、ブタから進化させます。最終的に「動物番長」を倒すことが目標です。自然界の弱肉強食という生々しいテーマですが、動物たちは四角形のキューブで構成されているためどちらかというとコミカルなタッチに仕上がっています。

2012年にPS3で発売された『トーキョージャングル』も、同じように動物の弱肉強食をテーマにしたゲーム。トーキョージャングルが好きな人にはオススメです。

●『ビューティフル ジョー』(カプコン)

2003年に発売された、横スクロールのアクションゲームです。プレーヤーは主人公のジョーを操作し、悪の組織と戦います。トゥーンレンダリングという技術で描かれたアニメ調の絵柄が特徴。軽快な操作性やコミカルなストーリー、そして本作の特徴でもある『VFXパワー』という「テレビ画面の映像を操る能力」などが受け、スマッシュヒットとなりました。その後、アニメ化もされました。

●『ガチャフォース』(カプコン)

2003年に発売された対戦型のアクションゲームです。プレーヤーは205種類のロボットの中から選んだ1体を操作し、2対2の4人対戦を行います。ロボットは機動力の高いもの、攻撃力の高いもの、特殊な形状のものなどさまざまな種類があり、また外見が異なるため「選ぶ楽しさ」もあります。2対2の4人対戦も大いに盛り上がります。現在では数多くある2対2の4人対戦ゲームの「先駆け」ともいえる作品です。

●『カービィのエアライド』(任天堂)


2003年に発売された、任天堂の人気キャラクター『カービィ』が主役のレースゲームです。『エアライド』という通常のレースモードも面白いのですが、1番盛り上がるのが『シティトライアル』というモード。これは各プレーヤーが広い街のステージを走り回ってパーツを集め、最後に対決するモードです。最後の対決は当然ながら盛り上がるところですが、パーツ集めで街を走っているだけでも楽しめます。今でも中古価格が高めの人気ゲームです。

●『ギフトピア』(任天堂)

2003年に発売されたRPGです。「RPG」というジャンルではありますが、敵との戦闘などは一切ありません。プレーヤーは「大人になるための儀式に寝坊した主人公」を操作し、再び儀式を行うために必要なお金を集めることになります。全体的にのんびりとした雰囲気のゲームですが、時間制限など意外とシビアな制約があり、難易度はやや高め。根強いファンも多く、3DSへのリメーク移植を望む声も少なくないのだとか。

●『ちびロボ!』(任天堂)

2005年に発売されたアドベンチャーゲームです。ちびロボという身長10センチほどのお手伝いロボットを操り、家の中を探索したり、お手伝いをしたりして物語を進めます。ギャグ要素とハートフルな要素が程よく盛り込まれたストーリーが秀逸。海外での評価も高く、2006年度にはゲームキューブの「ベストアクションゲーム部門」を受賞したこともあります。「Wii」用のコンテンツとしても移植されているので、こちらでもプレー可能です。

●『スターフォックス アサルト』(任天堂)

2005年に発売されたシューティングゲーム。『スーパーファミコン』や『NINTENDO64』で発売され、大ヒットした『スターフォックス』シリーズの1作です。大幅に進化したグラフィックや、新たに取り入れられたTPS(サードパーソン・シューティング)モードなどが注目されました。1人用モードはややボリュームが少なめですが、やり込める要素も多く、十分楽しめます。それよりも当時のユーザーがハマっていたのが、TPS視点で戦う「対戦モード」でしょう。真っ向勝負の撃ち合いだけでなく、トリックプレーなどさまざまな工夫をして戦えるため、盛り上がること必至でした。対戦モードは今やっても楽しめること間違いなしです。

今回は以上の8本だけですが、他にも『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』や『RUNE』シリーズなど、ゲームキューブ用ソフトには秀作や名作が数多くあります。発売本数が少ない中、これだけ根強いファンがいるゲームがあるのは、非常に珍しいのではないでしょうか。

Wiiを持っている人は、こうしたゲームキューブ用名作ソフトを遊んでみてはいかがでしょうか?

(中田ボンベ@dcp)

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