あなたが毎日履いている靴はどんな靴ですか? 歩きやすいですか? かかとが減ったりしていませんか? 社会人にとって靴は重要なアイテム。安い買い物でもないのでできる限り長持ちさせたいですよね。今回は、靴を長持ちさせる方法を専門家に取材しました。
▼こちらもチェック!
オフィスファッションの基本とは? 身だしなみを整えて先輩からも愛される新社会人になろう
『フスウントシュー カルチャー』のグループマネジャー、片桐 透さんにお話を伺いました。フスウントシュー カルチャーは、足と靴のトータルサポートとして、靴の販売や足に合わせたインソール(中敷き)作成を行なっているお店です。また、『両国あしのクリニック』で整形外科医と一緒に「靴の外来」という珍しい活動も行っています。
写真 『フスウントシュー カルチャー』片桐 透グループマネージャー
——人によって、それぞれ変わった靴の減り方をすると思うのですが、かかとの減りにくい歩き方や靴を長持ちさせる歩き方というのはあるのでしょうか?
片桐さん まず、日本人の場合、男性も女性も靴をひきずり気味にして歩く人が多いのです。
一日中靴を履き続けるヨーロッパやアメリカなどと違い、日本の文化的背景として、家に入るとき、居酒屋などで座敷に上がるなど、靴の着脱をすることが多いですね。そのため、履きやすく、脱ぎやすいデザインや緩めの靴を履いていることが多いのが影響していると思います。
ゆったり目のサイズの靴を選ぶことが多いので、靴が足にぴったり付いていない状態で歩くことになり、靴の中で足が動きやすくなり、脱げないように歩くと地面にひきずりやすくなります。
これも靴底が減りやすい原因になりますね。
——なるほど。まずひきずって歩くのをやめるべきなのですね。
片桐さん ただし、靴のかかとというのは減るようにできています。逆に減らなければ靴のかかとは用を成しません。かかとの部分を「トップリフト」と呼びますが、これは消耗部品なのです。減ることによって歩く衝撃を吸収します。
例えば硬いプラスチックなど、減りにくい底材だった場合、着地の衝撃がそれこそ頭までカンカン響いてとても我慢できないでしょう。
皆さん自分の靴を裏返してみてください。トップリフトの部分は特に違った素材が使われてはいませんか?
靴底で減りやすいのは、歩くときにまず足が着地する?かかとの部分、次に着地する?足裏中央辺りの外側部分、さらに?そのやや上の内側部分、そして?足の親指の部分です。この4点には大きな力がかかります。
最近の靴は、素材も進化していますのでこの部分には減りにくいが柔軟性のある素材を使い、またしなやかで「反り」が良くなるようにできています。こういった靴を選べば、とても歩きやすく長持ちします。
——たまに女性のヒールで、階段などで「カンカン」と大きな音がしているものがありますが。
片桐さん 硬い底材を使ったヒールかもしれませんが......。あまり体にいいとはいえないかもしれませんね。また、もしかしたら「トップリフト」が完全に消耗してしまってヒールのプラスチックや金属の部分が音を立てているのかもしれません。
関連キーワード:
2024/09/27
2024/09/26
社外との日程調整にストレスを感じている人に!面接・商談・会議・接待などの日程調整で活躍するツール #Z世代pickフレッシャーズ
2024/09/23
2024/09/19
韓国発の話題書籍「自分には無理」から「やればできる!」に思考が変わる 悔いのない人生を送るためのヒント『たった一度でもすべてをかけたことがあるか』をご紹介 #Z世代pickフレッシャーズ
2024/09/17
社会人デビューもこれで完璧! 印象アップのセルフプロデュース術
いつでもわたしは前を向く。「女の子の日」を前向きに♪社会人エリ・大学生リカの物語
あなたの“なりたい”社会人像は? お仕事バッグ選びから始める新生活
視点を変えれば、世の中は変わる。「Rethink PROJECT」がつたえたいこと。
ウワサの真実がここにある!? クレジットカードの都市伝説
忙しい新社会人にぴったり! 「朝リフレア」をはじめよう。しっかりニオイケアして24時間快適。
実はがんばりすぎ?新社会人『お疲れ度』診断
【診断】セルフプロデュース力を鍛える! “ジブン観”診断
かわいい×機能性がつまったSamantha Thavasa Petit Choiceのフレッシャーズ小物を紹介! 働く女性のリアルボイスを集めて開発された裏側をレポート