レオナルド、ドゥンガにラモン・ディアス、日本に来た大物サッカー選手たち

更新:2018/08/03

社会人ライフ

レオナルド、ドゥンガにラモン・ディアス、日本に来た大物サッカー選手たち

サッカーのウルグアイ代表フォワード、ディエゴ・フォルラン選手。ワールドカップのアフリカ大会での得点王や、ヨーロッパサッカー全体の最多得点(ゴールデンシュー)に輝くなど、世界的なストライカーの一人です。そんな一流選手が日本のセレッソ大阪に入団しますます盛り上がるワールドカップイヤーの日本。まだリーグ戦は2試合しか行われていませんが、大きな注目を集めています。

さて、こうした海外の超大物サッカー選手は過去に何人も日本のチームに移籍してきました。日本代表監督にもなった、ブラジルの英雄・ジーコもその一人ですね。今回は、そんな日本のチームに所属した経験のある、大物サッカー選手を紹介します。

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●ドラガン・ストイコビッチ

キャリアの最後を名古屋グランパスエイトで過ごし、その後同クラブで監督としても活躍したストイコビッチ。「ピクシー」の愛称でもおなじみですね。グランパスに来る前は、フランスの名門・マルセイユ所属時にUEFAチャンピオンズカップで優勝するなど、輝かしい実績を挙げています。

●ピエール・リトバルスキー

華麗なドリブルテクニックと高いシュートテクニックを武器に、ドイツの名門・FCケルンや西ドイツ代表で活躍したサッカー選手。Jリーグ開幕の1993年にジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド市原・千葉)に移籍し活躍しました。「ヤルネ〜」のセリフでおなじみのウインナーのCMにも出演していたので覚えている人もいるでしょう。

●ドゥンガ

ブラジル代表として3度のワールドカップに出場した大物選手。1994年大会では見事優勝し、ベストイレブンにも選ばれています。1995年にジュビロ磐田に入団し、強烈なキャプテンシーを発揮しクラブをけん引しました。磐田に勝者のメンタリティーを植え付けた選手として、今でも語られています。

●ラモン・ディアス

アルゼンチン代表としてワールドカップのスペイン大会に出場、またクラブレベルではナポリやインテルといったセリエAの名門で活躍した名ストライカー。Jリーグの創成期に横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)に移籍し、初代得点王になるなど日本でも活躍しました。

●ミカエル・ラウドルップ

セリエAのユベントスやリーガ・エスパニョーラのバルセロナ、レアル・マドリードといった世界トップの名門チームで活躍した元デンマーク代表のサッカー選手。キャリア晩年の1996年に当時2部に所属していたヴィッセル神戸に移籍し、1部昇格に貢献しました。大物が2部のチームに移籍するということで、当時話題になりました。

●カレカ

イタリアの名門ナポリで、あのディエゴ・マラドーナとのコンビで得点を量産した、元ブラジル代表のストライカー。ワールドカップでも活躍しました。1993年にナポリから2部所属だった柏レイソルに移籍し、1部昇格に貢献。1996年シーズンまでレイソルに所属しました。

●ベベット

高いスピードや抜群の得点力を武器に、ブラジルの国内リーグやスペインのリーガ・エスパニョーラで活躍した元ブラジル代表選手。1994年のワールドカップアメリカ大会では7試合に出場し、優勝に貢献しました。2000年に、ブラジル代表経験者を多く迎え入れてきた鹿島アントラーズに移籍。大物選手の加入で話題になりましたが、わずか4カ月で退団しました。

●レオナルド

ジーコをはじめとする、ブラジルの名選手が多く在籍した鹿島アントラーズですが、サポーターに非常に愛された存在としてレオナルドは外せません。1994年にアントラーズに移籍する前は、ブラジルの名門サンパウロやスペインのバレンシアに所属、またワールドカップでも活躍していました。アントラーズを離れた後はパリ・サンジェルマンやACミランなどでも活躍しました。

●ゲーリー・リネカー

1986年のワールドカップメキシコ大会で得点王のタイトルを獲得した、代表通算48ゴール(イングランド歴代2位)の記録を持つ元イングランド代表のストライカーです。名門バルセロナや、イングランドのトッテナムで活躍した後、1993年に名古屋グランパスエイトに移籍。目立った活躍は残せませんでしたが、Jリーグ黎明(れいめい)期に日本に来た大物外国人選手の一人として有名です。他にも、ワールドカップの得点王経験者は、サルヴァトーレ・スキラッチ(1990年大会)、フリスト・ストイチコフ(1994年大会)が来日しています。

選手以外にも、イングランドの名門アーセナルの現監督のアーセン・ベンゲルや、ブラジル代表などを率いたルイス・フェリペ・スコラーリといった名監督も、日本で指導経験があります。

ここ最近は、こうした大物外国人選手がJリーグに来ることはありませんでしたが、今回のフォルラン選手の加入がきっかけとなって、また経験豊富な一流選手がいろいろ来るようになれば良いですね!

(貫井康徳@dcp)

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