あなたが電車の座席に座っているとお年寄りが数人乗車してきました。普段であればすぐさま席を立つところですが、なぜか今回は考えてしまいました。それは、お年寄りがトレッキングブーツを履き、リュックサックを背負って元気にハイキングでも楽しんだ帰りのようだったからです。
さて、あなたならどうしますか?
1.「必ず譲る」
2.「自分の座っている座席が優先席なら譲る」
3.「自分が疲れていなければ譲る」
4.「譲る必要はない」
5.「その他」
19〜29歳の学生378へのアンケートでは、下記の結果となりました。
「必ず譲る」...11.9%
「自分の座っている座席が優先席なら譲る」...37.8.%
「自分がつかれていなければ譲る」...22.5%
「譲る必要はない」...19.8%
「その他」...7.9%
【「必ず譲る」派】
・「元気で丈夫そうな方でも、必ず声をかける」(女性/22歳)
・「自分の祖父母にそうしてほしいように、誰かの祖父母にそうするのが当たり前だと思う」(男性/22歳)
【「自分の座っている座席が優先席なら譲る」派】
・「優先席は老人などのためにあるから」(男性/22歳)
・「どうしても辛そうにしているなら席を譲るが、この場合一人でなく複数なので譲らない可能性が高いと思う」(男性/26歳)
・「元気そうであれば優先席以外ならあえて譲ることはしないと思う。譲っても断る人もいるから」(女性/22歳)
【「自分が疲れていなければ譲る」派】
・「若いからといって立ち上がるのは違うというか、自分の体調が良い場合以外は座り続けてしまうから」(男性/21歳)
・「老人だから譲るという問題ではなく、そのときにより負担や疲労が大きい人が座れば良いと思うから」(男性/22歳)
・「老人だから座るべきだとは思わないので。体調が悪い人や疲れている人など、椅子が必要な人が座るのが良い」(女性/24歳)
・「いろいろと楽しめるくらい元気なら、譲るのは失礼かと思う。あとは、帰りの電車は死ぬほど疲れて寝ていることがほとんどなので、老人が乗車したことに気づくこと自体が少ない」(女性/24歳)
・「優先であり、強制ではないので疲れていた場合譲りたくはない」(女性/22歳)
【「譲る必要はない」派】
・「ハイキングやショッピングするくらい元気なので、譲らない」(女性/27歳)
・「例えフラフラの老人だろうと席は譲らない。譲ってほしい人は優先座席に向かうべきだし、乗車料を同じ額だけ払っているから、関係がないと考えているため」(男性/23歳)
・「老人でも元気であれば、席を譲ることは逆に失礼に思われると考えるから」(女性/22歳)
・「優先座席は体の不自由な人、あまり健康でない人のためにあるので、元気なら譲る必要はない」(女性/25歳)
【「その他」と答えた人たち】
・「さりげなく席を立ち、別の車両に移動する」(女性/23歳)
・「ハイキングやショッピングにいける程元気なのであれば譲らなくてもいいと思う。基本的にパッと見で足腰が丈夫そうであれば席は譲らない」(女性/22歳)
ちなみに、男女別で見ると「譲る必要はない」で男性25.6%・女性16.6%、「自分が疲れていなければ譲る」で男性19.0%・女性24.5%という2点に大きな違いがありました。
若い人でも、病気などを抱えている可能性もありますし、やつれた社会人よりもよっぽど元気そうなお年寄りを見かけることもありますが、「体調が悪い人、ハンデのある人に座席が必要」というのは、多くの人が認めるところです。しかし、筆者が普段電車に乗っていて気になるのは、座っている人のほとんどが周りの状況に目もくれずスマホの画面や雑誌などに集中している光景です。これでは目の前に妊婦さんやお年寄りがいても気づきませんよね。「譲る・譲らない」は自分や車内の状況にもよりますが、まずは誰もが気持ちよく過ごすために、周囲に気を配ることが大切なのではないでしょうか。みなさんはどうお考えですか?
文・オリスリス
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