「くまモン」や「ふなっしー」など、地域を応援するゆるいマスコットキャラクター「ゆるキャラ」。その愛らしい見た目から注目を集め、キャンペーンやイベントに引っ張りだこで、関連グッズは売り切れ続出のようです。しかし、Suicaなどの交通系カードのキャラクターも、「ゆるキャラ」に負けず劣らず個性的。今回はそんな全国の交通系カードのキャラクターを紹介します。
■カエルくんと時計くん
JR九州のICカード「SUGOCA」のキャラクターは、カエルくんと時計くん。カエルくんは、フロック大学に通う20歳の青年。カエルくんと時計くんは友人で、その他にもカエルくんの彼女のカエルちゃんや、パパ、ママなどのキャラクターがいます。キャラクターのデザイナーはロドニー・A・グリーンブラットさん。過去にはゲーム「パラッパラッパー」のキャラクターデザインやPUFFYのCDジャケットのデザインを手がけていました。
■ロボット
首都圏の鉄道・バスで利用できるICカード「PASMO」。このカードのマスコットはロボット。頭にアンテナが付いているピンク色のボディ。頭のアンテナでは情報収集することができ、最近ではCO2削減や環境問題に興味があるとのこと。普段はお腹に閉まっているPASMOを使い移動していますが、急いでいるときには、自ら電車やバスに変身することができます。
■カモノハシのイコちゃん
JR西日本のICカード「ICOCA」のキャラクターは、カモノハシのイコちゃんです。青色の体とゆるい表情が特徴で、過去には仲間由紀恵さんとの掛け合いがコミカルなCMも放映されていました。またキティちゃんやリカちゃん人形、秘密結社鷹の爪とのコラボレーション商品も販売。今年はICOCA10周年ということで、7月1日から、イコちゃんのメロンパンやマフラータオル、ぬいぐるみなど様々なグッズが発売されています。
■エゾモモンガ
JR北海道「Kitaca」のキャラクターのエゾモモンガは、長いしっぽに短い手足が多くの人にウケて、北海道の人気キャラクターになりました。「Kitaca」が発売された当時、エゾモモンガの図柄などが好評で売れすぎてしまい、一時期発売中止になったほど。JR北海道のホームページでは、ブログパーツや壁紙を配布しています。キャラクターデザインは、イラストレーターのそらさん。エゾモモンガの他に、北海道観光PRキャラクターのキュンちゃんなどを手がけています。
■丸くて黄色いキャラクター
名古屋を中心とした地域で利用できるICカード「manaca」。ほとんどの交通系カードのマスコットキャラクターは、動物やモノがイラストのベースになっていますが、「manaca」のキャラクターは、黄色の大きな丸に目と口が書かれている。名前も設定も無く、インターネット上では「名前は一体何なの?」「これはどんな生き物なんだ」と、その不気味な存在感が話題となっています。
このように見てみると、全国交通系カードキャラは、どれも魅力的なものばかり。地方のPRや経済に貢献し活躍しています。この他にもたくさんの交通系カードのキャラクターがいるので、あなたのお気に入りのキャラクターを探してみてはいかがでしょうか。
文●岩見杏(プレスラボ)
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