イメージダウン！ 初対面の相手にイラッとした瞬間9選「目も合わさずにあいさつ」「相槌が『うん』だけ」

第一印象というものは、本当に大事です。悪印象を与えてしまうと、それを覆すのは非常に難しいとも言われています。それでは、一体どんな言動が第一印象を悪くしてしまうのでしょうか？ 今回は社会人に、初対面の相手にイラッとした瞬間について聞いてみました。

■しっかり目を見て！

・まったく目を見ないで話す。マナーがなっていないなと思う（男性／26歳／農林・水産）
・目も合わさずに挨拶してきた。失礼だと思う（女性／30歳／情報・IT）

人と視線を合わせるのが苦手な人もいるとは思います。それでもやっぱり、初対面の挨拶くらいは、きちんと目を見てするのがマナーです。

■ちゃんと敬語を使って！

・仕事で初対面の仕入先の若い人と話したが、相槌が「うん」だったのでイラッとした（男性／49歳／自動車関連）
・初対面なら、あきらかに年下でも敬語を使ってほしい（女性／30歳／団体・公益法人・官公庁）
・後輩の微妙な敬語。後輩ならば、きちんとした敬語を使うべき（男性／32歳／電機）

特にビジネスシーンでは、初対面でのタメ口はご法度。相手が年下であっても、敬意を払う気持ちを忘れてはいけませんね。

■こっちの話も少しは聞いてよ......

・こちらの話を全然聞かない。こっちが話している意味がない（女性／31歳／情報・IT）
・自分のことばかりペラペラ（女性／37歳／医薬品・化粧品）

つい自分のことを話したくなりませんか？ おしゃべり好きな人は要注意です。

■適度な距離感が大切

・馴れ馴れしいのはアウト。どんな関係性であっても、タメ口は許せない（男性／29歳／ソフトウェア）
・すごい馴れ馴れしくて引いていたら、テンション低いとさらに絡まれた。全然おもしろくないのに、こっちの顔色も見ず勝手にはしゃいでいるので、だんだん腹が立ってきた。ほかのところで仲良くなった人と話していたら追いかけてきて絡まれたので、思わず「不快だ」と言ってしまった（女性／22歳／食品・飲料）
・いきなり肩を叩かれ、下の名前で呼んできて、イラッというより、ちょっと戸惑った（男性／48歳／アパレル・繊維）

初対面にもかかわらず、グイグイ距離を詰めてくる人っていますね。対応に困ってしまいます。

■何気ない仕草にイラッ

・時計ばかり見ている人がいて、ムッとしてしまった（女性／37歳／商社・卸）
・ずっと頬杖をついている。考えごとをしているならまだしも、だらしない印象があり、失礼だなと思う（女性／28歳／商社・卸）

「退屈なのかな......」「早く帰りたいのかな......」と相手に思わせてしまう仕草。場合によっては、相手を怒らせてしまうかも。

■挨拶もできないの？

・挨拶もまともにしない人は不快に思う。こちらが挨拶しても無視された（男性／25歳／電機）
・自己紹介なし。誰かわからない（男性／30歳／ホテル・旅行・アミューズメント）

はじめまして、○○です。よろしくお願いします——。これすらきちんと言えないようでは、社会人失格です。

■ちゃんと聞こえる音量で！

・声が小さい。言いたいことが理解できないので（男性／31歳／情報・IT）
・自己紹介のときの声が小さすぎて聞こえない。「聞きにくいので」とは言いづらい（男性／27歳／人材派遣・人材紹介）

もともと声が小さい人もいるとは思いますが、相手が聞きとれないような音量では話になりません。

■ズケズケ聞きすぎ！

・いきなり踏み込んだ話題。「初対面でそれ聞く？」的なことを言う（女性／22歳／その他）
・プライベートなことを、根掘り葉掘り質問を受けると、失礼と思う（男性／49歳／通信）

初対面のときは、当たり障りのない話題を選ぶこともマナーの一つです。

■自慢話にウンザリ......

・学歴を聞いてきた。自分がいい大学出だと自慢したいらしいのがイラついた（男性／43歳／その他）
・自慢の嵐。聞いていないのに（女性／30歳／ホテル・旅行・アミューズメント）

初対面に限らず、自慢話ばかりしたがる人は嫌われるもの。言いたい気持ちもわかりますが、そこはグッとこらえて！

ビジネスでもプライベートでも、悪い第一印象を与えて損をするのは自分です。その上、相手にも不愉快な思いをさせることに。どちらにとっても、良いことは一つもありません。初対面の相手と接するときは、いつも以上に言動に気を配るべきかもしれませんね。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

調査時期：2015年5月
アンケート：フレッシャーズ調べ
集計対象数：社会人368人（インターネットログイン式アンケート）