●座り方をときどき変えるもうひとつ大事なのは、ときどき座り方を変えること。先生がオススメするのは、タオルを使用した「ポスチャーチェンジ法」です。
丸めたタオルを椅子の背もたれと体の間に入れるのですが、ときどき、その位置を背中から腰にかけて上下3段階にずらしてやることで、負担のかかる部位を変える効果があるそうです。これならオフィスでも簡単に実行できますね。
「どんな座り方でも完璧ではありません。ときどき座り方を変えて軸をリセットすると、体の歪みが最小限に抑えられて、さまざまな症状の予防になりますよ」
●適度に休憩して、体をリセット「人間は動物ですから、体の構造は元来動くように作られています。パソコン使用時には、長時間体を動かさずにいるため体に変化が生じてしまうんです。予防するためには1時間に1回は休憩をとってください」
基本的には、動かずに同じ姿勢を続けることがよくないようです。パソコンの作業に夢中になりすぎると忘れがちですが、正しい姿勢を意識すると同時に、同じ姿勢が続かないように気をつける必要がありそうです。
先生のクリニックのウェブサイトには、休憩タイムにできる「簡単リセット法」も写真付きで解説されています。ぜひ、試してみてください。
●参考ページ
NGな座り方(
http://www.kizuchiro.com/room/115.html )
ポスチャーチェンジ法の参考写真(
http://www.kizuchiro.com/room/116.html )
簡単リセット法(
http://www.kizuchiro.com/mouse/contents_03.html )
●取材協力:木津直昭(KIZUカイロプラクティック院長)
http://www.kizuchiro.com/文●永井祐子(エフスタイル)