いくら稼いでも、見境なく浪費してしまっては、お金は貯まらないもの。1年で100万円なんて、夢のまた夢だと思っていませんか? そんなことはないのです! 1年で100万円を達成するために、社会人のみなさんが実践したテクニックを調査しました。
■記録する
・「家計簿をつけて、支出の無駄を把握する」(女性/30歳/金融・証券)
・「通帳の頻繁な記帳」(女性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・「お小遣い帳をつける」(男性/43歳/機械・精密機器)
自分の支出を知ることからスタート。大事なことですね!
■自炊する
・「仕事に弁当を持っていく」(男性/31歳/運輸・倉庫)
・「水筒も持参する」(女性/28歳/ソフトウェア)
・「外食を控えて自炊する」(女性/27歳/生保・損保)
贅沢をしていなくても、毎日の食費は大きい出費。水筒だけでも、かなり違うかもしれません。
■強制貯金
・「給与天引きでお金を貯める」(女性/31歳/自動車関連)
・「無理して定期預金に貯金する」(男性/31歳/商社・卸)
・「給与天引き+ボーナスは私の物ではないと思い込み、貯め続けた」(女性/29歳/団体・公益法人・官公庁)
使えるお金を減らしておけば、考えなくても知らない間に溜まります。
■買う物を厳選する
・「買うか買わないか迷った時は買わずにあきらめ、その分を貯金に回す(男性/22歳/食品・飲料)
・「スーパーの見切り品ばかり買う」(男性/35歳/団体・公益法人・官公庁)
・「コンビニに行かない」(男性/28歳/金融・証券)
細かいものでも、買う前にちょっと考えるだけで、結果はずいぶん変わってくるはず。つい買いたくなる、コンビニに行かないというのもテですね。
■ライフスタイルを変えてみる
・「自転車通勤」(女性/23歳/その他)
・「飲み会を控える」(女性/31歳/食品・飲料)
・「現金を持ち歩かない」(女性/28歳/建設・土木)
・「使っていない家電のコンセントを抜くなど、節電に力を入れる」(男性/22歳/情報・IT)
自転車で通勤すれば運動になるし、飲み会を控えれば自分の時間ができます。無理するのではなく、気持ちよく変えられるといいですよね。
以上が、アンケート調査で多かった意見をまとめた5選です。最後に、その他の意見もご紹介。
■部屋をかたづける
・「1日1食」(男性/36歳/機械・精密機器)
・「実家で暮らす」(男性/31歳/電機)
・「部屋をかたづける。不要なものを増やさない意識が出てくるため、無駄なものを買わなくなる」(女性/29歳/情報・IT)
・「携帯電話のプランを見なおす。固定費なのでかなりでかい」(男性/28歳/医療・福祉)
みなさん、いろんな工夫をしていますね!
記録することはすばらしいけれど、それが面倒で貯金自体を辞めてしまっては意味がありません。ランチ代を節約しすぎて、仕事のモチベーションにまで影響してしまっては残念です。何をしなければいけないというより、人によって、最も合った貯金の方法があるはず。ベストな方法を見つけるために、上記の結果を参考にして、いろいろ試してみるのもいいですね!
文・中島理恵
調査時期:2015年3月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人315人(インターネットログイン式アンケート)
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