【入社式の持ち物リスト】持ち物が書いていないときの対処法、入社式の流れも解説

更新:2025/09/09

入社式

入社式の流れ・持ち物まとめ

いよいよ始まる社会人ライフ。その第一歩が入社式です。初出社の日は緊張するかもしれませんが、何事も最初が肝心です。

特に重要なのは入社式当日の持ち物と流れを把握しておくこと。必要な物をしっかり準備しておけば、当日に余計なことで焦らずに済みます。

安心して入社式に臨むために、入社式の持ち物や流れについて予習しておきましょう。

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入社式からあなたはもう社会人

入社式からあなたはもう社会人

いよいよ就職! キャリアのスタート地点となるのが、入社式。その日からのあなたはもう立派な“社会人”です。

新卒の場合、入社日は一般に4月1日付となるケースが多く、それに合わせて入社式も4月1日当日かその前後で行われることになります。

企業では新卒として入社するあなたを「今後の企業にとっての大きな戦力」としてみているはずです。

これからは、やりがいも責任もだんだん大きくなってくることでしょう。大変なこともあるかもしれませんが、広い視野を持って、主体的に仕事に取り組むようにしましょう!

入社式の流れと当日のイメージ

入社式の流れ

入社式当日の一般的な流れについて、以下の順序で説明します。

・受付
・式典
・自己紹介
・懇親会

初めてのことばかりで緊張するかもしれませんが、あらかじめ流れをイメージしておくと、気持ちに余裕を持って入社式に臨めるようになるはずです。

受付

まずは会場での受付です。電車遅延などのトラブルによる遅刻を避けるため、時間には余裕を持って到着するようにしましょう。

そして、受付を済ませたらスマホの電源はオフあるいはマナーモードに。式典中にスマホをいじったり着信音が鳴ったりするのはNGです。

受付での案内に従って席に着いたら、静かに待機します。

式典

ここでは一般的な入社式の式次第をご紹介します。

1.社長あいさつ・祝辞
企業が大切にしていること、企業としての基本姿勢、新社会人に期待することなどが話の中心となるケースが多いです。しっかり耳を傾けましょう。先輩からの祝辞も新たな出発の励みになります。

2.入社辞令授与
企業の一員として正式に認めるという書面を受け取ります。入社辞令とは次のようなものです。



配属先は決まっていれば書いてあることが多いですが、今後の研修後に配属が決まるケースもあります。

配属先の決定は大きな関心事ですよね。入社式に配属が発表になるところは、全体のおよそ3割の企業。そして入社前の時点で、配属が決定している人はおよそ2割とされています。

もともと希望していた配属にならず、肩を落とす人もいるでしょう。ですが企業は個人の適性や資質、それから通勤距離など考え合わせた上で慎重に配属を決めています。

配属が決まったからには「まずはそこで成果をあげてみせる!」というくらいの気概を持って、業務に取り組んでいきましょう。

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3.新入社員による答辞
新入社員の代表により、答辞として「学生から社会人になる決意表明」などが述べられます。

なお、新入社員の人数が少ない場合は、1人1人が決意表明を行うケースもあります。

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4.記念写真撮影
会社からの案内に従って記念写真の撮影へと進みます。はしゃぎすぎ、緊張しすぎはどちらも損。胸に秘めた希望や決意は、表情にもあらわれるものです。

5.オリエンテーション

入社式の日にオリエンテーションの場を設けて、今後の研修や業務内容、福利厚生などについて説明する会社が多いようです。重要なところはメモを取り、不明点は質問して解消しておきましょう。

自己紹介

新入社員代表による答辞に代えて、新入社員全員が自己紹介を行うケースもあります。あるいは式典後の配属先や懇親会など、自己紹介を行うシーンはさまざま。

自己紹介では緊張して声が小さくなりがち。「大きな声で明るく爽やかに」を心掛けましょう。「名前」「出身校」「抱負」「意気込み」など、事前に話す内容を準備しておくと安心です。

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懇親会

入社式を終えると、昼食を兼ねて懇親会(懇親パーティー)が開かれることも。これから仕事をともにする仲間たち、あるいは上の立場の人たちと親交を深める場となります。

社会人として初めての懇親会、どのように振る舞うのが適切なのでしょうか? 注意点を2つお伝えします。

1.あくまで会社行事であることを忘れずに

パーティーとはいっても、入社式の一環として催されています。ハメを外しすぎないように注意しましょう。

自分のキャラをアピールするのもすてきなことですが、人によって言動に対する感じ方は異なるため「まずは礼儀正しく」が大前提です。

2.立食形式なら積極的に多くの人と話そう

懇親パーティーは多くの場合、立食形式で行われます。その場合は積極的に歩き回って、できるだけ多くの人と話すようにしましょう。

同期や先輩などさまざまな人たちと会話をすることで、職場の雰囲気や社風などがつかめるかもしれません。

「そういう場は苦手」という方はあまり無理をする必要はありませんが、最低限のコミュニケーションとして「ハキハキした受け答え」「笑顔」など意識してみるとよいでしょう。

入社式の持ち物チェックリスト

入社式の持ち物

入社式の日は出社1日目にあたることも多く、さまざまな持ち物が必要になります。企業によって多少異なりますが、一般的に必要となる持ち物の例をご紹介します。

入社式当日に提出する書類

まず忘れてはならないのが、入社式当日に提出する書類です。会社側から「入社式の日に」と指定されている書類は早めに準備しておきましょう。以下に提出書類の例を挙げておきます。

身元保証書 あなたの身元を保証するための書類。親などを含め2人の保証人のサインを受けて提出します。
卒業証明書 ほとんどの大学で3月中旬までに郵送、提出済みですが、済んでいない場合は大学に発行してもらい提出します。
マイナンバー 社会保険の手続きや税務上の手続きなどで必要になります。
機密情報/発明・著作物に関する同意書 IT関連、開発業務など、業種や職種により社外秘事項等についての書類提出が求められることがあります。


いつもらえる? 卒業証明書の発行日に関して

その他の重要な持ち物

提出物以外の重要な持ち物は以下の通りです。

預金通帳あるいはキャッシュカード等 給与口座の登録に必要です。
印鑑 さまざまな書類への押印に使用するため、入社手続きに必須といえます。
筆記用具 ビジネスパーソンとしての必須アイテムです。特に黒ボールペンは必ず用意しましょう。
大きめの鞄 A4の書類が入る鞄(ビジネスバッグ)だと、入社式の日にもらった書類を折り曲げることなくしまえます。就活で使っていたものでOK。
財布・スマホ等・ハンカチ・ティッシュ・化粧ポーチ等 日頃から持ち歩いているものを持って行くと安心です。


あると便利な持ち物

持っていると便利なアイテムをご紹介します。

スケジュール帳あるいはメモ帳 大切な連絡事項があればメモしましょう。
クリアファイル 重要な配布物に備えて、鞄に何枚か入れておくと便利です。
小型ミラー 写真撮影の直前に素早く身だしなみチェックできます。
ウェットティッシュ 懇親会で手などの汚れが気になるときに便利です。靴やスーツが汚れてしまったときの応急処置にも。
汗拭きシート 会場まで歩かなければならない距離が長い場合にあるとよいでしょう。


入社式の持ち物に関する注意点

入社式の日はこまごまとした持ち物が多く、特に提出物には似たような書類が多いので要注意。

提出物の中には自分のサインだけでなく、親族のサインが必要なものもあるため、早めに準備を進めることが大切です。

さらにうっかり忘れやすいのが、筆記用具やモ帳です。いざというときすぐにメモが取れないと不便なので、忘れないようにしましょう。

加えて、天候によっては雨具が必要な場合もあります。天気予報をチェックして、少しでも天気が崩れそうなら折り畳み傘を持っておくと安心です。

入社式の持ち物が案内に書いていないときの対処法

当日受け取るもの

もし、入社式の案内に持ち物が書いていなかった場合には、前もって会社に問い合わせをしてみるのが確実です。

問い合わせをする際は、相手の都合のよいタイミングで返信できるようメールを送るとよいでしょう。

まとめ

入社式 持ち物 まとめ

入社式の基本の流れや持ち物、そして懇親会の注意点についてご紹介しました。

入社式はゴールではなくスタートです。あなたの社会人生活という物語を紡いでいくうえで、入社式は大切な第一章。

入社希望時の志や内定をもらったときの感謝の気持ち、喜びを胸に刻み、キリリと入社式に臨みましょう!

(学生の窓口編集部)



学生の窓口編集部

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