【ビジネスの筋トレ】STEP3:上司に可愛がられる練習

2011/11/24

対人マナー

名刺交換のやり方とか、日々の仕事のこなし方など、職場で必要となる知識や技術は入社後に教わればよいことです。今は、どんな場面でも役立つ基礎的な力を付ける時期。体育会でいえば"筋トレ"の段階。ヒット商品を創った人、できる営業マン、すご腕経営者に、入社前だからできるトレーニングを聞きました。

STEP3:「上司に可愛がられる練習」

本人は気付いていない場合が多いのですが、新入社員には大きな武器があります。先輩たちはみんな「こいつ、どんなヤツなんだろう?」とあなたに興味津々なのです。まだ仕事には精通していないあなた、この武器をフル活用する準備をしておきませんか?

■「甘え上手」がモテる
決して男女の話ではありません。上司と部下の話です。 去年か今年の4月を思い出してください。サークルや部活で「新歓」飲み会が開かれたと思います。その時、先輩がまだ飲む気満々なのに、新人が「もう帰ります」と言ったら......かなり興ざめですよね。 逆に、思わずかわいく思えてしまう後輩はどんな人ですか? まず、素直に教えを聞く後輩でしょう。あとは、先輩のすごさを素直に認める後輩。先輩というのは「後輩が自分から学んでくれた時、うれしい」生き物なのかもしれません。
あなたの武器は、明確に「可愛がられること」なのです。

先日、お酒メーカーの販売促進を担当されている30代の男性にお話を伺いました。彼は「仕事にギブ&ギブはない」と言います。彼は東京の本社にいて、全国の営業に「こんな販売促進キャンペーンをやってください」と指示を出します。全国の営業は、その方針に従い、たとえば居酒屋さんに「弊社のウイスキーを使ったハイボールをメニューに加えませんか?」などと提案をします。その際、営業さんは東京本社に「ハイボールのグラスを100個、大至急で!」とか「ハイボールのポスターを20部!」などと、次々、発注してきます。だから、彼は日曜でも夜中でも携帯電話を離しません。全国の営業さんの要望にすぐ応えるためです。
「私が無理な要望にも応えるから、全国の営業さんは、販促に必死になってくれるんです。やっぱり、仕事にギブ&ギブはないんですよ」

そして、あなたができる「ギブ」は、当面、可愛がられることなのです。

■ノート1冊で部長が歓喜!?
ならば、1年目社員の仕事は何か。先輩に甘えちゃうことなのです。先輩と飲みに行った時、何か今後の糧になる言葉をもらったら、すぐメモ帳を取り出し、書き留めておく。見られたら「聞き逃したくないんです」「2回同じことを言われるのは後輩の恥です」などと言う。ちょっとできすぎくらいですが、何てかわいい後輩でしょう!

この練習は、いますぐできます。例えば、OB訪問でお世話になった先輩と、4月に会社で会えばいいと思っていませんか? キミにもし時間があれば「図々しいお願いかと思いますが、新人の心得をお伺いしたいので、お時間がございます時、お酒に連れて行っていただけませんでしょうか」などと連絡し、さっそくメモ帳持参で駆けつけましょう。 就職先の先輩が無理であれば、ほかの年上の人を選んでもいいと思いますよ。ようするに、今回の筋トレは、まさにこれなのです。

「年上の人に甘える練習、年上の人から学ぶ練習を、今から意識して積んでおきましょう」

プロフィール
夏目幸明(なつめ・ゆきあき) 1972年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、広告代理店『アサツーディ・ケイ』に入社し、その後、雑誌記者へ。現在、小学館『DIME』にヒット商開発秘話「UN・DON・COM.」を、講談社『週刊現代』の「社長の風景」を連載中。『資格の学校TAC』の『マスコミ・就活対策』の講師もつとめる。Wセミナー講師陣 twitterアカウント@natsumedayo facebookアカウント「夏目幸明」


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