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【高校留学ストーリー】「高校留学」を経験した先輩たちはどんな進路を歩んでいる?

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ここまで留学に向けてのさまざまなステップを学んできましたが、留学を終えて高校を卒業したら、どのような進路を選べばいいのでしょうか? 今回は「高校留学」を中心に、進路選びのポイントや先輩留学生たちのエピソードをご紹介。無事留学が決まったビッティーくんは、卒業後の自分にあれこれ想像を膨らませているようですが…。高校生へのお節介が趣味のホワリンズと学ぶ、高校生のための留学連載、ステップ4です!

CONTENTS

※今回は主に、高校生の留学のうち、短期留学や現地高校卒業目的の留学ではなく、日本の高校に在籍しながら、1学期間~1学年の間留学するタイプの留学(以下、記事内では、高校留学と呼びます)をピックアップしてご紹介します。
※高校留学では日本の高校に在籍したまま、海外の高校の学期制に合わせて、現地の高校生と同じ授業を受けて学びます。学校長の判断で、海外での履修も日本の在籍校の単位として認定される場合もあります。

進学に就職、起業っていう道もあるよね! 留学を経験したら夢が広がりそうだなぁ〜!

ビッティーくん

高校生の留学経験は、進学でも就職でも大きな武器になるよ! 幅広い可能性を視野に入れて考えてみよう♪

ルンルン

「高校留学」を成功に導くためのコツ

こちらの記事で紹介したように、高校生の留学にはさまざまな種類があります。なかには、海外の高校に通って本格的に学ぶ「高校留学」を選び、グローバルなキャリアを考えている人も多いはずです。語学留学などの短期留学との違いや、「高校留学」だからこそ広がる進路の選択肢についてまとめました。

「高校留学」って? 短期留学との違いは?

「高校留学」とは、日本の高校生が現地の高校に“正式な生徒”として通う留学のことです。現地の生徒と同じカリキュラムを受けたり、一緒に生活することで、本格的に語学力や国際感覚を養うことが目的とされています。「高校留学」のなかには、日本の高校に在籍したまま一定期間(おもに1学期〜1年間)海外の高校に通う「在学留学」や、編入してそのまま卒業を目指す「正規留学」などもあります。

「在学留学」の場合、ほとんどの公立高校では、留学先の高校の履修も日本の在籍校の単位として認定され、帰国後に進級することができます。ただし、日本の在籍高校の判断によっては単位認定されず、「休学扱い」で出発前の学年に復学するというケースもありますので、事前に高校の先生との相談が必要です。

対して、語学研修やサマースクール、国際ボランティアなどといった一般的な「短期留学」(1週間〜数週間程度)は、「高校留学」とは違い、語学学習や異文化体験をすることがおもな目的です。気軽に留学を経験できますが、単位は基本的にはつかないため、夏休みや春休みなどの長期休暇を使って行く人がほとんどです。

「高校留学」の重要性・メリットは?

「高校留学」は、実際に現地の高校生と同じ授業を受けることで、実践的な語学力が身につくだけでなく、異文化への理解や国際的な視野、自立心を深められるという大きなメリットがあります。感受性に富んだ高校生という時期を、異文化の中で“1人の高校生”として生活することで、教科書だけでは学べないリアルな社会や価値観に触れることができます。

最近は国際経験を評価する大学や学部、企業も増えており、「高校留学」の経験はグローバルな視点を持つ人材として高く評価される傾向があります。日本の大学だけでなく、海外の大学への進学も視野に入れるなど、進路の選択肢が広がる点も大きな魅力です。

「日本の大学に進学する」選択肢

高校留学を経験したのちに、日本の大学への進学を選択する人は多くいます。海外での学びや生活で培った語学力、世界的な視野、自立心などは、日本の大学における総合型選抜(AO入試)や推薦入試で高く評価されます。また、実体験をもとにした志望理由や学びたい内容を明確に伝えることができるため、面接や書類選考でも有利になるケースも。自分の強みとして、しっかりアピールしていきましょう。

日本の高校を卒業する場合

高校留学後に日本の高校に戻ったら、日本の高校生と同じように日本の大学受験に挑みます。誰でも受験できる「一般入試」のほか、高校留学経験をアピールポイントにして「AO入試」や「推薦入試」に挑む人も多くいます。出願時には、留学先の高校の成績証明書が必要になるため、留学中に用意するようにしましょう。

海外の高校を卒業する場合

正規留学で海外の高校を卒業した場合は、「帰国生入試」や「AO入試」で日本の大学を受験するのが、おもな選択肢です。「帰国生入試」は帰国生限定の入試制度で、海外生活で得た語学力を存分に活かすことができます。英語力の証明(TOEFL®やIELTSなどのスコア)を求められることが多く、また、大学によっては特定の資格を出願要件とする場合もあります。受験資格は大学・学部によって異なりますので、入試要項を確認しておきましょう。
「一般入試」での出願も可能ですが、日本の「高等学校卒業程度認定試験」に合格するなど、日本の高校と同等の卒業資格が必要となります。

「海外の大学に進学する」選択肢

海外の大学に入学する高校生はコロナ以降年々増加していますが、まだまだ少数派です。だからこそ希少価値がありますので、将来的にグローバルに活躍したい人、海外で就職したい人はぜひ挑戦してみましょう。国や大学によっては入学条件が厳しいケースもありますが、高校留学で養った語学力や経験は志望理由書や面接で高く評価され、高校留学先の学校からのサポートを受けられる場合もあります。

こちらの記事でも紹介しています。

日本の高校を卒業する場合

日本の高校から海外の大学に進学する場合、国や大学によって入学条件が異なります。そのため、まずは志望国や大学を決め、出願要件を確認することが重要です。多くの大学では高校の成績や、英語能力試験(TOEFL®やIELTS)のスコアが求められ、エッセイや推薦状の提出も必要です。さらに、アメリカの場合は、SAT®やACT®などの標準テストのスコアが求められます。

また、アメリカの大学は直接入学が可能ですが、イギリスやオセアニア地域の大学では、入学前に大学進学準備コース(Foundationコース)の受講が必要な場合があります。
出願する際は、大学独自のオンラインシステムや、複数の大学にまとめて出願できる共通出願サイトを利用します。わからないことがあれば、留学エージェントや高校の先生に相談してみましょう。

海外の高校を卒業する場合

正規留学で海外の高校の卒業資格を取得し、そのまま現地の大学へ進学する場合は、卒業した高校のカリキュラムが大学入学資格として認められているため、比較的スムーズです。この場合も、入学試験や英語能力試験のスコア、エッセイや推薦状などの提出が必要ですが、その国の制度や出願条件に合った準備がしやすいため、合格の可能性は高まります。

ただし、オーストラリアの高校からアメリカの大学に進むなど、卒業した高校とは別の国の大学へ進む場合は、進学先によってはやや難易度が上がることもあります。この場合、高校の卒業資格や成績が、進学先の国や大学でどこまで通用するかがポイントになりますので、出願条件を事前にしっかり調べるようにしましょう。たとえば、国際バカロレア(IB)やA-Levelなどの資格は多くの国で認められておりスムーズに出願できますが、オーストラリアのATARやアメリカの高校卒業資格などは、一部の国では追加で英語試験や補足書類が必要になることもあります。

専門学校への進学や就職という道も!

高校留学後の進路は大学進学だけに限らず、さまざまな選択肢があります。たとえば、海外での経験を通じて興味を持った分野を深く学ぶために、デザインやIT、ホスピタリティなどの専門学校へ進む人もいます。

また、語学力や異文化理解、行動力といった留学経験で得た強みは、企業からも高く評価されるため、国内外での就職活動でも活かすことができます。特にグローバル企業や観光業、スタートアップなどでは、国際感覚を持った人材の需要が高まっています。広い視野を持って、自分の将来を考えてみましょう。

留学経験は、どんな進路でも必ず強みになるよ!

ビクビク

「高校留学」を経験した人のストーリーを紹介

実際に高校留学を経験した先輩たちのエピソードから、成功へのヒントを学んでみましょう。高校留学で得た成果や、高校卒業後はどんな進路を選んだのか、その理由も教えていただきました。

アメリカの高校に通いながら独自の研究に没頭!

「マイノリティ×トイレ」という自身の研究を行うため、その研究環境が豊富なアメリカに渡り、高1から高2の夏まで現地の高校に通いました。勉学と研究の両立、そして高校生という立場上行動範囲がかなり狭く苦慮しましたが、高校の同期や地域のコミュニティなどの協力があって乗り切ることができました。
また、現地の高校で生徒会長をしていたのですが、「購買のナチョスチーズの単価を下げて、より求めやすい価格に」という現地ならではのキャッチーな公約を掲げた結果、学校の購買収益がまさかの7倍ほど伸びたのも忘れられない出来事です。
帰国後もトイレの研究を続け、その成果をもとに推薦入試で日本の大学に進み、現在は「マイノリティが持つ潜在的経済効果」について研究しながら、トイレの経済性の分析などに取り組んでいます。データを集めながら、大学での研究を活かして社会にそれを実装する、この一連のフローの大成が今の目標です。

Maverickさん(アメリカ合衆国/期間:1年)

フィンランドの高校でさまざまな異文化を体験!

異文化交流に興味があり、コンフォートゾーンから出て海外で新たな視座を獲得したいという思いから、高校留学を決意しました。高校生は専門分野にとらわれず自由に学ぶことができるタイミングであり、大学進学前に自分のやりたいことを探すきっかけにもなると感じました。フィンランドを選んだのは、教育や社会福祉、環境問題やジェンダー平等、SDGsなどに関心があり、現地の取り組みや政策を直接学びたかったからです。
現地ではクリスマスや正月、高校主催のダンスパーティーと、さまざまなイベントを体験しました。また、ホストファミリーや友人とグローバルイシューや国際的な社会問題について話すことも多く、異文化交流のよい機会になったと思います。
元々国内の大学進学を検討しており、大学入学後も交換留学に行きたいと考えていたことから、帰国後は国内の大学の法学部に進学しました。

M.Y.さん(フィンランド/期間:10ヶ月)

こちらの記事では、海外の大学へ進学した人のエピソードも紹介しているよ!

トコトン

まとめ

「高校留学」はとてもチャレンジングなプランであり、それなりの準備も費用も勉強も必要となります。しかし、この経験はどんな進路を選択するときも必ず有利になり、自分の未来へ扉を大きく開いてくれるはずです。もし迷っている人がいるのなら、思い切って挑戦してみるのはいかがでしょうか。

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