【内々定後も就活継続】内定先に満足できず活動を続ける学生は7.8%、その実態とは

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9月末時点での内々定保有率は88.9%と高水準。しかし、内々定を持ちながら就活を継続する学生は7.8%に上り、内定先に満足できず企業選びを慎重に進める実態が明らかになった。

マイナビは10月14日、「マイナビ2026 年卒大学生キャリア意向調査9 月<就職活動・進路決定>」を発表した。

調査は9月23~27日、「マイナビ2026会員」として、2026年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生1,268人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は次の通り。まず「内々定保有膣の推移・経年比較」を見ると、9月末の内々定保有率は88.9%で、前年同月から0.9pt減少。

文系学生は88.6%、理系学生89.3%となり、3 月1日調査時点では文理で20.3ptの差があったが、本調査では0.7pt差と、文理差はほとんどなくなったと同社。

また、9月末時点での活動継続者の内訳をみると、未内々定者が11.1%、内々定を持ちながら活動を継続している割合(内々定あり活動継続者)は7.8%となっている。

さらに、内々定状況別に9月の活動内容を見ると、未内々定者は「企業研究」(39.2%)、「業界研究」(38.5%)、「自己分析」(35.2%)などが多く、具体的な選考の前段階の活動に取り組んでいる。

そして、内々定あり活動継続者は、「適性検査や筆記試験の受験」(50.9%)、「1次面接」(48.9%)、「企業へのエントリー」(48.2%)など、実際の選考に関する取り組みが多い。しかし、これらは採用選考の比較的初期段階のものだと同社。

次に内々定先への満足度を「就職活動終了者」と「内々定あり活動継続者」それぞれに尋ねると、内々定先に「十分満足している」と回答した割合は「就職活動終了者」では53.3%だったが、「内々定あり活動継続者」では7.5%と1 割を下回り、「就職活動終了者」と45.8%の差が開いた。

「内々定あり活動継続者」は内々定を得ているが内々定先に満足できておらず、新たな企業への応募をしていることが予想されるという。

内定後も就職活動を継続する学生と聞くと、少し前に話題となった「就活の蛙化現象」をイメージする。

しかし、調査担当のマイナビキャリアリサーチラボ 主任研究員 井出翔子氏は「今回の調査結果における学生の行動傾向は、似た側面を持つものではありますが、必ずしも同一の事象として捉えておりません。学生が内々定後も選考を継続する背景には、企業選びへの慎重さや将来への不安など、複合的な要因があると推測しています」と回答。

蛙化現象とは別ものと考えるのがよいようだ。

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