映画館の大きなスクリーンで観る映画は格別ですが、ネックになるのはチケット代の高さ。毎月1日の映画の日や、そのほかのサービスデーを利用すれば安くなるものの、タイミングを合わせるのも中々難しいのではないでしょうか。

映画好きの頭を悩ませるチケット代が、じつは「日本映画テレビ技術協会」の会員になるといつでも割引になるんです。 そこで今回は、「日本映画テレビ技術協会」の会員になってお得に映画を観る方法をご紹介します。（2022年6月13日執筆）

「日本映画テレビ技術協会」は誰でも会員になれる？

まず「日本映画テレビ技術協会」について説明すると、映画やテレビに関連する法人や団体と、映画・テレビの技術に携わる人々で組織されている社団法人です。活動は多岐にわたり、映像技術に関するセミナー及び勉強会の開催や、映像制作現場における顕彰活動などさまざま。

かなり専門的な協会なので、「映画やテレビ業界に関係する人しか会員になれないのでは？」と思いますがそんなことはありません。

「日本映画テレビ技術協会」会員には「法人会員」と「個人会員」、「学生会員」があります。法人会員は映画やテレビに関連する業務に携わる団体や企業が対象ですが、「個人会員」と「学生会員」には他にも下記のような加入要件が。

・「日本映画テレビ技術協会」の事業や目的に興味のある個人
・映画やテレビに関する仕事を志す学生

どちらかに該当すれば会員資格を得られます。とくに1つめの要件は、映画が好きというだけで誰でも当てはまるのではないでしょうか。入会方法は個人会員の場合は申込書をダウンロードし郵送またはメール添付で。学生会員なら申込みフォームからおこなえます。

気になる割引率をチェック

誰でも会員になれる「日本映画テレビ技術協会」ですが、入会金と年会費は必要です。「個人会員」は入会金5,000円と年会費15,000円、会員証発行費1,000円が。「学生会員」なら入会金1,000円と年会費5,000円、会員証発行費500円がかかるので一見高そうですが、実際それ以上にお得になるのかが気になりますよね。

会員になると1,100円～1,200円で映画を観られるようになります。チケット代が大学生料金で1,500円なので、1回で約300円お得に。学生会員の場合を見てみると初年度は会費などで6,500円かかるため、年間22回以上映画を観れば元を取れる計算です。

2年目からは入会金が不要になるので、さらにお得に利用できます。
ただし、会員割引は全国どこの映画館でも適用されるわけではありません。該当するのは札幌市、宮城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、奈良県、大阪府、兵庫県、広島県、福岡市、愛媛県、香川県、高知県、徳島県にある協会に加盟している映画館のみ。

詳しい加盟映画館情報は「日本映画テレビ技術協会」のHPに記載されていますので確認しておきましょう。またチケット購入時に会員証を提示しないと割引がされないため、窓口での購入が前提となります。オンライン決済では使えないので注意してくださいね。

映画館割引以外にも嬉しい特典が！

ほかにも機関誌を毎月送付や映像技術のノウハウが詰まった「映画テレビ技術手帳」がもらえるなど、豪華な特典もついてきます。協会主催の各種セミナーへの参加割引や研究会・部会への参加資格も得られますよ。

すでに入会している人からは「いつでもシニアと同じ料金で観られて有り難い！」「安いし提携映画館多いしで映画を観に行きやすくなった」などの声が寄せられています。

毎月2回以上劇場へ足を運ぶ人なら確実にお得になる「日本映画テレビ技術協会」。あなたも会員になって、映画館に足繁く通ってみては？

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