★楢木さんからのアドバイス
大皿の料理を銘々皿に取り分けようというのですね。
もし内定者同士であれば、各自が自分の分を取り分けたり、大皿を回しあうのが良いと思います。
しかし目上の方などが同席されている場合、まずは相手のお皿に取り分けようと考えるのは良い心得だと思います。あるいは親しい仲間同士でも、親切に取り分けていただくことはうれしいものです。ご質問は、そんな場面でのことでしょう。
テーブル席に着いた者同士で銘々皿に取り分ける場合は、おいてあるお皿に取り分けるのではなく、お皿をいただいて、自分の手元近くで取り分けるやり方が無難です。
こぼしたり、身を乗り出したりしなくて済むからです。 大皿を少し自分に引き寄せ、銘々皿に取り分けて相手にお渡しします。
「お取りいたしましょう」と申し上げて、銘々皿を相手からいただきます。相手がお話に興じられているときは、自分のお皿に取り分けて差し上げ、「そちらのお皿をいただきましょう」と申しあげても良いかも知れません。
日本では取り分けは女性の仕事、目下の仕事のように思われていますが、男性が率先したり、目上の者がゆったりと取り分けるのも心地良いシーンです。
とくに取り分けるのに少し骨が折れる場合、腕を上げたり力が必要な場合は、男性の仕事だと心得ておきたいものです。
■回答:楢木 望(ならき のぞむ)
1948年東京生まれ、千葉大学教育学部卒業。1971年リクルート入社。「月刊就職ジャーナル」編集長など歴任。1985年にライフマネジメント研究所設立。採用・教育・就職コンサルタント。ニューズレター「採用と人材の手帖」発行人。「内定者のための学習メールマガジン」開発。メールマガジン「キャリア・キッチン」発行。http://www.lmi-tokyo.com
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