人生に3回ある「お金の貯め時」実際に貯められた人はどれくらい?どうやって貯めた? #Z世代pickフレッシャーズ

2025/02/23

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。お金を貯めるべき時があるって知ってますか?今日はそんな貯め時のお話です!

終活の情報メディア「終活瓦版」を展開する株式会社林商会は、人生の3つの貯め時に関する調査を実施した。

調査期間:2024年11月19日~2024年11月22日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:子供のいる40代以上男女
有効回答人数:200名

人生には、「お金の貯め時」と呼ばれるタイミングが3つあると言われている。

3つの貯め時は、収入と支出のバランスが取りやすく、お金を貯めやすい大切なタイミング。

しかし、実際にその時期にしっかりと貯蓄ができている方は、どのくらいいるのだろうか?

また、3つの貯め時を経験した方が、将来に対するお金の不安をどのように感じているのかも気になるところ。

そこで株式会社林商会は、子供のいる40代以上の方200名に「人生の3つの貯め時」に関するアンケート調査を行った。

将来のお金に対して、多くの人が抱えるリアルな声を集め、その背景や対策について考察する。

52.5%の方が「3つの貯め時」を知っている

(N=200,n=200、単一回答。2024年11月19日~2024年11月22日に実施したインターネット調査による)

はじめに、「人生には3つのお金の貯め時があることを知っていますか?」と聞いたところ、「はい」と答えた人は52.5%、「いいえ」と答えた人は47.5%と、ほぼ同程度の結果となった。

多くの方が将来を見据えてお金の計画に対する意識をもっている一方で、「貯め時」という考え方に馴染みがない人も少なくない。

お金には、「就職~結婚」「結婚~子供が小学生」「子供が独立~定年」という3つの貯め時がある。

「貯め時」を意識している人は、結婚や子育て、老後といったライフステージの中で計画的にお金を管理しているのだろう。

一方で、「いいえ」と答えた人は、将来のお金に対する知識が不足しているかもしれない。

 「1つ目の貯め時」に貯められた方は半数程度

(N=200,n=200、単一回答。2024年11月19日~2024年11月22日に実施したインターネット調査による)

次に、「1つ目の貯め時(就職~結婚)に貯められましたか?」と聞いた。

アンケート結果から、「貯められたと思う」と答えた人が19.5%、「どちらかというと貯められたと思う」と答えた人が32.5%と、約半数以上が貯蓄に一定の成果を感じていることがわかる。

一方で、「どちらかというと貯められなかった」「貯められなかった」と回答した人も各24%ずつおり、貯蓄の難しさを感じる人も少なくない。

社会人としてのスタートを切るこの時期は、生活費や大きな支出が比較的少ないため、人生の中でも大事な「貯め時」とされている。

しかし、自由な時間やお金があるからこそ、自己投資や趣味に費やす人も多く、貯金とのバランスに悩むこともあるのではないだろうか。

以下では、それぞれ回答理由を紹介する。

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貯められたと思う

「実家暮らし、無駄遣いもしなかったので、意識することもなく貯まった。」(40代男性)

「仕事で忙しく、ほとんどお金を使う余裕がなかったため。」(50代男性)

「あまり散財せず、将来に備えた」(40代男性)

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どちらかというと貯められたと思う

「実家暮らしだったので意識しなくても自然と貯まっていった。」(40代女性)

「毎月定額の貯金をしていたのである程度は貯金で来ていたと思うからです。」(40代女性)

「特に収入は多くはなかったですが、コツコツと計画性を持って貯められたから。」(40代男性)

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どちらかというと貯められなかったと思う

「就職先が安定していなかったので収入が少なかったため貯蓄できなかった」(50代女性)

「遊んだり、食事に行ったり、自分の楽しいことや趣味に使いたいだけ使っていたから。」(40代女性)

「収入があまりなく、奨学金の返済などでたまらなかった」(40代男性)

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貯められなかったと思う

「転職を繰り返していたし、一人暮らしでお金を貯める余裕がなかったから」(40代女性)

「まだ若く、将来や老後の不安など想像もしなくて収入のほとんどを遊びに使っていた。」(50代男性)

「その当時収入があまりなく、生活するだけで精一杯だったので貯蓄はできなかった」(40代男性)

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1つ目の貯め時(就職~結婚)に「貯められた思う」と感じた人の多くは、実家暮らしや計画的な貯金を行なっており、収入の使い道に慎重であった様子が伺える。

一方、「貯められなかった」と答えた人の理由には、収入の不安定さや奨学金返済、一人暮らしによる生活費の増加など、貯金に回せる余裕がなかったことが理由として挙げられた。

また、将来への意識が薄く、趣味や遊びにお金を使い、貯蓄を優先できなかったという声も見受けられる。

この時期は、比較的支出が少なく貯蓄をしやすい「貯め時」とされますが、環境や考え方次第で貯蓄に大きな差が生じることがわかった。

「2つ目の貯め時」に貯められた方は44.1%

(N=200,n=188、単一回答。2024年11月19日~2024年11月22日に実施したインターネット調査による)

続いて、「2つ目の貯め時(結婚~子供が小学生)に貯められましたか?」と聞いたところ、「貯められたと思う」と答えた人は44.1%、「貯められなかったと思う」と答えた人は55.9%と、貯められなかったと思う人が過半数を超える結果となった。

この時期は、比較的教育費が抑えられ、家庭における収支のバランスを整えやすい時期とされている。

しかし、実際には生活費や住宅購入、育児用品などの支出が重なることも多く、思うように貯金ができなかったと感じる人も多い。

「貯め時」と認識していても、計画的な家計管理が難しいと感じることもあるだろう。

それぞれの回答理由は、以下の通り。

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貯められたと思う

「子供が生まれてからは、今までのような働き方も出来なかった為、お金への意識が高くなった。今後の教育費や住居のことも考えて節約をするようになった。」(40代女性)

「まだ塾代などの出費がなかったので、しっかりと貯蓄できた。」(40代女性)

「小学生までが貯めどきと聞いていたのでフルタイム共働きで必死に貯めました。」(40代女性)

「子育てにお金がかかることを実感したのでなるべく貯蓄を増やす努力をしました」(40代男性)

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貯められなかったと思う

「結婚して早々にマイホームを新築して、貯金よりもローンの返済を優先したため」(50代男性)

「幼稚園から私立の一貫校に通わせたので、保育料や学費が高く、全然貯金できませんでした。」(50代女性)

「大丈夫だと思って、自分の買いたいものを気にせずに買っていたし、子どもが小学生のうちは旅行に行ったり、子どもの習い事でお金を使っていたので、たまらなかった。」(40代女性)

「子供が生まれ正社員をやめパートになり世帯収入がぐんと下がってしまい貯金が思うようにできなかったから。」(40代女性)

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2つ目の貯め時(結婚~子供が小学生)に「貯められたと思う」と感じている人は、子供の将来の教育費や住居費を見据えて節約を意識したり、共働きで収入を増やしたりしながら計画的に貯蓄を進めたという。

この時期を「貯め時」として捉え、行動に移していたことが成功につながったといえる。

一方、「貯められなかった」と回答した人は、住宅ローンや教育費、旅行や習い事など、子育てにかかる出費が収入を上回り、貯蓄まで手が回らなかった状況が伺える。

また、勤務形態が変わったことによる世帯収入の減少が、お金を貯められない要因となっている人もいた。

この時期は、貯蓄がしやすい一方で収入の減少や支出が増える場面も多く、計画的な家計管理が大切であることが浮き彫りになっている。

「3つ目の貯め時」に貯められた方は約半数

(N=200,n=51、単一回答。2024年11月19日~2024年11月22日に実施したインターネット調査による)

「3つ目の貯め時(子供が独立~定年)に貯められました(貯められています)か?」というアンケートでは、「貯められたと思う」と答えた人は49%、「貯められなかったと思う」と答えた人は51%と、ほぼ同数の回答が得られた。

この時期は、子育てが一段落し、教育費などの大きな支出が減少するだけでなく、収入が安定していることも多く、将来に向けた資産形成に集中できる大切な「貯め時」といえる。

しかし、現実には老後資金への不安や住宅ローンの返済、親の介護など、予想外の出費が重なり、貯蓄が思うように進まないケースも少なくない。

それぞれの回答理由は、以下。

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貯められたと思う

「今まで子どもにお金を使っていた分を貯めることが出来るようになり、夫婦の生活は将来の為に切り詰めたからです。」(50代女性)

「夫婦の老後の事を考え計画的に貯められているからです。」(40代男性)

「住宅を購入したので家賃の支払いや駐車場の支払いなどがなく、収入の多くを預金に回せた。特にローン返済後はより多くのお金をためることができた。」(60代以上男性)

「収入もあがり、かかる費用も減ったため預金できている」(40代男性)

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貯められなかったと思う

「母親の介護費用でそれどころではありませんでした。」(50代男性)

「子供の学費にお金がかかったため。」(50代男性)

「家のローン、車のローンが残っているから」(50代女性)

「子供の在学期間が長く、独立するのが遅かったうえ、定年前であるがお給料が減っているため」(50代女性)

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3つ目の貯め時(子供が独立~定年)に「貯められたと思う」と感じる人の多くは、子育ての負担が軽減され、収入が比較的安定している時期を活かし、老後資金の確保や預金に取り組んでいる。

住宅ローンの完済や固定費の削減など、この時期を「貯め時」と認識し、積極的に資産形成を行なっている人もいた。

一方、「貯められなかったと思う」と答えた人の背景には、親の介護や子供にかかった学費、家のローンなどの大きな出費が影響しているケースが多くある。

また、収入が減少する時期と重なることも、貯蓄を難しくする要因のひとつになるという。

支出が落ち着き、将来への意識が高まるこの時期は、最も貯めやすいと言えるかもしれない。

しかし、ライフイベントや予期せぬ出費が、預金の妨げになることもある。

どの時期も計画性とお金を使う優先順位が大切であり、早い段階から貯蓄を意識し、計画的に家計を管理することが大切と言える。

9割近くが「将来のお金」に不安がある!

(N=200,n=200、単一回答。2024年11月19日~2024年11月22日に実施したインターネット調査による)

最後に、「将来のお金の不安はありますか?」と聞いた。

アンケート結果では、「不安はある」と答えた人は63.5%、「どちらかというと不安はある」と答えた人は25%と、多くの人が将来のお金に対して不安を感じていることがわかった。

「どちらかというと不安はない」と答えた人は9%、「不安はない」と答えた人は2.5%と、将来のお金に不安を感じない方は少数しかいない。

将来に備えるためには、人生の3つの「貯め時」を意識して、計画的に資産を形成することが大切。

貯め時を上手に活かせば、老後の資金や思いがけない出費への備えを安心して準備できる。

以下では、それぞれの回答結果を紹介する。

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不安はある

「物価はどんどん上がっていて、それに対して給料は上がらない。漠然とした不安が消えない」(40代男性)

「年金が本当にもらえるかどうかわからないのに、自分たちが貯めたお金だけでやっていける自信もないから。」(40代女性)

「定年から年金をもらうまでの再雇用の給料が少ないことや年金だけで生活できないことです。」(50代女性)

「子供の教育費用が払えるか不安。」(50代男性)

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どちらかというと不安はある

「本当にこのままで大丈夫かという漠然とした不安がある」(40代男性)

「老後に備えるためにいくら必要なのか、見当がつかない。」(40代男性)

「子どもの学費などが、まだ未知数だから」(40代女性)

「雇用や年金や医療などの不安が拭えず、貯金だけで老後を賄えるのか、先の見通しが立たないから。」(40代男性)

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どちらかというと不安はない

「なんとかなるように副収入などを増やしたいと思う」(40代男性)

「たくさんはありませんが、生活を切り詰めれば年金で生活していけると思うからです。」(60代以上女性)

「何とかなると楽観している。困ったら二人で働けばよいと考えているので」(50代女性)

「将来に備えて投資なども行うようにして対策を考えています」(40代女性)

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不安はない

「資産運用をするから」(40代男性)

「貯蓄はしっかりとできているので不安はないです」(40代男性)

「結婚した時に老後のこと考え、共働きで毎月決めた金額をしっかりと貯め続けることができているから。」(40代女性)

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将来のお金に「不安がある」と答えた多くの人は、物価上昇や年金制度への不信感、収入が減少する可能性を主な理由として挙げている。

また、「どちらかというと不安がある」と答えた人は、将来のための具体的な備えが不足していることで、漠然とした不安を感じているケースも多いという。

一方、「不安がない」と答えた人は、計画的な貯蓄や資産運用、副収入の確保など、具体的な行動を起こしている。

「何とかなる」という楽観的な姿勢もみられますが、その裏には安心できる準備が伴っているのではないだろうか。

将来のお金に対する不安を軽減するためには、早期に計画して実行することが大切。

特に、将来のお金に対する不安が大きい人は、3つの「貯め時」を意識し、具体的な対策を立てることが将来の安心につながるという。

コーポレートサイト:https://hayashi-grp.com/
終活瓦版:https://syukatsukawaraban.com/


編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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