【電車通勤でしんどいことランキング】しんどさを紛らわせる工夫1位は…!? #Z世代pickフレッシャーズ

2024/06/25

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。通勤電車って嫌ですよね…。筆者は学校にもバイト先にも2時間かけて行っていますが、もうすでに鬱気味。時間と労力をかけて通勤している社会人のみなさんには頭が上がりません…。さて、今日はそんな通勤にまつわるお話です。

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株式会社AlbaLinkは、電車通勤をしている男女500人を対象に「電車通勤でしんどいことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにした。詳細は訳あり物件買取ナビにて公開中。

「通勤電車が混んでいてしんどい」と感じる人も多いのではないだろうか。混雑した電車に長時間乗っているのは、体力的にも精神的にもしんどいのではないか。

今回、株式会社AlbaLinkが運営する訳あり物件買取ナビは、電車通勤をしている男女500人を対象に「電車通勤でしんどいこと」についてアンケート調査を実施した。

【調査概要】

調査対象:電車通勤の方
調査期間:2024年5月28日~6月4日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性294人/男性206人)
回答者の年代:10代 1.8%/20代 22.0%/30代 36.2%/40代 25.6%/50代 11.4%/60代以上 3.0%

【調査結果サマリー】

・電車通勤でしんどいこと1位は「混雑する」

・住まいを決める際に電車通勤に関して考慮することは「最寄り駅が近い」

・電車通勤のしんどさを紛らわせる工夫1位は「音楽・ラジオを聴く」

電車通勤でしんどいこと1位は「混雑する」

電車通勤でしんどいことの圧倒的1位は「混雑する(222人)」。2位「遅延する(98人)」、3位「臭いが気になる(93人)」が続く。

通勤時間帯の電車は混雑するため、やはり混雑を負担に感じている人が多数。混雑によって「臭い」「座れない」「暑い」などのしんどさも出てくる。

1位 混雑する

・満員電車のときにぎゅうぎゅうに詰めさせられたり押されたりすること(20代 女性)

・パーソナルスペースが確保できないほど混んでいると、他人と接触するのでしんどい(30代 女性)

・多くの人々が密集し、できるだけ相手に触れたり体重をかけたりしないように、常に神経と体力をすり減らしています(50代 男性)

朝の通勤電車は混雑することが多く、大きなビジネス街に通じている路線などは、とくに混雑する。ぎゅうぎゅう詰め状態の満員電車に乗る場合、知らない人と密着することが辛い人も多い。閉塞感でしんどくなる人もいるのではないだろうか。

自分がストレスを受けるだけではなく、相手にストレスをかけないようにと気をつかうことに疲れる人もいるという。

2位 遅延する

・他社と直通運転している路線なので、しょっちゅう遅延する(40代 女性)

・人身事故や架線トラブルによる運休や遅延。代替輸送ができない路線なので本当に困ります(50代 男性)

・事故で電車が遅れること。自分の予定が狂ってしまいます(60代以上 男性)

電車では「悪天候」「事故」「急病人発生」「車内のトラブル対応」などによって、遅延が発生する。他の路線と相互乗り入れしている場合には、別路線の影響を受けて遅延することもあり、毎週のように遅延するとうんざりする人も少なくない。

遅延は乗客自身でコントロールできないため、予期できず、大きなストレスになる。遅延によって大事な商談や会議に間に合わなくなる可能性も。電車が止まって長時間車内から出られなくなった場合の体調不良やトイレを心配している人もいた。

3位 臭いが気になる

・夏になると、臭いが一番気になります(20代 女性)

・弱冷車のなんとも言えない臭いが苦手です(30代 男性)

・香水などいろいろな臭いが混じっている(40代 女性)

電車内には「汗」「香水や柔軟剤」などさまざまな臭いがある。夏だととくに汗や体臭が気になる上、夜遅くなると食事会帰りでアルコール臭がする人もいるだろう。

乗客が多いほど臭いも多くなり、しんどいと感じることが増えそうという。

4位 マナーの悪い人がいる

・「大きな声で話をする」「長電話をする」など、マナーの悪い人(20代 女性)

・スマホに夢中で体当たりしてきたり、空きスペースに行かず人に密着したりする人(40代 男性)

・足を拡げたり座席に荷物を置いたりして、他の人が座れるスペースを潰している光景(50代 男性)

車内には多くの人がいるため、気持ちよく過ごすためのマナーがある。例えば「通話は控える」「荷物は膝の上か棚に」「出入口を開けて、降りる人を通す」など。スマホに夢中で周囲への配慮が欠けているなど、スマホ関連の意見も複数寄せられている。

自分はマナーを守っているのに他の人が守っていないと、ストレスを感じる人も多いという。

5位 疲れていても座れない

・電車に乗ってる時間が約40分。座れなかったときは仕事前から40分立ちながら揺られるので、しんどいと感じる(30代 男性)

・30分座れないこと(40代 女性)

電車が混んでいると、疲れていても座れない。仕事前に長時間立ちっぱなしで電車に揺られると、職場に着いたころにはぐったりと疲れてしまいそう。

帰宅時、疲れているのに座れないのも、辛いものがあるという。

6位 雨天時の車内

・梅雨時期のジメジメとした感じ(20代 男性)

・雨だと傘がベタベタする(30代 女性)

・雨の日に服が濡れる(40代 男性)

雨が降っているときは車内がジメジメして気持ち悪いと感じる人も多数。

また雨の日ならではの「傘マナー」についても回答が寄せられている。傘を閉じずに乗車してくる人がいると、服が他人の傘にあたって濡れてしまうことも。「きちんと傘を閉じてから乗る」「折り畳み傘を使い、カバンの中にしまう」などの配慮が必要。

車内だけではなくホームや階段でも、傘の扱いには注意が必要という。

7位 車内の気温

・夏は蒸し暑いし、冬は厚着してるからすごく暑く感じる(20代 女性)

・冷房が効きすぎて寒い(30代 女性)

・暑さ。7月~8月はエアコンが効いているものの、他の季節は暑すぎる。冬も暖房と人でコートを脱ぎたくなる(40代 女性)

夏の電車は冷房が効いており、寒いと感じる人もいる。ただ人が多すぎると、冷房が入っていても暑いと感じる人もいて、感じ方は混雑状況や設定温度によってさまざま。また「冬も暖房と人で暑すぎる」という声もあった。

適温には個人差があるため、すべての人が快適と思える温度にするのは、なかなか難しいのかもしれない。「服の脱ぎ着で調節する」「人が多すぎない時間帯を選ぶ」など、乗客側の工夫も必要になってくる。

住まいを決める際に電車通勤に関して考慮することは「最寄り駅が近い」

「住まいを決める際に電車通勤に関して考慮すること」を聞いたところ、もっとも多かった回答は「最寄り駅が近い(112人)」だった。いわゆる「駅チカ物件」。

2位「最寄り駅に快速・特急が停車(98人)」、3位「複数路線が使える(82人)」と、最寄り駅のスペックに関する条件も多くの票を集めています。「楽」「効率的」に通勤できる場所で家を探す人が多いとわかる。

1位 最寄り駅が近い

・雨の日に遠いと大変だから(20代 女性)

・電車に乗ってからもストレスなのに、電車に乗る前から歩き疲れたくないから(30代 女性)

・駅まで自転車やバスを使うと余計な交通費がかかるので(40代 男性)

引っ越すときには電車通勤のことを考え、「駅チカ」の物件を選ぶ人が多いとわかる。駅から遠いと歩く時間が増えて大変な上、トータルの通勤時間も長くなる。雨天時や暑い時期・寒い時期などは、駅までの移動を辛く感じることも増えるだろう。

また歩けない距離だと「バス移動」「家族に車で送迎してもらう」「自転車移動で駐輪場を契約」といった手間がかかる。「駅・線路に近すぎると騒音などのデメリットはあるが、駅に近いとやっぱり便利」という声もあった。

2位 最寄り駅に快速・特急が停車

・通勤時間が短縮できるから(20代 女性)

・普通電車しか停まらないと乗り換えが面倒だし、電車の本数も少ない(30代 女性)

・早く目的地に到着するから。少しでも早く満員電車の混雑から開放されたい(40代 男性)

快速・特急電車が停車する駅だと、電車の本数が多くなる。また快速に乗れば、勤務地までの所要時間も短くなる。

各駅停車しか停まらない駅なら「途中の快速停車駅で乗り換える」という方法もあるが、乗り換えが面倒と感じる人も多いという。

3位 複数路線が使える

・電車が止まっても、違う路線で帰れるからです(30代 女性)

・遅延や運休の際に、他の経路に変更して通勤できるから(40代 男性)

・行き先によって使う路線を変えられるのは便利ですし、事故などでダイヤが乱れても違う経路を使って外出・帰宅できる安心感があるので、複数路線使える駅を選びました(50代 女性)

複数の駅・路線が使えるところに住むと、ひとつの路線が遅延したり運休したりしても、別の路線で通勤できる。とくに、遅延が多い路線をメインで使っている場合には、代替手段があると安心できるという。

いろいろな方向へ移動できることによって、転勤や転職をしても引っ越しせずにすむかもしれない。

4位 乗り換えが少ない

・乗り換えが少ないだけで楽だから(10代 女性)

・乗り換えすると時間もかかるし面倒だから(20代 女性)

・乗り換え時、マナーも含めてイライラする頻度が高いから(40代 男性)

「車内が混雑している中、乗り換え駅で下車する負担」や「乗り換え駅で人混みの中、目的のホームまで歩く負担」があるからと同社は考える。

降りた場所やタイミングが悪くて、うまく人の流れに乗れないと、人混みをかき分けながら移動することになって大変。そのため、できれば乗り換えなしで職場の最寄り駅まで行きたいという人が多いという。

5位 最寄り駅が始発駅

・始発駅なら座れる可能性が高いからです(10代 女性)

・始発駅で座って通勤できる電車があるか調べました。混雑した車内であっても、座っていれば多少は楽に通勤できるからです(30代 女性)

・始発駅だと、早めに駅に着いて待てば座れるから(50代 男性)

始発駅なら座れる可能性が高くなるため、「座って通勤したい」という理由が多くなった。

「路線の端にある駅」ではなくても、当駅始発の電車がある駅はある。例えば「車庫の近くにある駅」「折り返しできるようになっている駅」など。

一方で「最寄り駅が始発駅である必要はない」という人も。途中始発駅のいくつか手前にある駅の周辺に住み、途中始発駅で一旦降りて始発電車に乗る方法もあるからという。

電車通勤のしんどさを紛らわせる工夫1位は「音楽・ラジオを聴く」

電車通勤のしんどさを紛らわせる工夫の1位は「音楽・ラジオを聴く(167人)」でした。2位「本・マンガを読む(79人)」、3位「寝る・目を閉じる(64人)」、4位「ネットサーフィン・SNSチェック(57人)」、4位「動画を見る(49人)」が続く。

全体的には「スマホを使って何かしている人」「スマホ画面を見ている人」が多くなっている。

ただ「通勤中から画面を見ていると疲れる」という理由で、画面は見ずに音楽だけ流したり、考え事をしたりしている人も。混雑している車内ではスマホを見ていることすら迷惑になるケースもあるため、混雑状況や座れるかどうかによってもやっていることは違うのかもしれない。

1位 音楽・ラジオを聴く

・スマホで音楽を聴いて辛さを紛らわす(20代 男性)

・イヤホンで好きな音楽を聴くか、お笑い番組・トーク番組などの楽しい話を聞いて、押されることへの苦痛を紛らわしています(30代 女性)

・読書していたが、最近は目の調子が悪いので、ラジオやポッドキャストを聴いていることが多い。乗り換えが多くなったので、読書より連続性があってより良い気がする(50代 男性)

音楽や好きなタレントのトークに没頭することで、通勤電車のしんどさを紛らわせている人が多いとわかる。

また音楽やラジオを聴くために使うデバイスはスマホだが、スマホ画面を見ている必要はない。目が疲れず、他の人に「混雑しているのにスマホを見ているなんて迷惑」と思われることもない。

音漏れをストレスに感じる人も多いため、周囲に音が漏れていないかには注意するべきという。

2位 本・マンガを読む

・ひたすら読書しています。狭くて読書なんてできないかと思いましたが、案外普通に読め、小説の世界に没頭できるため時間があっという間に過ぎていきます(20代 男性)

・漫画アプリを読んでいる(30代 女性)

・本を読む。スマホゲームやネットサーフィンは目や頭が疲れそうなのでしない(50代 女性)

読書好きの人にとっては、ストレスの多い通勤時間が、本の世界に浸れる時間に変わる。またビジネス系の本を読むなど、通勤時間を勉強の時間にしている人も多いのではないだろうか。

ただ混雑している場合には、本を広げることで周囲の迷惑になってしまうことも。本を読むスペースがない場合は、オーディオブックもおすすめという。

3位 寝る・目を閉じる

・目を瞑り、あまり呼吸を深くしないでやり過ごす(30代 女性)

・目を閉じて、周りを見ないようにします(40代 男性)

・寝る。寝てしまえばすべてが気にならない(40代 女性)

座れたら寝るという人も、立ったまま目を閉じるという人もいた。周りからの視線や周囲のマナーが気になってしまう場合は、イライラしないために、目を閉じて情報を遮ってしまうのも有効な方法という。

4位 ネットサーフィン・SNSチェック

・ひたすらスマホを触って気を紛らわせる(20代 女性)

・夕食の献立をインスタで検索する(30代 女性)

・スマホで自分の世界にこもること(40代 男性)

SNSやネットサーフィンで時間を潰している人も多くなっている。SNSでひとつの投稿をチェックすると、関連する別の投稿も気になって、気がつくとあっという間に時間が過ぎていることも多いのではないだろうか。

検索するだけではなく、書き込みや友人とのコミュニケーションをしている人もいた。またニュースサイトをチェックする人も多い。

ただ電車内で無理な姿勢のままスマホを触っていると、「隣の人に肘がぶつかる」などの迷惑になることもあるので注意するべきとのこと。

5位 動画を見る

・ドラマやアニメを見ていれば、30分があっという間(20代 女性)

・海外ドラマを見る(30代 女性)

・スマホにイヤホンをつけてテレビを見ている(60代以上 男性)

イヤホンをつけて動画コンテンツを見ている人もいた。視聴しているのは、YouTubeや有料動画配信サービスなど。「気になるドラマや映画がある」「推しの動画を見たい」など、好きなコンテンツがある場合は、通勤時間が楽しくなりそう。

なお動画配信サービスの中には、コンテンツをダウンロードできるものもある。通勤中の通信量や通信環境が気になる場合は、自宅でコンテンツをダウンロードしてから視聴するといい。

まとめ

混雑した通勤電車に長時間揺られるのは辛いという。通勤電車のストレスを紛らわせる方法としては「音楽・ラジオを聴く」という人が多くなっている。

根本的に電車通勤の辛さをなくしたいなら、リモートワーク可能な仕事に転職する方法がある。リモートワークができないなら、「フレックスタイムを使って通勤時間をずらす」「会社の近くに引っ越す」などの対応も可能という。

路線によっては有料のシート席を用意しているところもあるので、座ることを優先したい人にはおすすめとのこと。

⇒夏場の通勤時の寒暖差が仕事パフォーマンスにも影響!?今夏は“通勤時かくれ熱中症”にも注意を! #Z世代pickフレッシャーズ

編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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