社会人の服装や髪型ってどうしたら良い？ 学生と違って厳しいルールがあるの？ #キャリアロードマップの一歩目

こんにちは！　キャリアカウンセラーの"ひつじ"です。
年が明けると、いよいよ入社へのカウントダウンを感じてしまう人が増えてきたのではないでしょうか？
そこで今回は、内定先にはちょっと聞きにくいライトなお悩み。社会人の服装や髪型についてお話をしていきたいと思います。
バブル崩壊直後は制服廃止が各社進んだため女性に多い悩みでしたが、最近はオフィスカジュアルの浸透により男女共通に悩みになってきているかと思います。

＜目次＞
1．"着るかも""使うかも"をお得に買うのは正解？不正解？
2．入社までは、好きな髪型にしてて良いよね？
3．服装も髪型も縛られたくない！　自分のポリシーを貫きたい！

"着るかも" "使うかも"をお得に買うのは正解？不正解？

世間では冬物のバーゲンまっさかり。「社会人になってからの服をこの機会に買っておこう」と思うものの「この服って、社会人でも着られる服？」と考えてしまう場面もあるのではないでしょうか？
また、セールの文字を見ると、心が浮き足立ち（そういう心理になるように計算された広告が打たれているので）、会社に入ったら「着るかも」「使うかも」と財布の紐が緩くなってしまいそうになります。

結論から言うと、「着るかも」「使うかも」での購入はちょっと待った！

本当に必要だとわかっているものだったり、好きなものの場合は購入しても良いのですが、会社で使うものは会社に入ってから買い揃えていくことをオススメしています。
夢を壊して申し訳ないのですが、雑誌やネットで見る社会人像と現実は結構違います（メディアの制作陣が現場を知らずに作っている部分もありますしね）。また、会社によって服装の基準は異なるし、同じ会社であっても配属部署によって差があります。予測だけで購入するのは危険です。配属後、様子見してから購入していきましょう。

話は少しそれますが、セールで「着るかも」「使うかも」での購入は待った！とは言いましたが、事務職の人は冬のうちにちょっと大きめのカーディガン（ダーク色）があると便利かなとは個人的に思っています。節電と言いつつも、夏場のエアコンは結構体にきます。
でも夏場って、そんなにカーディガンは売ってないのですよね。更に個人的意見を付け加えると、ポケット付が便利です。

入社までは、好きな髪型にしてて良いよね？

男女共に、就職活動中は本来の髪型とは違う就活向けの髪型をしていた人が多いですよね。そのため、就職活動が終わったので髪型を元に戻そうとするも、内定式やら勉強会やらで戻す機会を失ったまま年を越してしまったというのはあるあるだと思います。

入社したら、業種によりますが、ある程度は制限が入ってくるので、今のうちに自分の髪型にしておいたら良いのでは？と思います。ものすごく悲しい話ですが、男女関係なく髪は加齢と共に減るものなので、自分の好きな髪型をするということに対して、悔いは残さない方が良いかというのが社会人〇〇年している経験者の意見です。
（社会人になったら、自分の身を守るためにも毛髪の話はしないことをオススメしています）

服装も髪型も縛られたくない！　自分のポリシーを貫きたい！

「髪型を入社式までにはちょっと控えめにしておいてね」と伝えて、「茶髪は僕のポリシーです！」と返されたことがあります。

会社から服装や髪型の強制はできません（日本の法律上ね）。でも、ルールというか基準は会社ごとにあります。歴史の長い会社だと年輩の人が多いため、その基準はベンチャーに比べて厳しいでしょう。「今どきではない古臭い」基準を持つ会社もあるでしょう。それを「今どきではない」からと、自分の信念を貫き通すのは果たして正解でしょうか？

きつい言い方をしますが、まだ何の成果も出していない新入社員が、「会社の基準が自分に歩み寄って来てよ！」となると受け入れてもらえるでしょうか？
また、服装や髪型の基準というものは、顧客層など、会社の置かれている環境も大きく影響しています。信念を持つことは大事ですが、広い視野で物事を考えておいてもらえたらなと思います。

「人を見た目で判断してはいけない」と、小さい頃からさんざん教え込まれてきていますが、どれだけきれいごとを言っても、見た目の第一印象というのは重要です。どれだけあなたが良い人であったとしても、最初の入り口でつまづいてしまったらもったいないです。上手にセルフプロデュースをしていくことは、社会という大海を泳ぐ上では重要です。

自分の信念は休日に注力し、仕事をしやすい服装・髪型の“自分”を用意してもらえたらなと思います。

最後に

偉そうに書きましたが、私は”部屋着”と”仕事着”の2択しかクローゼットに入っていないです。若い頃は、休日用とかあったのですが、だんだんと2択になっていったので、服選びの楽しさも若さの証だなと感じる今日この頃です。

入社まで残り約3ヶ月、卒論や後期試験があり大変かと思いますが、卒業旅行が楽しめそうな環境になりつつあるので、しっかり学生生活を楽しんでくださいね。

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