"社内恋愛"ってアリ?ナシ?長い目で見て向いている人とは? #キャリアロードマップの一歩目

2021/07/13

社会人ライフ

連載TOPイラスト:伊藤ハムスター

こんにちは、キャリアカウンセラーの"ひつじ"です。
コロナに加えて、梅雨が明ける前から猛暑日があったりと、激しい気候に翻弄されてメンタルが弱りがちですよね。
そこで前回はメンタルヘルス対策についてお話しました。今回は、少し雰囲気を変えてライトな話題"社内恋愛"について考えていってみましょう。

<目次>
1."社内恋愛"ネタは、みんなの大好物?
2."社内恋愛"のメリット・デメリットって何だろう?
3.社内恋愛に向いている人はどんな人?

"社内恋愛"ネタは、みんなの大好物?


学生さんや新入社員と雑談をしていると、私のキャラクターも影響しているのか、和やかな話になってくると、目をキラキラと輝かせて「社内恋愛ってあるんですか?」と聞かれることが多いです。

今後あるかもしれない素敵な出会いや、ドラマのようなかっこいい恋愛に心をときめかすというのは、新生活への不安を打ち消す良い材料ですよね。

ただ"社内恋愛"とは、文字通り「会社内での恋愛」です。会社という一つのコミュニティの中での恋愛なので、軽々しい行動をすると会社における自身の立場が危うくなるものなのです。メリット・デメリットをきっちりと理解すると共に、恋愛・結婚は自身のキャリア形成に大きな影響を与えるものだということを理解しておいてくださいね。


"社内恋愛"のメリット・デメリットって何だろう?



私はどちらかと言うと社内恋愛否定派なので、デメリットの方が思い浮かびやすいのですが、メリット・デメリットをざっくりまとめるとこんな感じでしょうか?

<メリット>
・業務時間内でも接点がある
・仕事ぶりがわかる
・共通の話題が多い
・お互いの仕事への理解が得られやすい

<デメリット>
・仕事とプライベートの境界が薄い
・別れたときのリスク

恋愛ってうまくいっているときはまだ良いにしても、別れた場合、「別れた後も同じコミュニティに相手がいる」という状況は、マイナスなことの方が多いんですよね。仕事がやり辛いとか、別れた相手に新しい恋人ができたという情報が入ってくるとか。

「じゃあ、結婚にたどり着けるような相手と社内恋愛したら良いんですね?」と言われますが、まあ半分正解・半分不正解って感じですかね。

社内恋愛をするなら、結婚するという覚悟をもった上でして欲しいと思っています。でも、実際に付き合ってみないとわからないことって多いし、この何が起きるかわからない世の中で確実に結婚まで行き着くという保証はどこにもないですよね。
しかも、今は3組に1組が離婚に至るとまでも言われているので、結婚したからと言って決して安泰ではないんですよ。

また、結婚して夫婦共に同じ会社の場合は、先ほどのメリット・デメリットに加え
・職場と近距離の位置に住みやすい(勤務地が同じ可能性が高いため)
・産休育休や子育てに対する会社の理解が得られやすい(注:会社による)

 →夫婦の状況がわかっている分、仕事の重要度の低い側がお迎えに行くことができたりする
・会社が業績不振に陥った場合、家計へのダメージが大きい
といったものも追加されます。

恋愛や結婚って楽しいことなのでメリットはたくさん思い浮かぶと思います。ですが、恋愛も結婚も自分一人でするものではないので、うまくいかない可能性もあるものです。だからこそデメリットもしっかりと理解した上で、人生決定をしていってくださいね。 

社内恋愛に向いている人はどんな人?


こういう社内恋愛のようなライトな話題で引き合いに出すのは少し気が引けるのですが、高名な精神科医エリック・バーン氏は「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」と言っています。

自分自身が社内恋愛に向いている・向いていないかは自分のことなので変えることができます。ですが相手を変えることはできないので、下記の点を判断基準にして相手選びをして欲しいなと思います。

1.口がかたい

全員が全員、恋愛から結婚に至るわけではありません。だからこそ、結婚が決まるまでは秘密にしておいた方が得策です(別れても周囲にバレていないと、ダメージ小で済む)。

また、恋人や夫婦でないと知り得ないことをペラペラと話すような相手だと、同じコミュニティで働いていると働きにくくなります。

2.仕事における「相手の失敗を許容できる」「相手の成功を喜べる」

同じコミュニティで働く以上、相手の失敗も成功も目の当たりにします。
同じ会社で働いているため仕事ぶりや人柄はわかっているので、相手の失敗はまだ許容しやすいのかなと思います。
ですが「相手の成功を喜べる」というのはなかなか難しいです。

男女平等が求められる世の中だからこそ、恋人や夫婦であっても同じ会社の基準で測ったときに「査定が向こうの方が良い」「向こうの方が先に昇格した」となったときに、プライドが許せないということもありえます。

社内恋愛や社内結婚は、きちんとお互いを認め合い尊重し合える相手としてくださいね。

まとめ


「安易に社内恋愛するな」と私は常々言っていますが、若者たちの心にはあまり響いておらず、新入社員研修などの若手向け研修中に恋が芽生えることは多々あります。

自分の人生だから、恋が芽生えるのは良いのですよ。でもね、うまくいかなくなったからといって「研修の席変えて」「グループワークのメンバー変えて」といった人事への訴えはくれぐれも止めてくださいね(泣)。

ライター:ひつじさん文・ひつじ
キャリアコンサルタント&産業カウンセラー。新卒入社の企業での採用&研修担当を経て、現在はコンサルティング会社にて企業の相談事をメインに活動中。子持ち、資格マニア、雑学大好き。就職転職だけでなく、結婚出産等も含めたキャリア相談に定評あり。
Twitter:@ career_sheep


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