テレワークに最適なインターネット回線は?チェックすべきポイントも紹介!

2021/05/14

リモートワーク

2020年頃から定着しはじめてきたテレワーク。感染症対策や働き方改革の一環として、国が推奨していることもあり、テレワークを積極的に取り入れる企業は今後もさらに増えると言われています。

しかし、いざ自宅や外出先で仕事をするとなると、不安になってくるのがインターネット環境です。

テレワークに最適なインターネット環境を整えることは、仕事を滞りなくスムーズにすすめていくうえで非常に大切です。

そこで今回は、テレワークに最適なインターネット接続環境を整える上で考慮したい点や、おすすめの回線について詳しく解説していきます。

テレワークや在宅勤務に最適なネット回線の条件

2020年以降、テレワークが増えたことに伴い、社外からのファイルやデータの送受信、およびオンライン会議などが、以前に増して頻繁に行われるようになりました。

こういった業務をスムーズに行うためには

・通信環境の安定性
・セキュリティ面
・回線契約に関するコストや期間

上記の点について考慮しながらインターネット回線を契約し、環境を整備する必要があります。

通信環境の安定性

ファイルやデータの送受信、およびオンライン会議、特に、同時に多くの人数が映像と音声でつながる会議は、想像以上にインターネット回線に負荷がかかります。

音声が途切れたり、画像が乱れたりする方は、インターネット回線の速度が遅いか、接続が不安定な可能性があります。

そのような場合、インターネット回線は通信が安定している光回線がおすすめです。

接続が不安定になる理由はいくつかあります。例えば、「複数台の端末が大容量のデータを送受信している」「Wi-Fiの電波が弱い場所で接続している」「パソコンやルーターの性能が低い」などです。心当たりがある場合は、まず上記を改善してみてください。

セキュリティ面

自宅や外出先で勤務する際に不安視されることのひとつに「セキュリティ面」が挙げられます。例えば、機密情報をやりとりする場合、会社で仕事をしている時は、セキュリティ対策をしている企業が多いので、従業員個人がパソコンなどの端末やインターネット接続環境に関するセキュリティを気にする必要はなかったかもしれません。しかし、テレワークでは、セキュリティ対策をおろそかにしていると、情報が漏れる可能性もあります。

「会社から支給されたパソコンだから大丈夫」という方もいらっしゃるかもしれません。確かに、パソコンは問題ないかもしれませんが意外と忘れがちなのがWi-Fiルーターです。

Wi-Fiルーターは電波が届く範囲であれば、パスワードを入力することで誰でも利用できる仕様になっているからです。

例えばWi-Fiルーターのパスワードが初期設定のままだったり、「0000」「1234」など簡単なものだったりした場合、近隣の他人に簡単に接続されてしまいます。そこからサイバー攻撃を受ける可能性があるのでWi-Fiルーターのファームウェアを最新にしたり、パスワードを強固なものに設定したりして、セキュリティを高めることも重要です。

回線契約に関するコストや期間

テレワークをきっかけにインターネット回線を契約する場合は、コストにも気を配っておきたいところです。

なかには、「回線工事が無料になる」、「Wi-Fiルーターを無料でレンタルできる」などのサービスやキャンペーンもあるので、うまく活用するとコストを削減できます。

また、回線を利用する期間についても考慮する必要があります。

同じ光回線サービスでも、長期間の利用を条件にお得なキャンペーンを享受できるものもあります。ご自身のインターネット回線の利用状況に合わせて、適切な契約を結びましょう。

テレワークや在宅勤務に最適なネット環境を構築するには?

テレワーク、特に在宅勤務に最適なインターネット接続環境を構築するには、「光回線を契約する」のがおすすめです。

光回線が在宅勤務に向いている理由は、下記の2つです。

・通信が安定している 
・基本的に通信制限を受けない

光回線は、通信が安定しているため、オンライン会議などでも音声が途切れたり、回線が落ちたりしにくくなります。また、光回線の多くは通信制限がないので、使い過ぎに不安を感じることもありません。

パソコンをWi-Fiでインターネット接続している場合は、Wi-Fiルーターの性能も大切です。回線にあった高性能なWi-Fiルーターを選びましょう。

まとめ

テレワークに最適なインターネット接続環境を整える上で考慮したい点や、おすすめの回線をご紹介しました。

自宅で円滑に業務を進めるためには、光回線がおすすめです。

ただし、自宅以外の外出先で、頻繁にインターネット接続が必要になる方は、モバイルWi-Fiの利用を検討すると良いでしょう。

いずれにしても、ご自身のテレワークの実施状況に合わせて、最適なインターネット回線を選定して契約することをおすすめします。

教えてくれたのは…

砂流 恵介さん

秋葉原でパソコンショップ販売員の経験を得て、日本エイサーへ入社。宣伝・広報を担当する。2013年に同社を退職後はパソコンを含むガジェットのレビューを様々なWEBメディアで執筆。また、BtoC企業を中心にPR業務やコンサルタント、ゲーム実況配信など、多方面で活動している。

構成・文:Media Beats
編集:マイナビ学生の窓口編集部
協力:東日本電信電話株式会社

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