【PayPayチャージ方法】一番お得なおすすめは?還元率の違いや手順も解説

更新:2023/09/06

お金の知識


「PayPayのチャージ方法、おすすめはどれ?」

PayPayのチャージ方法には銀行口座やPayPayカード、それからコンビニATMを利用した現金チャージなどさまざまな方法があります。そして「クレジット(旧あと払い)」といった方法も。

いろいろな方法があるからこそ、どれを選べばいいのか迷ってしまうという人は多いのではないでしょうか。

結論から言えば、「クレジット(旧あと払い)」が還元率最大1.5%ということで最もお得!現時点で一番におすすめしたい方法です。

ただし、設定の仕方によっては損をしてしまうので注意が必要です。

この記事では、PayPayのチャージ方法の種類をご紹介した上で「結局どこがおすすめか?」をずばりお答えします。還元率の違いや、具体的なチャージ手順もあわせて解説していきます。
※2023年8月現在の情報です。

PayPayへのチャージ方法の種類紹介

PayPayの利用には、大きく分けてチャージして使う方法と、連携したクレジットカードを使う方法との2種類があります。

このうちチャージして使う際は、現金でATMからチャージするほか、銀行口座やPayPayカードを連携させて、そこからチャージすることもできます。PayPayの6つのチャージ方法について表にまとめました。

チャージ方法の種類 チャージ上限金額
銀行口座 50万円
(過去24時間)
200万円
(過去30日間)
PayPayカード
(旧Yahoo!JAPANカード含む)
本人認証サービス(3Dセキュア)設定済みの場合
2万円
(過去24時間)
5万円
(過去30日間)
ソフトバンク・ワイモバイル
まとめて支払い
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いの利用可能額による
現金
(セブン銀行・ローソン銀行各ATMの利用)
50万円
(過去24時間)
200万円
(過去30日間)
ヤフオク!・PayPayフリマ
売上金
50万円
(過去24時間)
200万円
(過去30日間)
クレジット(旧あと払い) 50万円
(過去24時間)
200万円
(過去30日間)
※登録内容や利用状況によって上記より低くなる場合あり

チャージ上限金額で注意したいのが、PayPayカード。ほかの方法は1回で50万円までが多いですが、PayPayカードは1回あたり2万円が上限です。

尚、2023年9月からは、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いは、毎月初回のチャージは手数料無料ですが、2回目以降のチャージでは2.5%(税込)の手数料が発生します。

PayPayチャージ方法ごとの還元率の違い

PayPayチャージ方法ごとの還元率


上記のチャージ方法の中で、最もお得になるのはどれなのでしょうか。実はチャージ方法にかかわらず、基本的な還元率は同じというのが現状なのですが、1点だけ例外があります。まずは基本的な還元率から見ていきましょう。

基本的な還元率は0.5%

PayPayポイントは、支払い方法と毎月の利用状況に応じて還元率が変わってくるしくみ。これを「PayPayステップ」と呼びます。

このPayPayステップでは、基本的なポイント付与分が0.5%となっています。さらに、達成条件をクリアすることで0.5%が上乗せされ合計最大1.0%。

これが、PayPay残高から支払う際に適用される還元率です。基本的には「チャージ方法にかかわらず」つまり銀行口座からでもPayPayカードからでも同じなのですが、1つだけ例外があります。

それはずばり、「クレジット(旧あと払い)」です。

クレジット(旧あと払い)がお得!

「クレジット(旧あと払い)」とは、厳密にはチャージというよりも、買い物で使った分をまとめて「あと払い」できるサービスのこと。

クレジット(旧あと払い)なら、先ほどお伝えしたポイント基本付与分が2倍!

PayPay残高の基本付与分0.5%
↓↓↓
クレジット(旧あと払い)の基本付与分は1.0%!

これに、達成条件クリアによる上乗せ分0.5%とあわせて最大1.5%のポイント還元。お得度Maxにポイントが貯まりますので見逃せません。

PayPayカードでチャージした場合はどうなる?

「でも、PayPayカードでチャージすればカードのポイントも貯まるのでは?」

冒頭の一覧表にあるとおり、チャージはPayPayカードを使うこともできます。するとPayPayカード(クレジットカード分)にもポイントがついて、二重取りできるような気がしますよね。

ですが、残念ながらポイントの二重取りはできないようになっています。

PayPayカードから残高チャージしている方は注意!
PayPayカードからPayPay残高へのチャージ分はポイント付与の対象外です。
(引用:PayPay「クレジット(旧あと払い)」


PayPayカードは唯一、残高チャージに使えるクレジットカード。ですがチャージによるポイント還元は得られなくなっているのです。

他のクレジットカードで支払った場合のポイントは?

少々ややこしいのですが、そもそもPayPayには残高チャージして使う方法だけでなく、連携した他社クレジットカードでダイレクトに支払う方法もあります。

「それならPayPayポイントとカードのポイントを二重取りできる?」

残念ながら答えはNo。単にPayPayを通して他社のクレジットカード払いを行っている状態ということになり、PayPayポイントは貯まりません。他社クレジットカードのポイントだけが貯まる形となります。

尚、2025年1月以降は、他社クレジットカードでの支払いができなくなることが発表されています。

各チャージ方法の手順

ここで、主なチャージ方法の手順についてご紹介しておきます。まずはお得度No.1のクレジット(旧あと払い)の手順から。

クレジット(旧あと払い)の利用手順

クレジット(旧あと払い)を利用するには、事前登録が必要です。

●用意するもの

・運転免許証(持っていない方はなくてOK)
・支払い用の金融機関口座
・勤務先情報


これらの情報をお手元に用意しておくとスムーズです。登録はPayPayアプリから。

1.アプリホーム画面の「残高」ボタンを右へスワイプ

2.個人情報の取り扱い事項を確認して同意をタップ

3.氏名・生年月日や勤務先情報などを順に入力。運転免許証の入力も。

4.プラスチック製カードの有無を選択し、口座登録して完了。


プラスチック製カードというのはPayPayカードのこと。つまりクレジット(旧あと払い)とは、実質的にはPayPayカードでの支払いを意味しているのです。

プラスチック製カードを作らない場合でも、アプリ内にバーチャルカードが発行されるイメージです。いずれにしてもクレジット機能となりますので、上記の申し込みで審査が行われます。

銀行口座の利用手順

銀行口座の登録をするには「本人確認」が必要です。本人確認さえ完了すれば、あとはアプリの指示に従って最短2分で登録できます。

1.アプリホーム画面の「すべて」ボタンをタップ

2.管理にある「銀行口座登録」をタップ
(本人確認が済んでいない場合はあわせて手続き)

3.銀行を選択し、画面の指示に従って口座番号等を入力して登録


登録が済んだら、ホーム画面の「チャージ」→「チャージ方法」→「〇〇銀行」と選択し、チャージしたい金額を入力することで即座にチャージ完了です。

ATMから現金チャージの利用手順

セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMから現金でチャージすることができ、手数料もかかりません。

1.ATMで「スマートフォン取引」または「チャージ」「QRチャージ」を選択

2.PayPayアプリで「チャージ」→「ATMチャージ」をタップ

3.ATMに表示されたQRコードを読み取る

4.アプリに表示された番号をATMに入力

5.ATMにチャージしたい金額分を入金して「確認」→「完了」


オートチャージも設定できる

PayPayはオートチャージも利用できます。設定しておくと残高を常に気にする必要がなくなりますし、レジ前で慌てることもなくとても便利に使えます。

オートチャージの設定手順はアプリホーム画面の「チャージ」→「オートチャージ設定」から行えます。

【結論】還元率最大!おすすめのチャージ方法

ここまで、PayPayチャージ方法の種類や還元率について解説してきました。

Point!
結局どれがお得かということですが、最大1.5%のポイント還元が期待できる「クレジット(旧あと払い)」が一番お得でおすすめ。PayPayあと払いなら、一般のPayPay残高の基本付与分0.5%と比べて2倍の1.0%の基本ポイント還元が得られます!


そんなお得な「クレジット(旧あと払い)」ですが、設定には注意が必要です。支払い設定を「リボ払い」にしてしまうと、実質年率18.0%の手数料がかかってしまいます。

そして何らかの理由でクレジット(旧あと払い)は使えない、そんな場合は銀行口座がおすすめ。

ほとんどの方は銀行口座を持っていると考えられますし、現金を持ってATMでチャージする手間も省くことができます。PayPayカードでチャージするよりも高額に対応できるのもポイント。

ただし、注意したいのがPayPayのポイント特典はたびたび変更されるということ。かつてはポイントの二重取りができたこともあったようですが、現在は二重取りができないしくみになっています。

近い将来また変更となる可能性ももちろんあります。お得に賢くお買い物するためにも、まめにアンテナを張っておくようにしましょう!


(マイナビ学生の窓口編集部)

【監修】根本 寛朗(FP Office株式会社)

ファイナンシャルプランナー。大学卒業後、証券会社、外資系生命保険会社を経て2015年FPとして独立。10年以上金融実務経験のあるFPとして子育て世帯を中心に年間300件以上の相談を行う。自身も投資家であり資産形成や資産運用相談を得意とし、ライフプランニングを軸に、住宅・教育資金・老後設計や相続などの相談にも対応している。また、新聞やWEBサイトの記事の執筆や監修を行い、セミナー講師、大企業の社員向け金融教育も行う。最近では、小・中・高校など教育機関での金融教育にも力を入れている。 

【メディア実績】 日経新聞、産経新聞、マイナビウーマンなど

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